「職場のあの人のことを考えると、朝から気が重い」「友達と会ったあと、なぜかぐったりしてしまう」「家族の一言がずっと頭から離れない」。人間関係のストレスは、目に見えないぶん自分でも気づきにくく、知らないうちに心と体をすり減らしていきます。
悩みを一人で抱え込みやすい人や、周りに気を使いすぎてしまう人ほど、人付き合いのストレスはたまりやすいものです。けれども、それはあなたの性格が弱いからではありません。人間関係は、多くの人にとってストレスの大きな原因の一つです。
この記事では、人間関係のストレスがどれくらい多くの人に起きているのかをデータで確認し、セルフチェック、ストレスがたまったときに出やすいサイン、たまりやすい人の特徴、職場・学校・家族など場面別の原因を整理します。そのうえで、今日からできる対処法・解消法と、つらいときの相談先を紹介します。
読みながら、いまの自分に当てはまるところを探してみてください。
人間関係のストレスとは?働く人の約3割が悩んでいる
ストレスとは、外からの刺激によって心や体に負担がかかっている状態のことです。暑さや騒音、病気、仕事の忙しさなどさまざまな刺激がありますが、なかでも人との関わりから生じるものを、ここでは「人間関係のストレス」と呼びます。
厚生労働省の「令和7年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職業生活に関して強い不安や悩み、ストレスを感じている労働者は67.5%でした。人間関係のストレスはストレス全体の何割くらいなのでしょうか。強いストレスの内容(主なもの3つ以内)のランキングを見ると、次のような結果になっています。
- 仕事の量:39.5%
- 仕事の失敗、責任の発生等:39.5%
- 対人関係(セクハラ・パワハラを含む。):32.9%
- 仕事の質:30.7%
強いストレスを感じている人のおよそ3人に1人が、対人関係をストレスの内容に挙げています。男女別では、対人関係を挙げた割合は男性29.1%、女性37.6%で、女性のほうが高くなっていました(同調査の統計表より)。
職場だけでなく、家族や友人、学校、SNSなど、人との関わりはあらゆる場面にあります。人間関係でストレスを感じるのは、決して特別なことではありません。
人間関係のストレスチェック

けがや病気と比べると、ストレスは目に見えないため、自覚しにくいのが厄介なところです。
ここでは、セルフでできるストレスチェックの方法について紹介します。
人間関係に不満を感じ、「ストレスがたまっているかな」と少しでも感じた場合は、以下の状態と自分の状態を当てはめてみましょう。
- 他人と接するのが面倒に感じ、避けたくなる
- 誰かの一言が気になり、あとから思い出してモヤモヤする
- 人と会った後にどっと疲れを感じることが多い
- 周りに気を使いすぎて、自己主張を控えてしまう
- つい相手の反応を過剰に気にしてしまい、会話がぎこちなくなる
- 「無理して付き合っているな」と感じる人がいる
- 何気ない一言で自分を否定された気持ちになり落ち込む
- 自分の言動に後悔することが多く、反省ばかりしてしまう
- 連絡返信が負担に感じ、後回しにすることが増えた
- 相手の期待に応えるために無理をしてしまう
4つ以上当てはまる場合、人間関係がストレスの原因になっている可能性があります。
ストレスを感じたら、少し距離を置いたり、自分のペースで付き合うことを心がけましょう。また、ストレスが解消されないときは、専門家に相談するのもひとつの方法です。
学生の方も含め、まずはこのチェックで自分の状態を確かめてみてください。働いている方は、厚生労働省の「こころの耳」にある無料の「5分でできる職場のストレスセルフチェック」も、職場でのストレスの状態を知る手がかりになります。
人間関係のストレスがたまるとどうなる?心と体のサイン
人間関係のストレスは、気持ちの面だけでなく、体の不調や行動の変化としても表れます。次のようなサインが続いていないか、振り返ってみてください。
心に出るサイン
- 不安や緊張が続き、気が休まらない
- ささいなことでイライラする、怒りっぽくなる
- 急に涙が出る、泣きたくなる
- 気分が落ち込み、何をしても楽しくない
- やる気が出ず、集中できない
- 「自分なんて」と自分を責める考えが止まらない
体に出るサイン
