【臨床心理士監修】アダルトチルドレンとは?特徴や種類、原因を解説!

アダルトチルドレンとは?特徴や生きづらさの原因をわかりやすく解説

「アダルトチルドレン」という言葉をご存知でしょうか?

大人になってからも、子ども時代の心の傷をひきずり、生きづらさを感じていたり、心の不調を抱えてしまっている。

そのような人のことを「アダルトチルドレン」と言います。

この記事では、「アダルトチルドレン」について、詳しく解説していきます。

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アダルトチルドレン(AC)とは?

アダルトチルドレン(AC)とは?

アダルトチルドレンとは、子ども時代に問題がある家庭環境で育ったためにトラウマを抱え、そのトラウマがその後の人生に影響を及ぼし、生きづらさを感じてしまっている人のことを言います。

もともとアダルトチルドレンは、「adult children of alcoholics」とされ、アルコール依存症の親のある家庭に育った成人を意味していたものでしたが、現在では、アルコール依存症以外にも様々な問題を持った「機能不全家族(機能不全家庭)」で育った人のことも表すようになりました。

精神疾患や障害として定義されているものではなく、自分の中にある自己不全感や生きづらさ、人間関係において生じる問題などが、自分の子ども時代の家庭環境や親との関係にあると捉えている状態のことを指します。

参考
第1編   第1部  「健康」と「生活の質」の向上をめざして 第3章  現代社会と「心の健康」 第1節  現代の「心の不健康」

アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンの特徴として、本来子ども時代に与えられるべき愛情や安心感を得られていないため、大人になってからも、自分に対する何らかの欠落感を抱えて生きています。

その他、心に深い傷を受けたまま成長し、周囲が期待したとおりに振る舞おうとする、心から楽しむことができないなどの特徴があります。

そのため、自尊心が低く自分に自信が持てず、心の底に自分に対する無価値観を抱えることがあります。

また、子ども時代に抱えたトラウマをベースに物事を捉えたり考えたりするため、心理的な不調を抱えて抑鬱的になったり人間関係に問題が生じやすい。といった特徴があります。

アダルトチルドレンの症状

  • 自分に対する欠落感や空虚感がある
  • 自分に自信が持てず、不安感が強い
  • 自己否定感があり、罪悪感が強い
  • 見捨てられる不安を感じやすい
  • 承認欲求が強い
  • 他者と自分の間に境界線を引くことができず、他者の感情に巻き込まれる
  • 他者と親密な関係を築くことができない。または、依存的な関係になる
  • 適切な自己表現や感情表出ができない
  • 認知の歪みや独特の思考パターンに捉われ、抜け出せない
  • 抑鬱的な気分に襲われる

アダルトチルドレン(AC)と発達障害・精神疾患の関係

繰り返しにはなりますが、アダルトチルドレンとは、”幼少時のトラウマからくる生きづらさ”という、漠然とした概念を表しているもののため、発達障害や精神疾患という医学的な診断名がつくものではありません。

しかし、アダルトチルドレンであるために、社会生活の中でも過度の心理的負担やストレスを感じながら生きていると、二次的に、鬱病や躁鬱病、適応障害や解離性障害といった精神疾患につながることがあります。

アダルトチルドレンは、精神医学や伝統的な心理学から認められた概念ではないですが、自分がアダルトチルドレンであると認識することによって、なぜ悩みを抱えて生きづらさを感じてきたかが分かり、解放につながる事例もあり、現代社会における心の不健康と言えます。

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アダルトチルドレンになる原因は?

アダルトチルドレンになる原因は?

アダルトチルドレンの特徴や症状について紹介しました。

では、どういったものがアダルトチルドレンの原因として挙げられるのかを解説していきます。

  • 虐待を受けて育った
  • 機能不全家族で育った
  • コントロールの強い親(独親)に育てられた
  • 親がアルコール依存症であった
  • アダルトチルドレンである親に育てられた

虐待を受けて育った

「身体的虐待」「精神的虐待」「性的虐待」「ネグレクト(育児放棄)」といった虐待を家庭内で受けて育つことは、アダルトチルドレンになる大きな要因となります。

実際に暴力を受けてはいなくても、子どもが家庭内で暴力(DV)や性暴力を目にするような環境であれば、それも虐待となります。

警視庁が2月3日に発表した2021年の犯罪情勢統計によれば、児童虐待の通告児童数は、平成22年以降一貫して増加し、令和3年は108,050人と前年比で1.0%の増加しており、平成29年と比較して65.1%増加したとされています。

また近年では、過剰に子どもに教育を押し付け追い詰める、もしくは反対に、適切な教育を与えない「教育虐待」や、適切な医療を受けさせない「医療虐待」など、虐待の種類が多様化しています。

