恋愛も学校や職場の人間関係もうまくいかない。そんな時はありませんか?
問題が起こった時、『恋愛』と『人間関係』を別々で考える方がいますが、実は恋愛と人間関係の2つには多くの共通点が存在します。
“上手な人間関係を築くコツは、恋愛にあり!“
この記事では、壊れやすい・めんどくさいと言われる恋愛における人間関係の上手な築き方のコツを紹介していきます。
実は恋愛と人間関係は紙一重!
多くの人が恋愛や人間関係に悩まされていますが、実は恋愛と人間関係は紙一重です。
恋愛の延長線上に人間関係あり、必ず誰かがいるからこそ成立するのが恋愛。
恋愛が上手いっている場合、人間関係や仕事がうまくいっている人も少なくないでしょう。
一概には言えませんが恋愛で悩んでいる時は、仕事や学校における人間関係に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
恋愛と人間関係の3つの共通する重要な点
恋愛の延長線上に人間関係があることがわかりましたが、その2つにはどのような共通点があるのでしょうか。
ここでは恋愛と人間関係において、共通する3つの重要な点を紹介していきます。
①趣味
例えば、「スポーツ観戦が好き」「映画やドラマを見ることが好き」などの趣味は男女ともに共通するもの。
誰しも一度は趣味が相手と共通するもので、話が盛り上がったことはありませんか。
共通の趣味があることで、一緒にその場を楽しむことができ、「わくわく」や「感動」、「癒し」や「発見」など多くの感情を相手と共有することができます。
一緒においしいものを食べたり、ゲームやスポーツをして遊んだり、楽しさを共有することから恋愛に発展することもあれば、友達との仲がさらに深まったりと恋愛と人間関係の両方に”趣味”というものは共通してあります。
共通の趣味を持つことで、相手との距離がグンと縮まり、楽しいことをしていると自然と一緒にいる時間も増え、会話も弾むことでしょう。
②価値観
恋愛と人間関係で特に共通しているのは、価値観です。
「なんとなく、この人とは波長が合うな」と思う際、共通の価値観を持っている時はありませんか?
自分の意見や気持ちが相手と似ていたり、自分と同じ部分がある人と似た価値観を持っていることが多いです。
似たの価値観を持っている人は、楽しいことだけではなく、辛いことや悲しいことなども共感できるということ。
その人と一緒にいると安心感やホッとした感情も生まれます。
ただ、気を付けてほしいことは「価値観が違うから」と、相手と距離を取ってしまうことで、全く一緒の価値観を持っている人はいません。
必ずどこかでぶつかることもあるかもしれませんが、「こういう考え方もあるんだ」と受け入れましょう。
生まれた時から、他人と自分は違う生き物です。
大切なのは、相手と自分は違って当たり前だということをしっかりと理解しましょう。
人のものさし(価値観)は、みんな違うものです。
③共通の情報
皆さんは、”類似性の法則”という言葉をご存知でしょうか?
自分と共通点が多い人や、自分と同じような外見や性格の人に親近感を持ちやすく、好感が抱きやすいと言われています。
このような状態を”類似性の法則”と言います。
恋愛には「一目ぼれ」も存在しますが、多くの人が相手の情報を知ったうえで好きになることが多いです。
初めて入る部署や新学期の教室でも、相手との距離を縮めるには共通の情報を持っていることが重要です。
そのために、まずは自己開示をしてみましょう。
自分から情報を発信することで相手の緊張もほぐれ、相手からの情報を聞きやすくなります。
共通の情報を持つことは相手との”共通点”を見つける一番の近道にもなります。
恋愛における人間関係が苦手な人の特徴
人間関係を築く際、「自分はモテないな」と感じている人、恋愛下手はもしかしたら人間関係にもヒビが入っている可能性があります。
ここでは男女ともに恋愛が苦手・不得意な人の特徴を3つ紹介していきます。
清潔感のない
初めて会う人で一番最初に目にするのは外見です。外見は初対面で大きな影響を与えます。
3Vの法則と言われているメラビニアンの法則では、「視覚情報=Visual」「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」のうち視覚が与える印象は55%と言われています。つまり、視覚情報による影響がほとんどを決めるわけです。
清潔感は視覚からくる情報の基準のひとつでもあります。
身に着けるもの以外にも、髪型や顔つきなども清潔感は出ます。過度に清潔でいることがモテることに繋がるというわけではありません。
まずは恋愛対象になるファーストステップとして『清潔感』が存在します。
他の人より優れているまではいかずとも、最低限「他の人に安心して紹介できる人」や「一緒にいて不快に思わない人」になることが大切です。まずは日常生活を見直してみてください。
- 毎日お風呂に入っているか
- 食後は歯を磨いているか
- 洗濯をしっかりしているか
- 髭を剃るなどしているか
- 服に穴や汚れが無いか
このような日常生活にかかせないことを何日もしていないということはないでしょうか?