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
- 頭痛や肩こり、めまいが続く
- 胃の痛みや吐き気、腹痛、下痢や便秘などおなかの不調
- 微熱が続く、熱っぽい感じが抜けない
- 食欲がない、または食べすぎる
- 疲れやすく、休んでもだるさが抜けない
行動に出るサイン
- 人と会うのを避ける、連絡を返さなくなる
- 遅刻や欠勤が増える、朝起きられない
- お酒やたばこの量が増える
- ミスが増え、仕事や家事がはかどらない
こうしたサインは、心と体が「少し休んでほしい」と知らせているものです。2週間以上続く、生活に支障が出ているといった場合は、一人で抱え込まず、後半で紹介するカウンセリングなどで誰かに話すことも考えてください。
ストレスが限界に近づいたときのサインについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
人間関係のストレスがたまりやすい人の特徴

人間関係のストレスは、相手の言動が原因になっていることももちろん多くあります。一方で、同じ出来事でも、受け止め方や関わり方のくせによって、ストレスの大きさは変わります。
ここでは、人間関係のストレスをためやすい人に多い7つの特徴を紹介します。当てはまっても、自分を責める必要はありません。自分のパターンを知ることが、対策の第一歩になります。
1. 思ったことを言えず我慢してしまう
「言ったら嫌われるかも」「場の空気を壊したくない」と、自分の意見や不満を飲み込んでしまう人は、知らないうちにストレスをため込みがちです。我慢が続くと、相手への不満が大きくなり、ある日突然限界がくることもあります。
2. 周りに気を使いすぎる
相手の表情や声のトーンに敏感で、いつも先回りして気を配っている人は、人と一緒にいるだけでエネルギーを消耗します。周りからは「気が利く人」と思われていても、本人はくたくたになっていることが少なくありません。
3. 頼まれると断れない
頼まれごとを断れず、自分の仕事や予定を後回しにしてしまう人もストレスをためやすいタイプです。引き受けすぎて睡眠や休息の時間が削られると、心にも体にも余裕がなくなっていきます。
4. 相手に期待しすぎる
「これくらい分かってくれるはず」「普通はこうするよね」と、相手に期待する気持ちが大きいほど、思いどおりにならなかったときの失望やいら立ちも大きくなります。人は、自分の思いどおりには動かないものです。
5. 人と自分を比べてしまう
同僚の評価や友人の暮らしぶりなど、つい周りと自分を比べて落ち込んでしまう人もいます。SNSで他人の楽しそうな様子を目にする機会が増え、比べる場面は以前より多くなっているかもしれません。
6. 自分に自信がない
自分に自信が持てないと、相手のちょっとした言葉を「否定された」と受け取りやすくなります。人に指示を出したり、自分から話しかけたりすることにも緊張し、人と関わるたびに疲れてしまいます。
7. 感情をぶつけてしまい後悔する
反対に、イライラを抑えきれずに強い言葉をぶつけてしまい、あとで自己嫌悪におちいる人もいます。関係がぎくしゃくして、さらにストレスが増えるという悪循環になりがちです。感情的になりやすいときは、心に余裕がなくなっているサインかもしれません。
自己肯定感の低さに悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてください。
自分が嫌い・自己肯定感が低いときの原因と克服方法(Kimochi)
人間関係のストレスはHSPの気質が関係していることも
人との付き合いで強いストレスを感じることが多いなら、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼ばれる気質が関係しているかもしれません。
HSPは病気ではなく、生まれ持った気質の一つとされています。他人の気持ちや周りのささいな変化に気づきやすく、相手の感情を自分のことのように受け取りやすいといわれます。そのため、周りの期待や反応に応えようとして、無理をしてしまいがちです。
他人の気持ちに寄り添える長所がある反面、会話の内容をあとから何度も思い返したり、相手の言動を深読みしたりすることが重なると、人間関係が大きな負担に感じられることもあります。
HSPについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
場面別・人間関係のストレスの原因
自分の性格とは関係なく、環境そのものがストレスの原因になっている場合もあります。ここでは、場面ごとによくある原因を見ていきましょう。
職場の人間関係のストレス
多くの人にとって、職場は一日のうち長い時間を過ごす場所です。居心地のよい人間関係なら仕事にも前向きになれますが、反対の場合は、職場に行くこと自体がつらくなってしまいます。職場の人間関係のストレスには、次のようなものがあります。
- 高圧的な上司や同僚がいる
- いじめや嫌がらせ、ハラスメントを受けている
- 職場の雰囲気やグループになじめない
- 仕事の分担が不公平だと感じる
- 労働時間や賃金への不満を言い出せない
パワハラやいじめにあたるような言動は、我慢して乗り切るものではありません。記録を残し、社内の相談窓口など職場の制度も使って相談してください。
職場のストレスについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
職場の人間関係がつらくて仕事に行きたくないと感じている方は、こちらの記事も参考にしてください。
職場の人間関係ストレスで仕事行きたくない…原因と限界な時の解消法(Kimochi)
学校の人間関係のストレス
学校は人間関係を学ぶ場所でもあるぶん、トラブルも起きやすい環境です。クラスや部活の友人関係、恋愛のもつれ、先生との相性、進路の悩みを相談できないことなどが、ストレスの原因になります。
同世代が多く集まる環境では、ささいなきっかけで関係に亀裂が入り、いじめに発展してしまうこともあります。つらいときは、保健室の先生やスクールカウンセラー、家族など信頼できる大人に話してみてください。
家族の人間関係のストレス
本来、職場や学校での疲れを癒やしてくれるはずの家庭が、ストレスの原因になる場合もあります。
- 夫婦の関係がうまくいかない
- 親とうまくいかない、干渉が強い
- 育児の悩みを一人で抱えている
- 義理の家族との付き合いがつらい
- 子どもの反抗期にどう向き合えばいいか分からない
産後は、睡眠不足や生活の変化が重なり、パートナーや親族との関係にストレスを感じやすい時期でもあります。家族は距離をとりにくい相手だからこそ、ストレスが長引きやすい関係です。
友人・ママ友・SNSでの人間関係のストレス
友人やママ友との付き合いでは、グループ内での気遣い、価値観の違い、誘いを断れないことなどがストレスになりやすいものです。
最近では、SNSやメッセージアプリでのやりとりも、ストレスの原因になっています。返信の速さを気にしたり、投稿への反応に一喜一憂したりと、対面でなくても人間関係の負担は生まれます。
友人と過ごす時間がストレスに感じる方は、こちらの記事も参考にしてください。
友達と過ごす時間がストレスに感じる?友人関係の悩みへの向き合い方(Kimochi)
どの場面の人間関係でも、ストレスの感じ方には個人差があります。「こんなことで悩むなんて」と思わず、いま感じているしんどさを大切に扱ってください。
人間関係のストレスの対処法・解消法8つ
なぜ人間関係のストレスはこれほど解消しにくいのでしょうか。理由の一つは、相手の気持ちや行動を自分では変えられないことです。また、ストレスの感じ方は人それぞれで、状況によっても違うため、「これをすれば必ず解消する」という正解はありません。それでも、試せる対策はたくさんあります。ここでは、人間関係のストレスを和らげたり、予防したりするための8つの方法を紹介します。
- ストレスの原因から距離をとる
- 自分のペースを大切にする
- 自分の気持ちを伝える練習をする
- 相手への期待を少しゆるめる
- 出来事と自分の解釈を分けて考える
- 心地よい人間関係を優先する
- 体をゆるめるリラックス法を試す
- 一人で抱えずに相談する
1. ストレスの原因から距離をとる
特定の人がストレスの原因になっているなら、まずは関わる時間や回数を減らしてみましょう。会う頻度を下げる、職場なら必要な業務連絡に絞るなど、物理的な距離をとるのが難しくても、心の距離をとることはできます。
「この人とはこの程度の付き合い」と自分の中で線を引いておくと、相手の言動に振り回されにくくなります。
2. 自分のペースを大切にする