このような環境下で育つと、適切な愛情と安心感を親から得ることができないたないため、親との間に愛着が形成されません。そのため、大人になってからも、自尊心が低く、何に対しても自信が持てないアダルトチルドレンとなってしまいます。

そのような人は、自分を防衛するために、周囲の顔色を伺いながら行動するといったパターンをとりがちになります。
また、自分に無価値観を感じているため、自暴自棄な生き方を選んでしまうこともあります。

参考
令和3年の犯罪情勢

機能不全家族で育った

「機能不全家族」とは、その言葉通り、家庭内に何らかの問題が存在しているため、家族としての役割がしっかり機能していない家庭のことを言います。

”家庭内の何らかの問題”とは、「暴力や言葉の暴力がある」「両親が不仲である」「家族間の連帯や愛情が薄い」「アルコールなどの依存症を持つ家族がいる」「精神的・情緒的に不安定な家族がいる」「家庭内で外部に対して秘密を抱えている」など、多種多様です。

他にも、両親が厳し過ぎたることや、過度に期待をかけることなどでも、子どもが息苦しさを抱えて生きることがあり、その家庭は「機能不全家族(機能不全家庭)」となることがあります。

そのような家庭環境で育った子どもは、心の中に家庭という「安心基地」を作ることができないため、大人になってからも、心に欠落感や空虚感を持ったアダルトチルドレンとなることがあります。

コントロールの強い親(独親)に育てられた

子どもに対して愛情深いように見えても、過保護や過干渉に育てている親、または親の理想や敷いたレールに子どもを乗せながら育てている親も、アダルトチルドレンを生み出す要因となります。

このような親は「毒親」と呼ばれることも多く、子どもを無意識レベルで自分の所有物と捉えてしまっています。
そのため、子ども本人の意思より親の自分自身の意思や感情を優先した子育てをしてしまいます。

また、幼い頃の自分自身の満たされなかった思いや欲求を、無意識に我が子を通して満たそうとする傾向もあります。

そのような親のもとに育った子どもは、親のコントロールのもと動く行動パターンが定着してしまっているため、自己決定や精神的自立のできないアダルトチルドレンになってしまいがちです。

親がアルコール依存症であった

そもそも、アダルトチルドレンとは、1970年代にアメリカで「アルコール依存症の親のもとで育った子どもたち」という定義で提唱されるようになった言葉でした。

アルコール依存症の親は、アルコールに溺れ、自分で自分自身をコントロールできない状態にあるため、子どもに対しても適切な愛情をかけ、育てることができません。

アルコール依存症者は情緒が不安定で、人によっては暴言・暴力行為や金銭問題が伴うこともあります。

そのような親のもと育てられた子どもは、家庭を安心な場所と感じることなく育つため、大人になってからも、不安感が強く他者の顔色を伺いながら行動したり、他者を信じられなくなることもあります。また、常に我慢しながら生きてきているため、感情の出し方を知らないまま大人になる人もいます。

アダルトチルドレンである親に育てられた

親であるからといって、内面的に成熟し、様々な精神的課題・問題を克服できた大人であるというわけではありません。

問題のある家庭環境で育ち、未消化な思いを抱えた大人がそのまま親となると、同様な家庭環境を作り出し、アダルトチルドレンを連鎖させてしまうことがあります。

親自身もアダルトチルドレンであると、親も適切な家庭モデルを知らないため、心の底に欠落感があることや自己否定感を持っている可能性があります。そのため、芯のある優しく強い愛情で子どもを育てることが難しいです。

また、自信がないため、他者の評価や社会の基準にあてはめた子育てをしがちです。

そのような親のもとで育った子どもは、同様にアダルトチルドレンになってしまう可能性は高くなるかもしれません。

アダルトチルドレンのタイプは?6つのタイプをわかりやすく紹介

アダルトチルドレンのタイプは?6つのタイプをわかりやすく紹介

ヒーロー(英雄)

「ヒーロー」とは、小さい頃から両親や周囲の大人に期待され、家族の期待を一身に背負い頑張ってきたタイプのアダルトチルドレンのことを言います。

ヒーロータイプのアダルトチルドレンはどんな人?
  • 親が未熟だったため、親子の役割が逆転してしまい、親を支えながら育ってきた人
  • 親や周囲の大人からの期待に応え、結果を出しながら生き抜いてきた人

「ヒーロー」は、「期待に応えがんばる自分」に価値を置いて育ってきたため、大人になってからも「成果を出し続ける自分」でいようと努力をし続ける傾向があります。そのため、自分にも他者にも厳しく、ゆるみのない状態で生きてしまいがちです。

スケープゴート(生贄:いけにえ)

