カウンセリングが自分に必要であるのかどうかを悩む方は多いです。
ここではまず、自分はカウンセリングが必要なタイプなのかどうかを知っていきましょう。
さらに、もしもカウンセリングが必要である場合にはどうすればいいのかも併せてご紹介します。
カウンセリングが必要な人の3つの特徴は?
自分にカウンセリングが必要なのかどうかに悩む方へ、まずは、カウンセリングが必要な人の特徴をご紹介します。
カウンセリングが必要である人の特徴は次の3つになります。
自分に厳しく無理をしてしまいがち
自分に厳しく、無理をしてしまいがちな人はカウンセリングを受けることをおすすめします。
傍目から見れば、無理なことをしているのは一目瞭然であっても、本人は無理をしている事実に気づいていない、あるいはもっと頑張らなければならないと思っていることがあります。
カウンセリングを受け、第三者の立場に立って今の自分を見つめることで、自分が無理をしていることや自分に厳しいことに気付けるかもしれません。
悩みを人に言えない人
悩みを人に言うことで気持ちが楽になるという人は多いものです。
具体的なアドバイスが無くても、人に話せば自分の気持ちも整理でき、今後どうしていけばよいのかの立ち振る舞いが具体的に分かります。
ですが、悩みを人に言えない人あるいは悩みを打ち明けられるほど親密な人がいない場合には、カウンセリングを活用して悩みを打ち明ける機会を作るのがよいといえるのです。
自己肯定感が低く、落ち込みやすい人
自己肯定感が低く「どうせ私なんか…」と落ち込みがちな人もカウンセリングを受けたほうがよい人といえます。
カウンセリングを受け、自分の立場を明確にできるだけでなく、自分はこんなこともできている、あんなこともできるようになったと自分を自分で評価でき、自己肯定感を高められるかもしれません。
落ち込みやすいから他人に相談したら他人の評価で傷つきそう……と考えている方こそ、カウンセリングを活用すべきなのです。
Kimochiのカウンセリングは、信頼できるカウンセラーが登録しています。
また、アナタの悩みや今の暮らしに対し寄り添いながら一緒に考えていきます。
カウンセリングが必要な人は?診断でセルフチェック!
自分がカウンセリングを必要な人なのかどうかをセルフチェックしてみましょう。
ここに1つでも当てはまった場合にはカウンセリングを検討するのがおすすめといえます。
- 最近ストレスを感じる人
- 孤独を感じる人
- 他人に対して不快、不安を覚える人
- 現状を何とか変えたいと思う人
最近ストレスを感じる人
ストレスが溜まっていることが分かっているけれど、そのストレスを具体的に解決する方法が分からないという人はカウンセリングが必要な人といえます。
また、ストレスを感じているかどうかが分からなくても、例えば朝起きるのが辛い、仕事に行きたくない、最近仕事の前によくお腹を壊すようになったなど何かしらの身体症状が出ている場合も、ストレスが身体の症状に出てきている可能性が極めて高いといえるのです。
孤独を感じる人
人と一緒にいても孤独を感じる人や、最近一人で過ごしていると寂しく感じるなど、孤独を感じている人も、カウンセリングが必要な人です。
とくに、近年では新型コロナウイルス感染症の影響で、人との物理的な距離が一気にできてしまいました。
徐々に、コロナの影響は緩和されているもののまだ持病を持っている方や、リモートワークができる職種では、自宅に一人でこもる時間が多くなっています。
そのため、孤独を感じる人が近年増えてきているのが実情です。
他人に対して不快、不安を覚える人
家族や友人、仕事の同僚など他人に対して不快感や不安感を覚えている場合はその理由を知るためにもカウンセリングが必要といえます。
他人に対して不快感を覚えた結果、危害を加えるなど取り返しのつかないことになるリスクがあるのはもちろんですが、人とうまく接することができなくなれば、社会生活もうまくいきません。
一旦、なぜ他人に対して不快や不安を覚えているのか、その理由を突き止めることが必要となります。
現状を何とか変えたいと思う人
いま現状を何とかしたいと考える方もカウンセリングが必要な人といえます。ただし、カウンセリングは、コーチングとは異なるため、具体的なアドバイスをもらえたり、自分を良い方向へ導いてくれたりはしません。
ただ、何とか今の状況を変えたいと考えるのであれば、カウンセリングを受けて現状と今後を見つめ直していけば、具体的に現状を変えるためのきっかけにはなるかもしれません。
カウンセリングを受ける・選ぶ際には、いくつか注意点があります。詳しくは、こちらの記事にてチェックしましょう!