周りに合わせてばかりいると、自分の時間や体力がどんどん削られていきます。誘いを断る、返信は自分のタイミングでする、一人の時間を確保するなど、自分のペースで付き合うことを意識しましょう。
すべての人と同じ距離で付き合う必要はありません。
3. 自分の気持ちを伝える練習をする
我慢しすぎてストレスをためてしまう人は、気持ちを伝える練習から始めてみましょう。相手を責めるのではなく、「私は〇〇だと助かる」「〇〇されると少しつらい」と、自分を主語にして伝えるのがコツです。
相手も自分も大切にしながら気持ちを伝えるこの方法は、「アサーション」と呼ばれています。最初は家族や親しい友人など、話しやすい相手から試してみてください。
4. 相手への期待を少しゆるめる
「普通はこうするはず」という期待が裏切られると、ストレスは大きくなります。人にはそれぞれの考え方や事情があり、自分の思いどおりに動かすことはできません。
「人は人、自分は自分」と考え、自分にコントロールできることに目を向けると、気持ちが楽になります。
5. 出来事と自分の解釈を分けて考える
同じ出来事でも、どう受け止めるかによってストレスの大きさは変わります。たとえば、あいさつを返してもらえなかったとき、「嫌われている」と決めつける前に、「聞こえなかったのかも」「忙しかったのかも」と、ほかの可能性も考えてみましょう。
起きた事実と、自分が感じたこと・考えたことを紙に分けて書き出してみると、気持ちが整理しやすくなります。
6. 心地よい人間関係を優先する
ストレスを感じる相手のことで頭がいっぱいになると、自分を大切にしてくれる人との時間まで減ってしまいがちです。一緒にいて安心できる人、気を使わずに話せる人との時間を、意識して増やしましょう。
職場以外のつながり(趣味の仲間、地域の集まりなど)を持つことも、気持ちの逃げ場になります。
7. 体をゆるめるリラックス法を試す
ストレスを感じているとき、体は緊張でこわばっています。ゆっくり息を吐く呼吸法、ぬるめのお風呂、軽い散歩やストレッチなど、体をゆるめる時間をつくりましょう。
好きな音楽を聴く、趣味に没頭するなど、人間関係のことを考えずにすむ時間も、ストレス発散と心の回復を助けます。睡眠をしっかりとることも忘れないでください。自分でできるストレスケアをもっと知りたい人は、ストレスのセルフケアの方法と続けるコツも参考にしてください。
8. 一人で抱えずに相談する
人間関係の悩みは、当事者だけで解決しようとすると、かえってこじれることがあります。信頼できる友人や家族、職場の上司や人事、専門家など、第三者に話してみましょう。
話すことで気持ちが整理されるだけでなく、自分では思いつかなかった見方や解決策が見つかることもあります。
ここで紹介した方法は、すべての人や状況に合うとは限りません。自分に合いそうなものを選び、ストレスを感じる前の予防としても取り入れてみてください。
人間関係のストレスで疲れきってしまったときの立ち直り方は、こちらの記事でまとめています。
一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。話を聴いてもらうなかで、自分に合った対処法が見えてくることもあります。
ストレスが限界のときはカウンセリングで気持ちを整理する
人間関係のストレスが強く、自分の工夫だけではどうにもならないと感じるときは、一人で抱え込まずに専門家を頼りましょう。
「病院に行くほどではないけれど、誰かに話を聴いてほしい」というときは、カウンセリングも選択肢の一つです。カウンセラーは、相談者の話を否定せずに聴き、気持ちの整理や、人間関係でくり返しやすいパターンに気づくことをサポートします。
ストレスの相談先に迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。
ストレスの相談はどこにするべき?誰にも言えない悩みを抱えた時の適切な相談先(Kimochi)
人間関係のストレスはKimochiに相談を

人間関係のストレスを誰かに聴いてほしいときは、オンラインカウンセリングサービスの「Kimochi」にご相談ください。
Kimochiは、相談者の気持ちに寄り添い、心の整理をサポートするオンラインカウンセリングサービスです。カウンセラーは全員が公認心理師(心理職で唯一の国家資格)です。
