子どもに優しく接したいと思っているのに、ついイライラして怒鳴ってしまう。寝顔を見ながら「今日もきつく言いすぎた」と反省して、子どもに当たってしまう自分が辛いと感じる。そんな夜を過ごしていませんか。
どんなにかわいく、大切に思っていても、育児の毎日は想像以上に心と体を消耗します。子どもに優しくできないのは、愛情が足りないからではなく、親の側に余裕がなくなっているサインであることが多いのです。
この記事では、次のことを順番に整理しました。
- 子どもにイライラして優しくできないのはなぜか(7つの原因)
- 毎朝の支度や夏休みなど、優しくできなくなりやすい場面
- 当たってしまいそうなときの対処法と、当たってしまった後の関係の立て直し方
- しつけと体罰の違い、ひとりで抱えないための相談先
完璧な親を目指すためではなく、少しでも穏やかな気持ちで子どもと向き合える日を増やすために、できそうなところから読んでみてください。
ひとりで「どうして優しくできないんだろう」と考え続けるのは、とても疲れることです。
子どもに優しくできないと悩むのは、あなただけではない
「ほかの親はもっと穏やかに子育てしているのに」と感じるかもしれません。でも、子どもにイライラした経験がまったくない親はほとんどいません。外からは見えないだけで、多くの母親や父親が同じように悩み、反省を繰り返しています。
まずは、イライラそのものをどう捉えるかから考えてみましょう。
イライラは「心と体が疲れている」サイン
親は、子どもがけがをしないか、ちゃんと食べているか、周りに迷惑をかけていないかと、一日中気を張っています。この緊張状態が長く続くと、心のエネルギーが少しずつ減っていきます。
エネルギーが十分にあるときは笑って流せることでも、残りが少ないときには同じ出来事が「もう無理」と感じられます。イライラは、あなたの性格の問題ではなく「休息や助けが必要です」という体からのお知らせだと考えてみてください。
イライラを「感じてはいけないもの」として押し込めようとすると、かえって緊張が強まり、ある瞬間に一気にあふれ出しやすくなります。「今、私はイライラしている」と気づいて認めることが、落ち着くための第一歩です。
怒りの奥には別の気持ちが隠れている
怒りは、別の気持ちが形を変えて表に出てきたものであることがよくあります。たとえば次のような気持ちです。
- このままでは遅刻してしまうという焦り
- この子の将来は大丈夫だろうかという不安
- 誰も手伝ってくれないという寂しさや孤独
- 何度言っても伝わらないという無力感
「本当は何がつらかったんだろう」と怒りの奥をのぞいてみると、子ども以外のこと(時間のなさ、パートナーへの不満、自分の疲れ)が原因だったと気づくこともあります。原因が見えると、子どもにぶつける以外の対処を選びやすくなります。
子どもにイライラして優しくできない7つの原因
子どもに優しくできない理由はひとつではなく、いくつかが重なっていることがほとんどです。自分に当てはまるものがないか、確かめてみてください。
①睡眠不足や疲れがたまっている
夜泣きや早朝の起床、寝かしつけの後の家事などで、睡眠が削られている親は少なくありません。睡眠不足が続くと、気持ちの切り替えがうまくいかなくなり、小さなことにも強く反応しやすくなります。
「疲れた」と感じるのは怠けではありません。優しくできない日が続くときは、まず自分がどれだけ休めているかを振り返ってみましょう。
②体調不良や体の変化(産後・生理前・排卵日)
頭痛や腰痛、風邪などの体調不良があると、それだけで気持ちの余裕は小さくなります。体がつらいときに子どもが騒いでいると、ふだんより強い口調になってしまうのは自然なことです。
また、産後は体が回復途中で、睡眠も細切れになりやすい時期です。女性の場合は、生理前や排卵日のころなど、ホルモンの変化によって気分が揺れやすい時期があると感じる人もいます。「この時期はイライラしやすい」と分かっていれば、予定を詰め込まない、家事を減らすなど前もって備えることができます。
気分の落ち込みや強いイライラが長く続くときは、ひとりで我慢せず、誰かに気持ちを話してください。生理前の気分の波については、生理前に情緒不安定になって泣いてしまうときの記事でも詳しく紹介しています。
③時間に追われて余裕がない
決まった時間までに出かけなければならない、夕食の支度をしながら宿題も見なければならない。そんなとき、子どものペースは大人よりずっとゆっくりです。大人の予定と子どものペースのずれが大きいほど、イライラは強くなります。
