学校生活や社会人になってから、「人間関係がめんどくさい」「関わりたくない」と、思ったことはありませんか。
それは「他人は自分を理解してくれない」、「職場=ミスをしてはいけない場所」などという自分自身の考え方や周りの環境に原因があります。
この記事では人間関係がめんどくさいと思う理由や、面倒だと思わなくなる方法を紹介していきます。
是非参考にしてください。
職場の人間関係がめんどくさいと思う人とは?
こちらは人間関係が転職のきっかけになったことはありますか?というアンケートを取った結果です。
学生の時はミスをしても笑っているか、先生に注意されることが多いです。
しかし、職場においては「お給料」が発生しており「働いている」ため、ミスが許されないので「人間関係がめんどくさい」と余計に思うきっかけになります。
同期入社・先輩社員・後輩社員・上司・お客様等、ミスをしてはいけない様々な人間関係が出てきます。
それを「めんどくさい」と思ったら、要注意です。少し頑張りすぎている可能性があります。
自分では、案外気が付かないうちに心が知らず知らずに「疲れた」と、メンタルヘルス(心の健康)が崩れて「心の風邪」をひきそうになっているかもしれません。
学生時代の友達と久しぶりに会って、「疲れてる?」など言われて、自分でやっと気がつくことがあると思います。
そんな「心の風邪」をひいてしまう前に、「人間関係をめんどくさい」と思わないように「心の健康を保つ」方法をお伝えします。
人間関係のストレスチェック診断
人間関係の中で感じるストレスがどのくらいあるかを確認してみましょう。当てはまる項目が多いほど、人間関係によるストレスが溜まっている可能性があります。
- 他人と接するのが面倒に感じ、避けたくなることが増えている
- 友人や同僚の一言が気になり、あとから思い出してモヤモヤする
- 人と会った後にどっと疲れを感じることが多い
- 周りに気を使いすぎて、自己主張を控えてしまう
- つい相手の反応を過剰に気にしてしまい、会話がぎこちなくなる
- 「無理して付き合っているな」と感じる人がいる
- 何気ない一言で自分を否定された気持ちになり落ち込む
- 自分の言動に後悔することが多く、反省ばかりしてしまう
- 連絡や返信が負担に感じ、後回しにすることが増えた
- 相手の期待に応えるために無理をしてしまう
4〜5つ以上当てはまる場合、人間関係がストレスの原因になっている可能性があります。ストレスを感じたら、少し距離を置いたり、自分のペースで付き合うことを心がけましょう。また、ストレスが解消されないときは、専門家に相談するのもひとつの方法です。
人間関係がめんどくさい!原因と理由
①周りに合わせようとしすぎている
そもそも、日本人は周りと皆と一緒であること。よく言えば「協調性」を求める傾向があります。
悪く言えば、同じでなければならないと考える人が少なくありません。
周りと足並みを揃えるようにという教育が子どもの頃からされているケースもあるので、少し周りと合わないだけで、コミュニケーションの取り方や距離感が掴めなくなり、人間関係がめんどくさくなってきてしまうのです。
②他の人を気遣いすぎている
「自分がよければそれでいい、自分本位」で生きてる人もいます。
人間関係を「めんどくさい」「疲れた」と思い、メンタルヘルスが崩れてきている人は、少なからず他人本位の人が多いのです。その中には、HSP(繊細さん)と言われる傾向を持つ方も多いです。
結果、周りに振り回され、自分の時間も取れずに疲れてしまうことになるのです。
③他の人の目を気にしすぎている
自分の周りからの視線、評価ばかりを気にしてしまう。これは多少は仕方がないのではないことです。
周りからの評価が気になるのは当たり前のことで、評価されたら嬉しいです。
しかし、それが過度に、過敏になりすぎると心の風邪やメンタルヘルスの崩れ、疲れの原因のひとつになりえるのです。
周りからよく見られたい・周りと同じにしなければいけない・どれほどに嫌なことでもNOと言えない・空気を読んで合わせないといけないと、思い込んではいませんか?