カウンセリングが必要な人!こんな人には特にカウンセリングが必要かも
カウンセリングが必要だからと言ってすべての人が必ず受けなければならないというわけではありません。なぜならば、今後状況によってはカウンセリングを受けなくてもよい人になることもあるからです。
しかし、以下に当てはまる場合には、カウンセリングが必要な人であり、なるべくカウンセリングを受けるべき人となります。その特徴は次の通りです。
自分の悩みを考えて、言葉にできる人
自己分析ができているというのは一見すればよいことと捉えられるかもしれません。しかし、自分のことを自分で分析すると、自己嫌悪に陥ったり、深く考えすぎて心をむしばまれることもあったりします。
自分の口で、自分の状況を話せないというレベルにまで陥ると、カウンセリングで対応が難しい状態となりますが、自分の口で自分のことを話せるうちはカウンセリングの対象になります。
そのため、深く考えすぎて自己嫌悪に陥ったり、自分が嫌になったりする前に、この段階でカウンセリングを受けるべきといえます。
心理、社会的問題が背景にある人
職場の人の一言がきっかけで悩むようになった、家族からの対応が不満で悩んでいる、深く考える性格のため落ち込むことが増えたなど、心理的あるいは社会的な問題を抱えたうえで今の状態に至る場合には、カウンセリングを受けるべきといえます。
特に、心理・社会的問題が背景にある場合にはご自身が変わるだけではどうにもならず、時には社会に通ずる専門家につなげて環境調整をする必要がある場合もあります。
とはいえ、全部自分で行うのは難しいので、まずはカウンセリングを受けて、今後の見通しをつけていくというのも非常に重要になるのです。
自分で自分にカウンセリングが必要とわかっている人
自分で自分にカウンセリングが必要とわかっているのであれば、そのタイミングでカウンセリングを受けるのがベストです。
自分が必要なタイミングがカウンセリングを受けるのに良いタイミングですので、なるべく早くカウンセリングを受けましょう。
カウンセリングを継続して受けられる費用がある人
精神かあるいは心療内科による治療の一環としてカウンセリングを受ける場合には、保険適用となるのですが、個人でカウンセリングを受ける場合には全額自費となります。
カウンセリングを受ける場所や、職種によって金額に幅があるものの、概ね30分3,000円~10,000円以上かかることもあります。Kimochiのカウンセリングの場合、60分で5,000~7,000円程度となります。
また、カウンセリングは1回でなんとかなるということはほとんどなく、継続して受けていくことで徐々に改善を期待していきます。
そのため、カウンセリングを継続して受けられる十分な費用がないと、現実的にカウンセリングは難しいといえるのです。
参考:厚生労働省 | こころの耳 |Q5:カウンセリング効果の実際は?
カウンセリングが必要な人は今後どうすればいい?
自分がカウンセリングを必要としていることが分かったという人が気になるのが、今後自分はどうしていけばよいのかということではないでしょうか。
カウンセリングには種類があるため、以下を参考にしながら自分に合ったカウンセリングを受けてみましょう。
カウンセリングには種類がある!自分に合った方を受けよう
カウンセリングにはおもに、対面のものとオンラインのものがあります。特に、オンラインは、対面を控えたいという方、もっと手軽にカウンセリングを受けたいと考える方からの支持を受けるようになりました。
両者の特徴を詳しく見ていきましょう。
対面でのカウンセリング
従来の方法で、カウンセラーなど専門職とカウンセリングを受けたい方が1対1で対面で行います。
対面で行うことで、声や表情などの細かい動きで相手に自分の思いや感情をダイレクトに伝えられるという点がポイントです。
一方で、カウンセラーのいる施設に行かなければならないので手間がかかりますし、オンラインよりも費用が掛かるということが特徴です。
オンラインでのカウンセリング
オンラインでのカウンセリングは費用が安く、自分の受けたいタイミングで、受けたい場所で受けられるという点が大きなポイントです。
通信回線が悪いと受けられなかったり、微妙なニュアンスが伝わらないこともあるものの、近くにカウンセリングを受けられる施設がないという方や、施設に足を運ぶのが難しいという会社員から大きな支持を受けています。
オンラインでカウンセリングを受けるならば、Kimochiを活用していきましょう。
Kimochiは、自分に合ったカウンセラーを選び、オンラインでカウンセリングが受けられるサービスです。
料金もリーズナブルで、手軽に受けられる価格設定なのが魅力。臨床心理士や精神科医など心の専門家であり、経験豊富なカウンセラーが登録しているので、まずは気軽にこのサービスを活用してカウンセリングを受けてみてもよいでしょう。
カウンセリングは気軽に受けられるもの
今の状態で受けていいの?もっと悪化してからの方が…と思うかもしれませんがカウンセリングはメンテナンスとして活用されるくらい気軽に受けていいものです。
実際に海外では、風邪を引いたら医療機関へ行くのと同じくらいの頻度で、心のメンテナンスのために活用されています。
ですので、今回カウンセリングが必要な人とわかったらば、なるべく早くカウンセリング受けるのがおすすめです。
まとめ
カウンセリングが必要であっても早急にすべての人が受けるべきものではありません。
しかし、カウンセリングを受ければ心が楽になり、さまざまな問題を解決するための糸口が見えてくるということは間違いありません。
近年では対面だけでなくオンラインでのカウンセリングも充実してカウンセリングに対する敷居はぐっと下がっているといえます。
カウンセリングが必要な人あるいは、自分に必要と感じている人は、オンラインカウンセリングなども活用しながらもっと気軽にカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。