夫婦関係を築いていくうえで、悩みが尽きないと思われている方も多いのではないでしょうか。
夫婦関係の悩みを解決することで、軽やかな毎日を過ごせるようになります。
この記事では、夫婦関係で生じる悩み7つや改善方法、相談機関も紹介します。
夫婦関係でよくある悩みランキング!7位まで紹介
夫婦関係でよくある悩みをランキング形式で紹介します。
- 1位:不倫・浮気
- 2位:価値観の違い
- 3位:お金
- 4位:DV・モラハラ
- 5位:子育て
- 6位:セックスレス
- 7位:家庭内別居
ランキングでとりあげた悩みは、あくまでも一例です。
もしあてはまる悩みがあれば、詳細を読んでみてください。
【夫婦の悩み】1位:不倫・浮気
不倫や浮気が発覚すると、パートナーに対して信頼感が薄くなるでしょう。
パートナーだけではなく、不倫相手に対しても腹が立ち、復讐や離婚を思い浮かべてしまうかもしれません。
心の整理が難しい不倫・浮気ですが、離れるのか許すのかを決めるのはあなた自身になります。
また、不倫や浮気をしているかもしれないという可能性は不安やストレスに繋がり、子どもがいる場合は簡単に離婚ができないため、どう対応すれば良いのかが分からないという方もいると思います。
ひとりで考えるのが難しい場合は、夫婦の問題解決に詳しいカウンセラーに相談するとよいでしょう。
【夫婦の悩み】2位:価値観の違い
夫婦で価値観の違いが深刻化すると、関係に悪影響を及ぼします。
一口に価値観といっても、夫婦同士ですり合わせる必要のある価値観は多くあります。
- 生活習慣
- 金銭感覚
- 食の好み
- 子育ての方針
- 嫁姑問題
- 介護
価値観の違いは、自分にとって心地の良い考え方が人の数だけあることが原因で起こります。
乗り越えるためには、腹を割って話し合うことが大切です。
【夫婦の悩み】3位:お金
家計管理は、家族の生活を維持するために重要です。
お互いの金銭感覚が合わない状態だと、貯金もできず不満が募ります。
またお互いの収支を把握していないケースも、離婚の理由として挙げられます。
金銭感覚の違いを感じた瞬間の例は以下のとおりです。
- お金の使い方
- 趣味に使うお金
- 外食や車
お金を何に使うのか、管理の方法はどうするのかを夫婦でよく話し合うことで解決している夫婦もいます。
お金の問題は生活に直結してくるため、定期的に価値観を擦り合わせることが大切です。
【夫婦の悩み】4位:DV・モラハラ
DVとは、配偶者などの親密な関係にある、または過去その関係にあった人から振るわれる暴力のことです。
DVが起こる原因として、相手を思い通りにコントロールしたいためだと考えられます。
被害者側は恐怖感で疲弊してしまい、従わなくてはいけない状況になってしまいます。
ひとりで解決するのは難しいため、配偶者暴力相談支援センターなどの機関へ相談が必要です。
さらにモラハラも、家庭内でも起こる問題とされています。
以下のような言動がある場合は注意してみてください。
- 嘘をつく
- 暴言を吐く
- 常に相手を否定して認めない
DVやモラハラが起こっている場合は、実態を記録しておきましょう。SNSのスクリーンショットを撮ったり、日記をつけたりすると証拠になります。
【夫婦の悩み】5位:子育て
子育てをするようになってから、新婚当初に感じていなかった価値観や温度差に違いが出るケースがあります。
- 関わり方
- 甘やかせるかどうか
- 生活習慣
お互いの価値観の違いを認め、最低限のルールを話し合って決めておくことが重要です。
話し合うときは感情的にならず、意見を尊重しあうようにするとよいでしょう。
【夫婦の悩み】6位:セックスレス
セックスレスとは、1か月以上性交渉が行われないことです。
夫婦がお互いのペースで納得していれば問題ありませんが、片方が納得していない場合はセックスレスとなるでしょう。
辛く感じる理由は人それぞれありますが、愛されていないように感じたり、周囲に相談しにくいことが挙げられます。
セックスレスになってしまう原因は以下のとおりです。
- 妊娠・出産
- マンネリ化
- コミュニケーション不足
状況を放置してしまうと、ケンカが増えてしまい浮気や離婚に発展してしまいます。
スキンシップを増やし、マンネリ化しないためにいつもと違う状況を作り出す工夫が必要です。
【夫婦の悩み】7位:家庭内別居
家庭内別居は、同じ家に住みながら夫婦としての会話や愛情がない状態のことです。
実際に別居はしていないものの、夫婦関係が破綻している状態と判断されるため、離婚が成立する場合があります。
経済的負担がかからないメリットはあるものの、直接顔を合わせなくても些細なことでイライラしてしまいます。
家庭内別居が長く夫婦同士での話し合いが難しい場合は、第三者を挟んで話し合うのも選択肢の一つです。
夫婦の悩みが起きてしまう3つの原因を解説!