特に仕事をしながら子育てをしているワーママ・ワーパパは、仕事の締め切りと家庭の時間の両方に追われ、一日中「急いで」と言い続けている状態になりがちです。仕事と育児が重なるイライラについては、仕事と育児のイライラについての記事もあわせて読んでみてください。
④ワンオペで頼れる人がいない
パートナーの帰りが遅い、近くに頼れる家族がいないなど、ひとりで育児を担うワンオペの状態では、休むタイミングがありません。誰かに「ちょっと見ていて」と言えないことは、想像以上に大きな負担です。
大人と話す機会が少なく、気持ちを吐き出す場所がないことも、イライラをため込む原因になります。ワンオペ育児の疲れについては、ワンオペ育児に疲れたときの対処法で詳しく紹介しています。
⑤「いい親でいなきゃ」という完璧主義
「怒らない親でいたい」「手作りのごはんを用意したい」「部屋はいつも片付いていてほしい」。理想が高いほど、現実とのギャップに苦しみます。
完璧主義の人ほど、子どもが思い通りに動かないことを「自分の育て方が悪い」と受け取りやすく、イライラと自己嫌悪の両方を抱えやすくなります。理想を少し下げることは、手を抜くことではなく、長く子育てを続けるための工夫です。
⑥子どもの成長・発達と期待がずれている
「もう◯歳なんだから、これくらいできるはず」という期待と、子どもが実際にできることがずれていると、何度言っても伝わらないことに疲れてしまいます。
子どもの成長には個人差があり、年齢によってできることとできないことがあります。こども家庭庁も、子どもの年齢や発達の状況によってできることが違うことを理解するよう呼びかけています。(参考:こども家庭庁「しつけ?体罰?これってどっち??」)
子どもの特性が気になる、発達障害かもしれないと不安を感じる場合も、ひとりで判断して抱え込まないようにしましょう。育てにくさに疲れているときは、発達障害の子どもの子育てに疲れたときの記事も参考になります。
⑦自分の育ちや過去の経験が影響している
自分が子どものころに厳しく叱られて育った人は、同じ場面で同じ言葉が口をついて出てしまうことがあります。「親のようにはなりたくない」と思っているのに、気づくと同じことをしている自分に、強い自己嫌悪を感じる人もいます。
これは意志が弱いからではなく、慣れ親しんだ反応が出やすいという、人の自然な仕組みによるものです。過去の経験が今の子育てに影響していると感じたら、専門家と一緒に気持ちを整理していくのもひとつの方法です。
原因が分かるだけでも、「私がダメな親だから」という思い込みは少しゆるみます。
優しくできなくなりやすい場面と時期
子どもに優しくできない日は、ある場面や時期に集中していることがあります。「いつ」イライラしやすいのかが分かると、その時間帯だけ手を打つことができます。
毎朝の支度・仕事終わりの夕方
毎朝の支度は、時間の制限がもっともはっきりしている時間帯です。着替えない、食べ終わらない、靴をはかない。そのたびに時計を見て焦り、声が大きくなってしまいます。
仕事終わりの夕方から寝るまでの時間も、親の疲れがピークに達する時間帯です。夕食、お風呂、明日の準備と、やることが一気に押し寄せます。
こうした時間帯は、「イライラするのが当たり前」と割り切って、次のような工夫で負担を減らしてみましょう。
- 前の晩に服や持ち物をそろえておく
- 朝ごはんは同じメニューに固定して、考えることを減らす
- 夕食は総菜や冷凍食品を使う日を決めておく
- 「お風呂は一日おきでもいい」など、自分の中のルールをゆるめる
夏休みなど長い休み
夏休みや冬休みなど長い休みの間は、子どもと過ごす時間が一気に増えます。お昼ごはんの用意、宿題の声かけ、きょうだいげんかの仲裁と、休む暇がありません。仕事がある家庭では、預け先の確保も大きな負担になります。
長い休みは「いつもより優しくできない日が増えて当然」の時期です。地域の児童館や図書館、一時預かりなどを上手に使い、親子が少し離れる時間を意識してつくりましょう。
小学生になってから
小学生になると、口が達者になって言い返してきたり、宿題やゲームの時間をめぐって衝突したりすることが増えます。「もう大きいのだから分かるはず」という期待が高まる分、思い通りにいかないときのイライラも大きくなりがちです。
小学生の子どもには、頭ごなしに言うよりも「どうしたらできそう?」と一緒にルールを考えるほうが伝わりやすいことがあります。自分で決めたことのほうが、子どもも守ろうという気持ちになりやすいからです。
父親も同じように悩んでいる