Kimochiの主な特徴は次のとおりです。
- ビデオ・チャット・ペアの3つの相談スタイルから選べる
- 顔出し不要・匿名で利用できる
- 登録から最短3時間で相談できる
- 相談したい内容に合わせて、自分に合いそうなカウンセラーやプランを選べる
- 相性が合わなければ、何度でもカウンセラーを変更できる
- 土日祝や平日の夜間にも、スマホから相談できる
職場や家族など、身近な人との関係の悩みほど、利害関係のない相手のほうが話しやすいものです。
料金は月額制で、月1回30分の「ととのいプラン」なら、初月は3,278円(税込)から始められます(2か月目以降は月額4,840円)。
※初月30%OFFは、初めてご利用の方が対象です。ととのいプラン(月1回30分)の最低登録期間は4ヶ月です。
なお、Kimochiは18歳以上の方が対象です(18〜19歳の方は保護者の同意が必要です)。
「こんなことで相談していいのかな」と迷っている方こそ、まずは気軽に話してみてください。
よくある質問
人間関係のストレスについて、よく寄せられる質問にお答えします。
Q. 人間関係のストレスで体調不良になることはありますか?
あります。ストレスが続くと、頭痛や肩こり、胃の不調、眠れないなど、体にも症状が出ることがあります。体の不調が長引くときは、無理をせずに休むことを優先し、心の負担を一人で抱え込まないようにしてください。
Q. 人間関係のストレスを感じやすいのは性格のせいですか?
性格や気質が影響することはありますが、それだけが原因ではありません。職場の環境や相手の言動など、自分ではどうにもならない要因が重なっていることも多いものです。「自分が弱いから」と責めず、環境の調整や相談も含めて対策を考えましょう。
Q. 職場の人間関係のストレスで仕事を辞めたいときは?
辞めることも選択肢の一つですが、疲れきった状態での大きな決断は後悔につながりやすいものです。まずは休む、上司や人事に異動を相談する、産業医やカウンセラーに相談するなど、段階を踏んで考えることをおすすめします。
Q. 苦手な人と毎日顔を合わせなければなりません。どうすればいいですか?
挨拶や必要な連絡はきちんと行い、それ以外の関わりは無理に増やさなくてかまいません。相手を変えようとするより、関わり方や受け止め方を調整するほうが、自分の心を守れます。ハラスメントにあたる言動がある場合は、記録を残して相談してください。
Q. 人間関係のストレスで会社を休むのは甘えですか?
甘えではありません。心や体の不調が出ているときに休むことは、悪化を防ぐための大切な対策です。休んでも回復しない、退職を考えるほどつらいという場合は、一人で決めずに、カウンセラーなど話を聴いてくれる人に相談してください。
Q. 人間関係のストレスを溜めないためにできることは?
全員と仲良くしようとしないこと、相手に期待しすぎないこと、気持ちを小出しに伝えることが予防につながります。睡眠や休息をしっかりとり、心地よい人との時間や一人の時間を確保しておくことも大切です。
Q. 人間関係のストレスはカウンセリングで相談できますか?
相談できます。人間関係は、カウンセリングでよく話題にのぼるテーマです。特定の相手との関係だけでなく、「いつも同じパターンで疲れてしまう」といった悩みを整理するのにも役立ちます。
まとめ
人間関係のストレスは、多くの人が抱えている身近な悩みです。この記事のポイントを振り返ります。
- 強いストレスを感じている労働者のおよそ3人に1人が、対人関係をストレスの内容に挙げている(厚生労働省、令和7年)
- セルフチェックで4つ以上当てはまる場合は、人間関係がストレスの原因になっている可能性がある
- ストレスは、心だけでなく、眠れない・頭痛・胃の不調など体や行動にも表れる
- 我慢しやすい、気を使いすぎる、断れない、期待しすぎる人はストレスをためやすい。HSPの気質が関係していることも
- 職場・学校・家族・友人・SNSなど、環境そのものが原因のこともある
- 距離をとる、自分のペースを守る、気持ちを伝える、解釈を見直す、体をゆるめる、相談するなどで和らげる
- 不調が続くときは、一人で抱え込まずにカウンセリングで気持ちを整理する
人間関係のストレスは、「たかがストレス」と後回しにしているうちに、心と体を疲れさせてしまうことがあります。自分がどんな場面で、どんな原因からストレスを感じているのかを知ることが、楽になるための第一歩です。
人間関係で何を大切にすればよいかを見直したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
人間関係のストレスを、ひとりで抱え込む必要はありません。公認心理師のカウンセラーが、あなたの話を丁寧に聴きます。
※Kimochiはオンラインカウンセリングサービスであり、医療行為・診断・診療は行いません。通院中の方は、主治医の許可を得たうえでご利用ください。
.png)