夫婦の悩みがなぜ起きてしまうのか、原因は以下の3つです。
- コミュニケーション不足
- 言葉遣いがきつくなる
- 生活習慣が合わない
原因を前もって把握しておくことで、改善につながりやすくなります。
夫婦の悩みが起きる原因1 コミュニケーション不足
日頃のコミュニケーションが不足していると、お互いの信頼や愛情が薄れてしまい、悩みやすれ違いの原因になります。
例えば、生活習慣が異なるとお互いに顔を合わせる時間が限られます。
そのため、話したいと思っても時間が足りなくなり、お互いの本音がわからないまま悩みを放置した状態になるため、すれ違いが起きやすくなると考えられます。
夫婦の悩みが起きる原因2 相手の言葉遣いがきつい
言葉遣いがきつくなると相手からの優しさが感じられなくなり、相手に直接相談できずに悩みを抱えてしまいます。
親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、夫婦関係だからといって相手を見下すような言い方は関係性に悪影響を及ぼします。
お互いに傷つけるようなきつい言葉遣いではなく、相手を思いやるようなことを意識して伝えることが重要です。
夫婦の悩みが起きる原因3 生活習慣が合わない
生活習慣が合わないとストレスが貯まってしまい、些細なことでも不満を募らせるようになります。
また会話や出かける時間が不足すると、一緒にいる意味がないのではないかと感じてしまいます。
育った環境や習慣、性格が違うためお互いが快適に過ごせるようすり合わせることが重要です。
また夫婦そろって過ごせる時間が休日の場合、1日中別行動ではどちらかが我慢しなければいけない状況になります。
休日にどの程度話したいのか、どういう風に過ごしていきたいか擦り合わせましょう。
夫婦の悩みを改善する5つの方法とは?
夫婦関係で生じる悩みの改善方法は、以下のとおりです。
自分の態度を振り返るだけではなく、相手に対しての接し方を変えることが求められます。
ひとりで抱え込まずに話し合いや、第三者に相談してみましょう。
相手の良いところを見るようにする
髪型や服装など些細なことから相手の良いところを見るようにすると、悩みだけではなく夫婦関係の改善にもつながります。
また相手の良いところを見つけられたら、褒めるようにするとより良くなります。
定期的に話し合う
悩みがあって考える前に、夫婦同士で定期的に話し合うことが重要です。
食事や休日のタイミングに時間を設けて、日頃思っていることや、不満に感じていることを伝えることで、抱え込みすぎて爆発する事態が防げます。
生活習慣が合わない夫婦は、話し合える時間帯を決めておくとよいでしょう。
自分に反省点がないかどうか振り返る
相手に不満を感じたときは、自分に反省点がないか振り返ってみましょう。
悩みを抱えているときは相手を攻めてしまいたくなりますが、一度ひとりで振り返ってみることで、気づける場合があります。
相手に一方的に伝えるのではなく、自分の言動や態度で思い当たるようなことはなかったかを一歩引いて考えてみると、冷静になれるでしょう。
日頃から感謝を伝える
何かをやってもらって当たり前ではなく些細なことからでよいので、日頃から感謝を伝えてみましょう。
もし最近言っていないと感じたら、1回でもいいので行ってみることをおすすめします。
感謝の言葉は、相手に対する気遣いの表れでもあるため、普段言わないようなタイミングで使ってみてください。
共通の知人や自分の親へ話してみる
夫婦で共通の知人や親へ悩んでいることを伝えると、違った視点でアドバイスがもらえます。
夫婦同士では気づかなかったことを言ってもらえたり、改善への糸口になったりするため、当人同士で抱え込まずに、悩みを話してみてください。
もし身近に相談できる人がいない場合は、オンラインカウンセリングkimochiを活用してみてはいかがでしょうか。
夫婦の悩みが相談できる機関一覧
夫婦の悩みが相談できる機関は以下のとおりです。
- オンラインカウンセリング「Kimochi」
- NPO法人「よつば」
- 自治体の行っている電話相談
機関の特徴をそれぞれくわしく紹介します。
オンラインカウンセリング「Kimochi」
「Kimochi」は、臨床心理士や精神科医などの専門家が在籍しており、自分に合ったカウンセラーを選べます。
登録されているカウンセラーは、プロフィールに動画を掲載されるため人柄や話し方がわかるため、ミスマッチ防止につながるでしょう。
自分自身のことだけではなく、夫婦の悩みも相談できます。
登録後、最短30分でカウンセリングが始められるため、すぐに相談したい方にぴったりなサービスです。
NPO法人「よつば」
NPO法人「よつば」は、年間相談件数が12,000件以上で、離婚や夫婦関係の悩みを専門とした無料相談窓口です。