「子どもにイライラして優しくできない」という悩みは、母親だけのものではありません。仕事で疲れて帰ってきた後に子どもの相手をする時間がつらい、育児に参加したいのに子どもが言うことを聞いてくれない、と悩む父親もいます。
父親は「弱音を吐いてはいけない」と感じて、気持ちを人に話さないまま抱え込みやすい面もあります。この記事で紹介する対処法や相談先は、父親にもそのまま使えます。
子どもにイライラして当たってしまいそうなときの対処法
ここからは、イライラが爆発しそうな「その瞬間」にできることを紹介します。どれも完璧にできなくてかまいません。ひとつでも思い出せたら十分です。
その場で:安全を確保して数秒〜数分離れる
子どもに当たってしまいそうだと感じたら、まず子どもの安全を確保したうえで、その場を少し離れましょう。別の部屋に移る、トイレに入る、ベランダで外の空気を吸うなど、数秒から数分でもかまいません。
離れている間は、ゆっくり息を吐くことに意識を向けてみてください。水を一杯飲む、手を冷たい水で洗うなど、体の感覚を切り替える動作も役に立ちます。「離れたい」と思うのは、子どもを傷つけないための大切な判断です。
ただし、乳児や小さな子どもをひとりにすると危ない場面もあります。ベビーベッドに寝かせる、危ないものがない部屋にいてもらうなど、安全を確かめてから離れましょう。
言葉は短く、肯定文で伝える
イライラしているときほど、言葉は長く、強くなりがちです。「何回言ったら分かるの」「どうしていつもそうなの」といった言葉は、子どもに何をすればいいのかが伝わりません。
こども家庭庁は、子どもに伝えるときは「ここでは歩いてね」のように、何をすればいいかを肯定文で具体的に、落ち着いた声で伝えると伝わりやすいと紹介しています。(参考:こども家庭庁「しつけ?体罰?これってどっち??」)
- 「走らないで」より「ここでは歩こうね」
- 「散らかさないで」より「このおもちゃを箱に入れよう」
- 「早くして」より「あと5分で靴をはこう」
「なぜ?」の前に、子どもの気持ちを聞く
「言うことを聞かない」行動の裏には、親の気を引きたい、子どもなりの考えがある、言われたことを理解できていない、体調が悪いなど、さまざまな理由があります。
「どうしてそんなことするの!」と問い詰める前に、「何かいやなことがあった?」と聞いてみると、思いがけない理由が見えてくることがあります。子どもの話を聞いている間に、親の気持ちも少し落ち着いてきます。
イライラを抑える方法をもっと知りたい方は、子育てのイライラが抑えられないときの記事で詳しく紹介しています。
当たってしまった後に関係を立て直す方法
どんなに気をつけていても、怒鳴ってしまう日はあります。大切なのは、怒ってしまったことよりも、その後どうするかです。
落ち着いたら短く謝る
気持ちが落ち着いたら、「さっきは大きな声を出してごめんね」と短く謝りましょう。長い言い訳や、「でも、あなたが〜したから」という付け足しはいりません。
親が謝る姿を見せることで、子どもは「失敗しても関係は修復できる」ことを学びます。叱った内容そのものが正しかった場合は、「怒鳴ったことはごめんね。でも、道路に飛び出すのは危ないからやめてほしい」と、謝ることと伝えたいことを分けて話しましょう。
反省は「次にできること」を1つだけ
夜に一日を振り返って、反省ばかりが頭を巡ることはありませんか。反省そのものは悪いことではありませんが、自分を責める材料を探し続けると、翌日にはさらに余裕がなくなってしまいます。
反省するときは、「次に同じ場面になったら、これだけやってみる」を1つだけ決めるのがおすすめです。たとえば「朝の着替えは前の晩に出しておく」「怒りそうになったら台所に行く」など、具体的で小さなことにしましょう。
自分を責め続けない
「また怒ってしまった」「母親失格だ」と自分を責め続けると、そのつらさがまたイライラにつながるという悪循環が生まれます。
怒ってしまった日があっても、それまでに積み重ねてきた子どもとの時間がなくなるわけではありません。「今日はうまくいかなかった。でも、明日また関わり直せばいい」と、自分にも子どもに向けるのと同じやさしさを向けてみてください。
怒ってしまった自分を責める気持ちが強いときほど、誰かに話して心の荷物を下ろすことが大切です。
否定せずに聞いてもらえる場所があると、「明日もう一度やってみよう」と思える力が戻ってくることがあります。
優しくできる日を増やすための工夫
その場の対処に加えて、イライラの「もと」になっている疲れや余裕のなさを減らしていくことも大切です。
疲れを減らす:頼れるサービスを使う
