がんばってきたはずなのに、最近なんだか気力がわかない。休んでも疲れが抜けず、好きだったことにも手がのびない。そんな変化を感じていませんか。
この「燃え尽き予備軍チェック」は全12問・約3分で、燃え尽き(バーンアウト)のサインが今どれくらい出ているかが%でその場で分かります。医療の診断ではなく、燃え尽き症候群かどうかを判定するものでもない、今の自分を知るためのセルフチェックです。ここ1か月ほどの自分を思い浮かべて答えてください。
Q1. 以前は楽しみにしていた週末の予定を、「疲れるから」とキャンセルすることが増えた
Q2. 朝、メールやチャットの通知が並んでいるのを見ただけで、ため息が出る
Q3. 前なら工夫していた作業を、最近は「最低限でいいや」とこなしている
Q4. 同僚や家族の雑談や相談に付き合う余裕がなく、返事が短くなっている
Q5. 一日が終わると、夕食の用意やお風呂など身の回りのことまでおっくうに感じる
Q6. 「あんなにがんばっていたのは何のためだったんだろう」と、ふと考える
Q7. ほめられたり感謝されたりしても、前ほど心が動かない
Q8. 休日に長く寝ても、疲れが抜けた感じがしない
Q9. 仕事中に同じ文章を何度も読み返すなど、集中が続かない
Q10. 「ここで休んだら迷惑がかかる」と思い、疲れていても休みを取れずにいる
Q11. 好きだった趣味や推し活に、手がのびなくなった
Q12. 忙しい時期になると、頭痛や肩こり、眠りの浅さなどが重なって出る
燃え尽きサイン %:エネルギーは保てています
燃え尽きのサインは、今のところほとんど出ていないようです。がんばることと休むことのバランスが、うまく取れている状態です。
特徴
- 仕事や家事に、自分なりの楽しさや手ごたえを感じられている
- 休みの日には、好きなことをする元気が残っている
- 疲れても、ひと晩寝ればおおむね回復できる
陥りやすいこと
調子がよいときほど、つい予定や役割を引き受けすぎることがあります。忙しい時期が長く続くと、気づかないうちに余力が減っていきます。
おすすめのセルフケア
- 忙しい時期も、何もしない時間を週に1回は予定に入れておく
- 月に1回、このチェックで自分の状態を見直す
今の心の元気をほかの角度から確かめたいときは、心の疲れ度診断(心のバッテリー残量チェック)も試してみてください。
おすすめの Kimochi の使い方:心のメンテナンスとして
元気なうちに、ときどき公認心理師と話して気持ちの棚卸しをしておくと、無理が重なる前に気づきやすくなります。
- ペースは月1回30分の「ととのいプラン(セッション)」くらいで十分です
- 文字で気軽に話したい人は、「ととのいチャット」もあります
悩みがなくても、公認心理師と話せます
燃え尽きサイン %:小さなサインがちらほら出ています
まだ大きな変化ではありませんが、疲れやすさや気力の落ちこみなど、燃え尽きの手前に出やすいサインが見え始めています。今のうちに、ペースを少しゆるめておきたい時期です。
特徴
- 休日に出かける予定が、前より面倒に感じる
- 仕事や家事を「こなす」感覚が増えてきた
- 疲れが翌日に残る日がある
陥りやすいこと
「まだがんばれる」と思って予定を詰めたままにすると、小さなサインが積み重なっていきます。疲れを感じても、自分では「気のせい」と流してしまいがちです。
おすすめのセルフケア
- 1週間のうち、予定を入れない日を1日つくる
- 寝る時間と起きる時間をそろえて、睡眠のリズムを整える
- 「やらなくても困らないこと」を1つ手放す
仕事の疲れが抜けないときの対処法は、仕事の疲れが取れない原因と5つの対処法でくわしく紹介しています。
おすすめの Kimochi の使い方:月1回の「心の定期点検」
月に1回、今の働き方や生活のペースを公認心理師と一緒にふり返ると、無理をしているところに気づきやすくなります。
- まずは月1回30分の「ととのいプラン(セッション)」から
- 1回でじっくり話したいときは、月1回60分の「ひらめきプラン」も選べます
顔出し不要・匿名で相談できます
燃え尽きサイン %:燃え尽き予備軍のサインが出ています
疲れが抜けにくく、前は楽しめていたことにも気持ちが向きにくくなっているようです。ここまでずっとがんばってきたからこそ出ているサインです。今は「もっとがんばる」より「少し休む」を優先してください。
特徴
- ほめられても、前ほどうれしいと感じない