浮気や不倫、関係修復など男女に関するトラブルだけではなく、弁護士や探偵探しにも対応しています。
よつばには専門カウンセラーが在籍しており、メンタルケアやアドバイスがもらえます。
スタッフはボランティアで活動しているためお金を払う必要はありません。
電話とメール連絡に対応しているため、家族にばれたくない人でも安心して相談できる環境が整っています。
自治体の行っている電話相談
自治体の行っている電話相談も、夫婦の悩みについて相談可能です。
埼玉県の場合は、女性と男性の悩みそれぞれに対応しており、公認心理師などの専門職が在籍しています。
さらに、内閣府では配偶者等からのDVに対応する相談窓口を開設しています。
電話の場合は、24時間対応しているため、緊急性が高い相談であってもすぐに相談ができます。
ただし、SNS相談の場合は時間が限られているため注意が必要です。
夫婦関係で悩んだらカウンセリングを活用してみよう
夫婦関係を解決するために話し合いをしてみたけれど、当人同士での解決が難しい場合は、カウンセリングを活用してみましょう。
ここでは夫婦カウンセリングの詳細を紹介します。
夫婦カウンセリングとは
夫婦カウンセリングは、夫婦やカップル間で生じる問題を扱います。
通常は1対1で行いますが、夫婦カウンセリングの場合は、夫婦2人で行います。
夫婦の悩みを周囲に打ち明けることに抵抗を感じる人もいたり、お互いに感情的にぶつかったりしてしまう可能性があるでしょう。
しかし、臨床心理士や公認心理師が気持ちを整理する手助けを行うため、冷静に悩みに向き合えます。
夫婦カウンセリングを受ける方法・料金
夫婦カウンセリングを受ける方法は、対面とオンラインがあります。
カウンセリング機関により、料金は異なるため注意しましょう。
夫婦カウンセリングの料金例は以下のとおりです。
初回 | 2回目以降 | |
対面(50分) | 3,500円 | 7,000円 |
オンライン(50分) | 6,000円 | 12,000円 |
ひとりで受けても、夫婦で受ける場合でも値段が変わるかどうかの確認をしておきましょう。
カウンセリングについて、もっと知りたい方はこちらから!
夫婦の悩みを抱えた時にカウンセリングを受ける5つのメリット
夫婦カウンセリングでは、以下5つのメリットが得られます。
- 第三者を交えることで落ち着いて話し合える
- 当事者だけではなく客観的に悩みを話せる
- パートナーの気持ちがわかる
- ストレスの原因が1つ減らせる
- 夫婦の悩みに対して一歩踏み出せる
夫婦カウンセリングを利用することで、よりスムーズにお悩みの解決策が見つけられるようになります。
第三者を交えることで落ち着いて話し合える
夫婦カウンセリングは、カウンセラーが話を聴くため、お互いに落ち着いて話し合えます。
また第三者が入ることで、当人同士では気づかない切り口で話が進められるため、悩みの解決につながりやすくなるでしょう。
当事者だけではなく客観的に悩みを話せる
夫婦カウンセリングでは、いつから悩んでいるのか、どう思っているのかを具体的に話す場面が出てくるため、客観的に悩みについて話せます。
夫婦同士になると感情的になってしまい、話し合いが平行線になりがちです。
しかし、カウンセラーが夫婦の様子を見ながら話をまとめるため、安心して話し合えます。
パートナーの気持ちがわかる
夫婦カウンセリングでは、悩みだけではなく夫婦の気持ちを重要視しています。
したがって、日常生活では気づかなかったパートナーの気持ちがわかるようになります。
夫婦の悩みについて話していく中で「こんなことを思っていたんだ」と気づくきっかけになるでしょう。
ストレスの原因が1つ減らせる
日々生活していく中で、ストレスは切っても切り離せないものです。
夫婦の悩みもストレスの原因になっているため、カウンセリングを受けることで負担が減ります。
夫婦の悩みに対して一歩踏み出せる
夫婦カウンセリングを受けることで、夫婦の悩みに対して一歩踏み出せるきっかけになるでしょう。
解決には時間を要しますが、カウンセラーと話し合うことで解決の糸口が見出せます。
Kimochiでは、オンラインカウンセリングに対応しており、臨床心理士や公認心理師がカウンセラーとして登録しています。
自分に合ったカウンセラーと意味のあるカウンセリングで、一緒に悩みの第一歩を踏み出しませんか?
まとめ
今回は、夫婦関係で生じる悩み7つと改善方法や相談機関について紹介しました。
夫婦の悩みだからといって当人同士で解決するのではなく、関係機関を頼りにして相談していくことが重要です。
第三者に悩みや気持ちを話すことで、気持ちが楽になります。
夫婦の悩みを解決する方法として、カウンセリングを取り入れてみてください。