子どもに優しくするためには、親が休めていることが前提です。家族に頼れないときは、地域の公的なサービスを使うことも考えてみましょう。自治体によって内容や料金は違いますが、たとえば次のようなものがあります。
- 一時預かり事業:保育園などで、子どもを一時的に預かってもらえる
- ファミリー・サポート・センター:子どもの預かりや送り迎えを、地域の会員に手伝ってもらえる
- 子育て短期支援事業(ショートステイ・トワイライトステイ):保護者の病気や疲れなどで養育が難しいときに、施設で子どもを預かってもらえる
「疲れたから預ける」のは、決してわがままではありません。休んで元気を取り戻した親のほうが、子どもに穏やかに接することができます。
「できていること」を数える
イライラしている日は、子どものできていないところばかりが目に入ります。一日の終わりに、子どもが「できたこと」と、自分が「できたこと」をそれぞれ1つずつ思い出してみましょう。
こども家庭庁も、子どものよい行動を具体的に褒めることは、子どもの自己肯定感を育むことにつながると紹介しています。「ごはんを全部食べたね」「自分で靴をそろえられたね」など、具体的に声をかけると伝わりやすくなります。
自分のためだけの時間をつくる
温かい飲み物をゆっくり飲む、好きな音楽を聴く、短い散歩に出る。親が自分のためだけに使う時間は、10分でもかまいません。
自分の時間を持つことに罪悪感を覚える人もいますが、自分の心を満たすことは、子どもに優しくするための準備です。パートナーや家族と、お互いにひとりの時間を交代でつくる約束をしておくのもよい方法です。
「可愛くない」「離れたい」と感じる自分を責めないで
イライラが続くと、「子どもが可愛くないと思ってしまう」「少しの間でいいから離れたい」と感じることがあります。そんな自分に気づいて、親として失格だと思い詰めてしまう人もいるでしょう。
でも、こうした気持ちは、心と体が限界に近づいているときに多くの人が経験するものです。気持ちを抱くことと、子どもを大切に思っていないことは同じではありません。
大切なのは、その気持ちを否定して押し込めることではなく、「今の私はそれくらい疲れている」と受け止め、休むことや誰かに頼ることにつなげることです。子どもを好きになれない気持ちや罪悪感については、子どもを好きになれない母親の心理についての記事でも詳しく紹介しています。
一方で、「子どもを傷つけてしまいそう」「自分を傷つけたい」と感じるほど追い詰められているときは、ひとりで抱えず、すぐに誰かに助けを求めてください。
しつけと体罰の違い:叩いた・怒鳴ったときに知っておきたいこと
「しつけのつもりで叩いてしまった」「怒鳴ってしまった」と悩む方に、知っておいてほしいことがあります。
2019年6月に成立した児童福祉法等の改正法で、体罰が許されないものであることが法律に明記され、2020年4月1日から施行されています。(参考:和歌山県「体罰等によらない子育て」)
こども家庭庁は、しつけと体罰の違いを次のように説明しています。
- しつけ:子どもが社会の中で自律して暮らせるよう、子どもをサポートして社会性を育む行為
- 体罰:子どもの身体に何らかの苦痛を引き起こしたり、不快感を意図的にもたらしたりする行為
また、子どもを否定したり、ばかにしたりするような言葉がけは「暴言」にあたるとしています。(参考:こども家庭庁「しつけ?体罰?これってどっち??」)
これは親を責めるための決まりではなく、社会全体で子育てを支えていこうという考え方にもとづくものです。叩いてしまった、ひどい言葉を言ってしまったと気づいたら、自分を責めるだけで終わらせず、相談につなげることが大切です。「叩かずにはいられないほど追い詰められている」という状態そのものが、助けが必要なサインです。
子どもに優しくできないときの相談先
子育ての悩みは、ひとりで抱えるほど重くなります。話す相手がいるだけで、気持ちが少し軽くなることもあります。
カウンセリングで気持ちを整理する
「誰かに気持ちを聞いてほしい」というときは、カウンセリングで話してみるのがおすすめです。カウンセリングは、イライラの奥にある気持ちや、自分の育ちとの関係などを、専門家と一緒に整理していく場です。育児の悩みの相談先については、育児の悩みはどこに相談する?子育て中の親が頼れる相談先も参考にしてください。
忙しい子育て中でも使いやすいオンラインカウンセリングの活用法は、子育て中のイライラをオンラインカウンセリングで相談する方法で詳しく紹介しています。カウンセリングを受けるか迷っている方は、カウンセリングを受けるべきか迷ったときの判断基準も読んでみてください。