- 人と話す余裕がなく、返事がそっけなくなっている
- 休んでも疲れが取れた感じがしない
陥りやすいこと
責任感が強い人ほど、「休むと迷惑がかかる」と無理を続けてしまいます。気力が落ちていることを「やる気がない自分」のせいだと考え、さらに自分を追いこむこともあります。
おすすめのセルフケア
- 仕事や家事の量を、職場の人や家族に相談して一時的に減らす
- 有給休暇など、使える休みを先に予定に入れてしまう
- 休みの日は「何かしなきゃ」を手放し、寝る・ぼーっとするを許す
頑張りたいのに動けないときは、頑張りたいのに頑張れない原因と、少しずつ動き出す方法も読んでみてください。
おすすめの Kimochi の使い方:月2回のペースで話して整理する
何に疲れているのか、どこまでなら続けられそうかを、こまめに話して整理すると、休み方や働き方を考えやすくなります。
- 月2回・1回最大60分の「のびのびプラン(セッション)」で、こまめに気持ちを整理できます
- 話す気力がない日は、文字で相談できる「のびのびチャット」もあります
- カウンセラーは全員が公認心理師。相性が合わなければ何度でも変更できます
公認心理師にオンラインで相談できます
燃え尽きサイン %:エネルギーが尽きかけているサインです
心も体も、かなり消耗しているようです。それでも毎日をこなしてきたあなたは、本当によくがんばってきました。今は自分を立て直すことをいちばんに考えてください。
特徴
- 以前は大切にしていた仕事や趣味に、意味を感じにくくなっている
- 身の回りのことまでおっくうで、休日も回復しきれない
- 頭痛や肩こり、眠りの浅さなど、体の不調も重なっている
陥りやすいこと
疲れきっているときほど、「休んだら終わりだ」「自分が弱いだけだ」と考えて、ひとりで抱えこみがちです。無理を重ねるほど、回復に時間がかかることがあります。
おすすめのセルフケア
- 今日やらなくてもいいことは、思いきって明日以降にまわす
- 信頼できる人に「最近かなり疲れている」と一言だけ伝える
眠れない、食欲がないなどの体の不調が2週間以上続くときは、医療機関に相談してください。
何もしたくない日が続くときの過ごし方は、何もしたくないときの原因と対処法も参考にしてください。
おすすめの Kimochi の使い方:ひとりで抱えず、こまめに話す
何から話せばいいか分からなくても大丈夫です。「疲れきってしまった」という今の気持ちを、そのまま公認心理師に聞いてもらってください。
- こまめに話したいときは、月4回・1回最大60分の「じっくりプラン(セッション)」があります
- 声を出すのがつらいときは、文字でやり取りできるチャットのプランを選べます
- 相性が合わなければ、何度でもカウンセラーを変更できます
ひとりで抱えなくて大丈夫です
※このチェックはセルフチェックであり、医療の診断ではありません。燃え尽き症候群かどうかを判定するものでもありません。答えた内容や結果が保存・送信されることはありません。
がんばりすぎて疲れているときは、公認心理師に話して、休み方や働き方を一緒に考える方法もあります。
燃え尽きサインの4段階の特徴をまとめて見る
自分以外の段階も知っておくと、疲れが進んだときに早めに気づくヒントになります。4つの段階を短くまとめました。
- 0〜24%(エネルギーは保てている):がんばると休むのバランスが取れている。調子がよいときに引き受けすぎないよう注意
- 25〜49%(ちらほら出ている):疲れやすさや「こなす」感覚が増えてきた。ペースを少しゆるめたい時期
- 50〜74%(予備軍のサイン):疲れが抜けにくく、楽しめていたことに気持ちが向きにくい。休むことを優先したい
- 75〜100%(エネルギー切れ寸前):心も体もかなり消耗している。ひとりで抱えず、誰かに頼ることが大切
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは?主な症状と防ぐ工夫
燃え尽き症候群(バーンアウト)という言葉はよく聞きますが、どんな状態を指すのでしょうか。ここでは、公的な情報をもとに主な症状と、燃え尽きを防ぐための工夫を紹介します。
燃え尽き症候群の主な症状
厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、燃え尽き症候群を、それまで人一倍熱心に働いていた人が、何かのきっかけで活力を失い、燃え尽きたようになる状態と説明しています。主な症状には、心と体の疲れ・消耗感、人と距離をとって感情的な関わりを避けること、達成感の低下があげられています(出典:こころの耳 用語解説「燃え尽き症候群」)。