「スケープゴート」とは、「生贄」や「身代わり」という意味を表し、本来、家族や親の側にある問題を、その子一人が原因であるかのようにすり替えられ、悪者の役割を担わされながら育ってきたアダルトチルドレンのことを言います。

スケープゴートタイプのアダルトチルドレンはどんな人?
  • 虐待を受けて育った人
  • 兄弟姉妹の中で「この子はダメな子」「この子がいるから我が家は」といった立ち位置を与えられ、不当な扱いを受けてきた人
  • 親のストレスの捌け口にされてきた人

「スケープゴート」は、自分自身に無価値感を感じながら育ってきているため、依存症に陥ったり自傷行為をしてしまうなど、自暴自棄な生き方を選んでしまいがちです。

ロスト・ワン(いない子)

「ロスト・ワン」とは、性格がおとなしく、自己主張をせず目立たない子どもであったため、家族の中で放っておかれる立場で育ったアダルトチルドレンのことを言います。

ロストワンタイプのアダルトチルドレンはどんな人?
  • 親の注目が、他に手がかかる兄弟姉妹に偏っていた人
  • 家庭や学校の中で「いてもいなくてもあまり変わらない」という立ち位置を与えられてきた人

「ロスト・ワン」は、自分の存在意義を実感できずに育ってきているため、人知れず孤独感を抱えがちです。
また、自分自身の感情や思いを伝える方法を知らないまま大人になっているため、抑鬱的になる可能性もあります。

ケアテイカー(世話役)

「ケアテイカ―」とは、小さい頃から家族の誰かの世話役をし、誰かに尽くすことで自分の存在価値を感じながら生きてきたアダルトチルドレンのことを言います。

ケアテイカータイプのアダルトチルドレンはどんな人?
  • 兄弟姉妹の面倒を親の代わりに見る必要があった人
  • 両親が不仲なため、どちらかの愚痴聞き役や仲裁役などをしながら、親をケアしてきた人

「ケアテイカ―」は、「誰かのケアをしている自分」に対して存在意義を感じて育ってきているため、大人になってからも、他者に尽くし過ぎて、共依存関係に陥ってしまいがちです。また、本当は助けてほしい側なのに、一生懸命他者の面倒を見たり、他者を支える側にまわって奮闘し、結果として精神的に疲弊してしまいます。

ピエロ(道化師)

「ピエロ」とは、小さい頃から、自分がいつも笑顔で明るく振る舞うことで、周囲を和ませ、緊張状態を解くという役割を担ってきたアダルトチルドレンのことを言います。

ピエロタイプのアダルトチルドレンはどんな人?
  • 親や家族のために、自分が明るくコミカルに振る舞う必要があった人
  • 明るくコミカルな性格が周囲から求められ、家庭や学校で「愛されキャラ」を演じていなければならなかった人

「ピエロ」は、「キャラ」を演じることが常態化してしまっているため、本心や本音を外に出すことができません。また、自分で先回りして、求められているであろうとする振る舞いを自ら演じてしまうため、精神的に疲弊したりむなしくなったりしがちです。

イネイブラー

「イネイブラー」とは、アルコールなどの依存症の親を支えるために、自分を犠牲にし親に尽くしてきたアダルトチルドレンのことを言い、「偽親」とも言われます。

支え役でも「ケアテイカー」と少し違うのは、相手に尽くして動きすぎることで、問題行動を悪化させる役割を担ってしまっていることです。

小さい頃から、家事をしない親に代わって家事全般を引き受けてきた子もこれにあたります。

「イネイブラー」は、相手の言いなりになることでその場を収める役割を担ってきたため、大人になってからも、同様の人間関係を引き寄せがちです。

そして、見捨てられ不安が強いため、問題のある相手でも、献身的に尽くし続け離れられなくなることがあります。

アダルトチルドレンのチェックリスト

自分や周りの人がアダルトチルドレンかどうかをチェックしてみましょう。

こちらのチェックシートは、診断ではなく、あくまで参考程度としてお考えください。

  • 自分に自信がなく、基本的に自己評価が低い
  • 心から楽しむことができず、抑鬱的な気分を抱えている
  • 「自分はダメだ」と、自分を責めたり、罪悪感を持ちやすい
  • 常に他者の言葉や顔色を伺いながら動くくせがある
  • 他者からの評価を気にしたり、他者の役に立っている自分であろうとする
  • 他者を本心から信じることができない
  • 相手に依存したり、共依存の関係に陥りやすい
  • 自分の本心や本音を他者に伝えることができず、ごまかしたり嘘をついてしまう
  • 上手に他者を頼ったり甘えたりすることができない
  • 白か黒かの極端な思考パターンに陥りやすい
  • 自分で自分を苦しめる考え方や行動のパターンがある
  • 「~すべき」「~でなければ」という考えが強い
  • 自分は他者とは違うと、心のどこかで感じている