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よくある質問
子どもに優しくできないと悩む親が抱きやすい疑問に、Q&Aでお答えします。
Q. 子どもに優しくできないのはなぜですか?
多くの場合、睡眠不足や疲れ、時間に追われる生活、ワンオペで頼れる人がいないことなどで、親の心の余裕が少なくなっていることが原因です。体調不良や産後、生理前などの体の変化、「いい親でいなければ」という完璧主義が重なっていることもあります。愛情がないから優しくできないわけではありません。
Q. 子どもに当たってしまった後、どうすればいいですか?
気持ちが落ち着いてから、「さっきは大きな声を出してごめんね」と短く謝りましょう。伝えたかった内容がある場合は、謝ることとは分けて、落ち着いた声で伝えます。親が謝る姿は、子どもにとって「関係は修復できる」と学ぶ機会にもなります。
Q. 毎晩反省して自己嫌悪になります。どうしたらいいですか?
反省は「次に同じ場面になったら、これだけやってみる」を1つだけ決めて終わりにするのがおすすめです。自分を責め続けると余裕がさらになくなり、翌日またイライラしやすくなります。自己嫌悪が強く続くときは、誰かに話して気持ちを整理しましょう。
Q. 子どもが可愛くないと思ってしまうのは異常ですか?
心と体が疲れきっているときに、子どもを可愛く思えない瞬間があるのは、多くの親が経験することです。その気持ちを責めるより、「それほど疲れている」というサインとして受け止め、休むことや人に頼ることにつなげてください。気持ちが長く続いてつらいときは、カウンセリングなどで誰かに話してみましょう。
Q. 父親でも子どもにイライラして優しくできないことはありますか?
あります。仕事の疲れを抱えたまま子どもと向き合う時間がつらい、育児に関わりたいのにうまくいかないと悩む父親もいます。原因や対処法は母親と共通するところが多く、カウンセリングも父親が利用できます。
Q. どこに相談すればいいか分かりません。
気持ちを整理したいときは、カウンセリングで話してみるのがおすすめです。オンラインカウンセリング「Kimochi」なら、公認心理師にスマホから顔出し不要・匿名で相談でき、子どもが寝た後の時間も使えます。
この記事を読んで「自分のことかもしれない」と感じた方は、それだけ真剣に子どもと向き合ってきた証拠です。
まとめ
子どもにイライラして優しくできないのは、親としての失敗ではありません。多くの場合、疲れや余裕のなさ、頼れる人のいない状況が重なった結果です。
- イライラは「休息や助けが必要」という心と体のサイン
- 原因は睡眠不足・体調不良・時間のなさ・ワンオペ・完璧主義・期待のずれ・自分の育ちなど
- 当たってしまいそうなときは、安全を確保して少し離れる。言葉は短く肯定文で
- 当たってしまった後は短く謝り、反省は「次にできること」を1つだけ
- 体罰や暴言は法律で許されないものとされている。追い詰められたら早めに相談を
- ひとりで抱えず、カウンセリングなどで気持ちを話せる場所を持つ
優しくできなかった日があっても、また明日、子どもと関わり直すことができます。まずは自分の疲れに目を向けて、できることから少しずつ試してみてください。
自分を責める毎日から少し抜け出したいと思ったら、ひとりで答えを探さなくても大丈夫です。
公認心理師と一緒に、イライラの奥にある気持ちをゆっくりほどいていきましょう。
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