また世界保健機関(WHO)は、国際疾病分類の第11版(ICD-11)で、バーンアウトを病気ではなく「職業に関連する現象」と位置づけ、職場の慢性的なストレスがうまく対処されないまま続いた結果として説明しています。仕事以外の場面には当てはめない、という定義です(出典:WHO「Burn-out an “occupational phenomenon”」2019年)。一方で、家事や育児、介護などで同じような疲れを感じる人もいます。このチェックでは、仕事に限らず「がんばり続けた末の消耗」のサインとして確かめられるようにしています。
燃え尽きやすい人の特徴と、防ぐための工夫
燃え尽きは、怠けや甘えから起こるものではありません。むしろ、次のような人ほど無理を重ねやすいと考えられています。
- 責任感が強く、頼まれると断れない
- 「ちゃんとやらなければ」と、自分に高い基準を課している
- 人の役に立つことにやりがいを感じ、相手のために尽くしすぎる
- がんばった成果や評価が見えにくい環境で働いている
防ぐための工夫としては、次のような方法があります。
- 休みを先に予定に入れる:空いた時間に休むのではなく、休む日を先に決める
- 仕事以外の自分を持つ:趣味や友人との時間など、仕事と関係のない居場所を残しておく
- ひとりで抱えない:仕事量がきついときは、上司や同僚、家族に早めに相談する
- 小さなサインを記録する:眠り、食欲、気力の変化をメモして、自分の疲れの出方を知る
疲れて仕事を休むことは、回復のための大切な選択です。疲れたと感じたら、早めにペースを落としましょう。
もっと詳しく知りたい人へ
疲れや気力の落ちこみとの向き合い方は、次の記事でもくわしく紹介しています。
ほかの診断も、今の自分を知る手がかりとして試してみてください。
燃え尽きそうなときの相談先
燃え尽きのサインが出ていて辛いときは、ひとりで踏んばり続けるより、誰かに話して負担を分けることが大切です。ここでは、オンラインカウンセリング「Kimochi」を紹介します。
Kimochi は、スマホやパソコンから公認心理師に相談できるオンラインカウンセリングです。カウンセラーは全員が公認心理師(心理職で唯一の国家資格)で、ビデオ・チャット・ペアの3つのスタイルから選べます。顔出し不要・匿名で利用でき、登録から最短3時間で相談できます。土日祝や平日の夜にも予約できるので、忙しい人でも続けやすい形です。
月1回30分の「ととのいプラン」から、月2回の「のびのびプラン」、月4回の「じっくりプラン」まで、疲れの重さやペースに合わせて選べます。相性が合わなければ何度でもカウンセラーを変更できます(18歳以上が対象。18〜19歳の方は保護者の同意が必要です)。相談先の選び方に迷うときは、ストレスの相談先の選び方(Kimochi)も参考にしてください。
よくある質問
燃え尽きチェック(燃え尽き予備軍チェック)について、よく寄せられる質問にお答えします。
Q. このチェックで燃え尽き症候群かどうか分かりますか?
分かりません。このチェックは、燃え尽きにつながりやすいサインがどれくらい出ているかを知るための目安です。研究で使われるバーンアウトの尺度とは別の、オリジナルのセルフチェックなので、結果は自分をふり返るきっかけとして使ってください。
Q. 医療の診断と同じものですか?
違います。病気かどうかの判断は医師にしかできません。結果はあくまで、今の自分の状態に気づくための参考にしてください。
Q. 燃え尽きそうなのは甘えですか?
甘えではありません。燃え尽きは、むしろまじめに、熱心にがんばってきた人に起こりやすいものです。疲れを認めて休むことは、また動き出すための準備でもあります。
Q. 答えや結果はどこかに保存されますか?
保存・送信されることはありません。ページを閉じると答えは消えます。結果をシェアするボタンを押したときだけ、結果の名前が X や LINE の投稿画面に入ります。
※Kimochiはオンラインカウンセリングサービスであり、医療行為・診断・診療は行いません。通院中の方は、主治医の許可を得たうえでご利用ください。
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