日常生活を見直し、改善していくことで少しずつ外見も変わってくることでしょう。
気遣いができない
恋愛が苦手な人は、気遣いができていない場合があります。
恋愛における人間関係だけでなく、仕事における人間関係を構築する上で気遣いはとても重要です。
気遣いができない人は、相手を優先することはなく、自分が第一優先していることが多いと言われています。
相手の気持ちや立場になって考えることをせず、常に自分中心で動いている人は気遣いができません。
また、相手に対して起こした行動に見返りを求めたりすることも、結局は自分中心に物事を動かしており、気遣いができない人の特徴にあたります。
「相手に関心がない」といったことも、何をしたら喜ぶか・どんなことをされたら嫌がるかなどを考えられないので、無意識のうちに相手が嫌がることをしていることもあります。
一緒にいることが多ければ多いほど、相手は自分の起こす行動や言動をよく見ています。
さりげない気遣いや心配りをして、モテ度をアップさせましょう。
自己肯定感が極端に低い・高い
恋愛が苦手な人の3つ目の特徴は『自己肯定感が極端に低い・高いこと』です。
恋愛における人間関係においても極端すぎるほど低い・高い自己肯定感は危険です。
自己肯定感が極端に低い人の特徴は、以下の通りです。
- 疑いやすい
- 頼れない
- 自信がなく、消極的
- 罪悪感を持ってしまう
自然と表情や言動もマイナス発言ばかりになり、相手に「一緒にいても楽しくない」と思われてしまう可能性があります。
逆に、自己肯定感が極端に高い人の特徴は以下の通りです。
- 自信過剰
- 自分を甘やかしすぎてしまう
- 過大評価しすぎてしまう
- 自分が正しく、他人を認めない
精神的には安定しているかもしれませんが、客観的に自分のことを見れない方が多いです。
また、自分を中心に話を回しているので、何か自分と反対意見の人がいると反発したり、意見を聞き入れなかったりと、コミュニケーションの弊害も多く起こります。
自身を価値のある存在として認識することは決して悪いことではありませんが、ほどよく自分のことを客観視しつつ、自分という存在を受け入れてみてください。
モテる人は恋愛における人間関係も上手くいっている?
その人がいるだけで周りが明るくなったり、盛り上がったり、空気を良くしてくれるモテる人はいます。
特に恋愛や職場での人間関係において、誰もが一度は「周りから好かれたい」という感情になったことはあるのではないでしょうか。
そんなモテる人はどんな特徴があるのか、紹介していきたいと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
特徴①コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は、とにかく周りからモテます。
これは人間関係を築く上でも重要です。
コミュニケーション能力が高い人の特徴は、
- 相手を楽しませ、会話が弾む『話し上手』
- 話したいことを引き出し、掘り下げる『聞き上手』
- 相手に対して楽しい感情を表す『笑顔』
この3つを満たしていることが多いです。
そもそもコミュニケーションというものは「言葉などを通じて相手に伝えること」です。
自分だけが楽しい、相手だけが楽しいだけではコミュニケーションとして成り立っていません。
相手との距離感を縮め、お互い深く理解し合えるように共通の話題を話したり、伝えたい情報を聞き出したり、相手の気持ちに寄り添いうまくコミュニケーションを取っていくことが大切です。
コミュニケーション能力は、生まれ持ったものではなく努力次第で変わることができるので、まずは他人とのコミュニケーションをはかる機会をたくさん作ってみてください。
特徴②誰にでも平等で気さく
モテる人の特徴の一つでもある、誰にでも平等で気さくな人。
そんな人は、親しみやすいフレンドリーで、人に好印象を与えるため憧れを抱く人も多いです。
間違えてはいけないのが、気さくな人=馴れ馴れしいというのは違います。
気さくな人は、相手に対する礼儀や謙虚で、不快感を与えない適度な距離感を保ったまま、相手と接しています。
また、気さくな人は性別や肩書きなど関係なく、誰に対しても優しい心を持っています。
初対面の人でも社交的で会話もフラットにこなし、その人といると自分まで明るくなる空気にさせるのが特徴。
誰にでも平等で気さくな人になるには、自分から話しかけてみたり、ポジティブな会話を積極的にしてみてください。
まずは前向きな姿勢でいることが気さくな人になる近道です。
特徴③いつも自然体
モテる人の特徴3つ目は、いつも自然体でいること。
ついつい好きな人の前で見栄を張りたくなったり、「ちゃんとしなきゃ」と思って普段と違う行動を起こしてしまうことはありませんか?