そんな時は自分の心の限界が来ており、メンタルヘルスケアにおいて課題が発生しているかもしれません。
メンタルヘルスにおける症状は沢山ありますが、今回は人間関係におけるメンタルヘルスケアについてお話ししたいと思います。
早めに解決をすることが大事で、重要なメンタルヘルスケアと言えるでしょう。
人間関係がめんどくさい時の4つの対処法
精神科・心療内科・カウンセリングをハードルの高いものと考えている方も多いと思います。
ですが、そのような場所を利用することも良いでしょう。
ここはセルフで行えるメンタルヘルスケアの仕方をご紹介したいと思います。
①自分を客観視してみる
これは、できている人とできていない人とが極端に別れるものです。
自分のことが客観視することができれば、「自分は間違っていなくて、周りに気をつかいすぎていただけ」と、と気が付いたりするものです。
いつも他人を主体で考えているからこそ、自分のことを客観的に見るようにすることが大事になります。
②信頼できる人に相談をする
これは、職場内や学校内などトラブルを抱えている場所以外の人に相談するとよいでしょう。
同じ輪の中で話してしまうと、どこで誰が聞いているか分からず、知らず知らずのうちに、話されてしまうかもしれないための回避のためです。
昔からの友人でもいいですし、家族など気がおけない関係性がある人に相談しましょう。
良いアドバイスをくれるかもしれませんし、「話して吐き出したこと」によって、「心の健康」を回復できることもあります。
無理や我慢しすぎて、「人間関係がめんどくさい」となりすぎないようにしてください。
③誰にも教えていないSNSやブログに書いてみる
こちらは、自分のことを知らない人にしか見られることはないので、本音で語ることができます。
しかしながら、インターネットは不特定多数の人が閲覧でき、書き込みができるので、誹謗中傷等がないように、または書かれていても見ないようにすることが重要です。
インターネットだからと言って特定の人物を傷つける発言には注意する必要があります。また、SNSのやりすぎで心が疲れてしまう場合もありますので、休みながら利用することがオススメです。
④ノートに書いてみる
今の気持ちを思い思いにノートに書くこともオススメです。
自分だけの見ることができ、誰にも見せない吐き出しノートであることで遠慮する必要がありません。
嫌なことや問題点などをノートに書くことによって、「書き出し、吐き出し、客観視をすることができる」という方法です。
書きだす内容については、嫌だったこともですが、「どんな些細なことでもいいから、毎日自分をほめてあげる言葉を書いてください」とカウンセラーもノートに書いてみてくださいと言います。
例えば、「いつもより5分早く起きれた。」とか「今日は用事があったから飲み会を断ることができた(NOと言えないことをどのような理由であれ、NOと言えたということです。」
そのような些細なことでもよいのです。
そのように毎日、「自分を褒めてあげる癖」をつけることによって、自分に自信がつき、客観視する余裕も出てきたりするものなのです。
その訓練により、心の風邪をひく前の「人間関係がめんどくさい」がなくなっていくのです。
オンラインカウンセリングのおすすめは「Kimochi」
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まとめ
- 自分以外は皆所詮「他人」です。(一定の距離を保つ)
- 「他人本位」ではなく「自分本位」(自分の軸となる芯となるものを持つ、見つける。)
- 第三者観点から自分を見てみる。
- 上記のセルフメンタルヘルスケアを行ってみる。
「人間関係がめんどくさい」と少しでも思わなくなりますように、肩肘を張りすぎずに、気を無駄に使いすぎずに、どうぞご自分を大切にしてあげてください。
それをすることによって、人間関係はしかり、心に余裕ができるため、仕事の効率もよくなり、その結果、人間関係がスムーズになったりとすることもあるためです。
また、自分を褒めてあげてください。
自分を褒めることによって、日々のルーティーンに「自分をどんな些細なことでも褒めること」を入れるだけで、朝の支度の時、「仕事行くのが嫌だなー」が少しずつ思わなくなっていき、少しずつ足取りも軽くなるので、いつも見過ごしていた通勤で通る道端に花が咲いていたことに気が付いたり、上を向いてみたら青空がきれいで心が澄むようになったりすることもあります。
「人間関係めんどくさい」という気持ちが軽くなることにより、素敵な人間にどんどん自分がなっていき、良いことが舞い込んでくる体質に、そして環境になっていくのです。