アダルトチルドレンを治し方・治療方法

自分がアダルトチルドレンであるということに気づき、自分の生きづらさを解消していきたいと考える人には、心の傷を癒し、治癒していくための方法があります。

自分自身で「過去に捉われずに生きていきたい」「少しずつ、自分を変えていきたい」と思うことが、生き方に変化をさせていく第一歩となります。

カウンセリング

幼い頃のトラウマを癒し、新しい人生を歩み始めるためには、カウンセラーの力を借り自分の心に向き合うカウンセリングが有効です。

何を伝えても守秘義務が守られ、受け止めてもらえるという安心な環境のもと、現在の自分の感情や過去の未消化な思いを吐き出します。自分の中に溜め込んでいた思いや感情を言語化することで、心の中の整理がついたり、生きづらさが軽減されたりします。

Kimochiというサービスでは、スマホやPCがあればいつでもどこでもオンラインカウンセリングで、気軽に心のメンテナンスをすることができます。

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認知療法・認知行動療法(CBT)

アダルトチルドレンは、その生育環境のため、物事の捉え方や考え方に独特な偏りを持ち、本人自身も、それに振り回されがちです。

過剰に他人の期待に応えようとする。マイナス思考に陥りやすい。いつも同じようなパターンで人間関係に問題を生じさせてしまう。そういった、認知の歪みから起きる問題に対して、アプローチをし、歪みを少しずつ修正していく療法を、認知療法・認知行動療法(CBT)と言います。

薬物療法

アダルトチルドレンによる生きづらさがきっかけとなって、鬱病のような精神疾患を発症してしまった人には、必要であれば薬物療法が行われることもあります。

症状が強い人は、アダルトチルドレンとしての心の傷を癒す前に、投薬で、鬱や不眠、過度な精神不安定を抑えることも必要です。

自助グループ

自助グループとは、同じような境遇や生きづらさを抱えるアダルトチルドレン同士で集まり、思いを共有・共感しあったり、学びあうことで、共に心の傷を癒していく集まりのことを言います。

同じような経験をしてきた者同士なので、心を開き本心を打ち明けることが苦手な傾向にあるアダルトチルドレンでも、自分の思いを吐き出しやすい環境と言えます。

今まで自分一人で抱えてきた思いを、他者に共感・理解してもらえることで、心の中に受け皿をつくることができます。

アダルトチルドレンの注意点・生きづらいと感じる人へ

アダルトチルドレンの注意点・生きづらいと感じる人へ

アダルトチルドレンは、幼い頃から親や家族の感情に振り回されて生きてきたため、何事に関しても「自分軸」が持てず「他人軸」になりがちです。また、常に「相手にとっての良い自分」でいようと、振る舞ってしまう傾向があります。

それは、恋愛関係においても同様なため、依存や共依存の関係に陥ってしまうこともあります。

また、自分がアダルトチルドレンであることに無自覚なまま子育てをすると、自分がされてきたことと同様のことを子どもに対してしてしまうこともあります。

自分がアダルトチルドレンと気づいた方は、自覚できたことが第一歩と捉え、カウンセリングなども利用しながら、自分の心と向き合い、少しずつ考え方や行動の修正をかけていくとよいでしょう。

アダルトチルドレンの人の向いてる仕事

アダルトチルドレンの方は、他者との関わりに精神疲労を起こす事が多いです。そのため、マイペースに一人でコツコツ取り組むことできる仕事を選ぶ方が良いでしょう。

「対人援助職」と呼ばれる、医療や福祉、教育といった分野。または、接客業のようなお客さんに関わる仕事は、感情を使う「感情労働」とも言われ、心理的な巻き込まれが起こることもあります。

他者と適度に距離をとり、自分のペースで進めることのできる仕事を選び、自分の精神を守ることも大切です。

【アダルトチルドレン(AC)】まとめ

【アダルトチルドレン】まとめ

アダルトチルドレンになる背景は多種多様で、様々な症状を持つのがアダルトチルドレンです。そのため、アダルトチルドレンについて知ると「自分にもその要素があるかもしれない」と感じる人も多いかもしれません。

自分の人生に生きづらさを感じていて、その生きづらさを少しずつでも取り除いていきたいと考える人は、今からでも決して遅くありません。

自分がアダルトチルドレンであると思えたところから、過去の幼い頃の自分を癒すアプローチが始まります。少しずつ心のくせを修正し、生きづらさを手放していくことで、自分自身の人生をしっかり歩んでいくことのできる自分になっていきましょう。

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