実は相手との人間関係において逆効果かもしれません。
そういった時は自然体でいることで、自分の心に素直で、お世辞や嘘をつかず、自分の意見をしっかり持ち、相手に伝えることができます。また、悩み過ぎず、無理をしないことも特徴です。
いつも自然体でいられるコツは、自分と他人は違う生き物だということを理解し、「嫌われてもいい」という勇気を持つこと。
恋愛の人間関係はめんどくさい?人間関係の断捨離の方法と効果
人間関係の断捨離も恋愛関係や交友関係を見直すことは大事です。
断捨離は単に物を捨てるだけではなく、入ってくる不要なモノを断つ・捨てる・モノへの執着から離れるという意味を持っています。
人間関係においても、断捨離をすることで「自分にとって本当に必要な人は誰か」ということを理解することができます。
ここでは、恋愛における人間関係を断捨離する方法とその効果を紹介します。
方法①自分の好き・嫌いを知る
まずは自分はどんな人が好きで、どんな人が嫌いか苦手かを把握しておく必要があります。
「別に好きなわけではないけど、なんとなく一緒にいる」というような人は周りにいませんか?
そこまで仲良くない人に飲み会に誘われて「断る理由がないからOKしてしまった」など、行ってから後悔した人も中にはいるかもしれません。
貴重な時間を無駄にしないためにも、どんな人と一緒にいることが楽しいのか理解しましょう。
具体的に一緒にいて楽しい人を例に挙げていくのも良いですし、「こんな人と一緒にいたい」と理想を挙げていくのも良いかと思います。
自分の好き・嫌いを理解しておくことで自己分析力が上がり、相手を選んで交友関係を築くことができます。
方法②コミュニティー・所属グループの整理
職場や部活など一つの場所で形成されるコミュニティーで人と繋がったり、SNSなどネットでも誰かと繋がることができます。
何かに属することや、コミュニティーに入ることで他人の目が気になり、ストレスへ繋がることもあるでしょう。
自分はどれくらいコミュニティーに参加しており、どんな人たちと一緒にいるのか把握してみてください。
その中で、必要だと思うコミュニティーのみを残して、あとは離れるか一度距離を置くことをおすすめします。
本当に仲の良い人だけと交流することで、自分にとって貴重で有意義な時間になるでしょう。
断捨離をすることで得られるメリット
人間関係を断捨離(整理)することで、見えてくるものがあります。
主に3つの効果が挙げられます。
- 自分自身を見つめなおす機会
- 有意義な時間の使い方ができる
- 新しい出会い
『自分自身を見つめなおす機会』
人間関係の断捨離をすることで自分の中で誰が大切か、誰と一緒にいることが好きなのか自分自身の気持ちや思いを確認できます。
「あんまり考えていなかったけど、よく考えたらこの時間は無駄だった」など、心の底で思っている自分の本音が引き出せたりするでしょう。
『有意義な時間の使い方ができる』
どんな人たちと過ごすか整理することで、自分の好きな人たちが集まり有意義な時間を共にすることができます。
また、自分自身もプラスな気持ちで過ごす時間が増えていくので、ストレスが軽減され恋愛や仕事も前向きにいくことが多いことでしょう。
『新しい出会い』
人間関係を断捨離することで「好きな人と一緒に過ごす時間を増やしたい」と考え、人との出会いも積極的になります。
人間関係を断つこともありますが、逆に昔親しかった友人に連絡を取ったり、一度話して楽しい時間を過ごせた人に「食事でもどう?」と誘ったり、新たな交流の場が広がることもあるでしょう。
今の環境を変えられるのは、自分次第です。
【恋愛関係における人間関係】まとめ
恋愛と人間関係にまつわる話を紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
記事の中で自分や他の人に、共通する点もいくつかあったのではないでしょうか。
自分を客観的に見て、足りない部分を改善していけば自ずと恋愛や人間関係の悩みも解決していくことでしょう。
貴方の自然な笑顔やコミュニケーションが誰かの心にも届いているはずです。
大切なのは、「自分で変える努力をすること」です。