ESTP(起業家型)の性格は?特徴、恋愛、向いている職業を紹介!

ESTP(起業家型)とは、外向型(Extroverted)、感覚型(Sensing)、思考型(Thinking)、知覚型(Perceiving) の頭文字を取った性格タイプの1つになっています。

単刀直入なところやユーモアがあり、みんなを笑わせたり楽しませたりするのが得意で、注目を浴びるのが大好きなタイプです。

また、未来よりも現在に集中することに興味があります。そのため行動力があり、イベントに参加することが大好きです。

小学校や中学校の運動会や発表会などのイベントごとでは、自分から進んで「これやりたい」と手を挙げて、自分が活躍し注目を浴びるような。そんな方がいたのではないかと思います。そのような人物が、ESTP(起業家型)に当てはまるそうです。

今回はそのESTP(起業家型)について紹介していきたいと思います。

もくじ

ESTP(起業家型)の性格とは?頭おかしいの?

ESTP(起業家型)の性格とは?頭おかしいの?

ESTPという言葉を検索した際「ESTP 頭おかしい」というワードがあがっていました。

ESTPの人は、衝動的な行動が多くみられたり、自分の直感を信じて突き進んだりすることがあります。

ほかの人から見ると、「何も考えてない。あいつの頭の中なんかへん」と考えてしまう人も出てしまうのではないかと思われますが、決して頭がおかしいというわけではなく、その方の性格であると考えます。

ESTP(起業家型)は何%いるの?割合について

日本でのESTPの割合は、2.6%ほどだそうです。

16パーソナリティの中では2番目に少なく、同じタイプの人に出会うことは稀です。日本人の人口が約1億2,000万人です。

それに対しての2.6%は約240万人です。大きい数字にはなっていますが、全体から見て、少ない人数であることがわかります。

ESTP(起業家型)の性格とは?

ESTP(起業家型)の人は「冒険家」とも言われております。

そのため、楽しいことを求めて大胆かつ活動的に動き回ります。

また、友人や知人などと積極的に関わり、世間話をしているだけでも楽しさを感じる事ができ、誰とでも分け隔てなくかかわることが出来ます。

そして、多芸多才で場を盛り上げるのも得意です

また現実主義的な一面を持っている所もESTPの特徴であり、数字や客観的な根拠を重要視する傾向にあります。

以下が性格の特徴となります。

  • 何事も活動的で動き回る
  • 友達や知人が多く、人づきあいが上手
  • 頭がよく回転が速い
  • 前向きに考えている
  • 輪の中心にいる

この5つがESTPの性格であると考えられます。

ESTP(起業家型)の心理機能

ESTP(起業家型)の心理機能には、第1機能(主要機能)、第2機能(補助機能)、第3機能(代替機能)、第4機能(劣等機能)の4つの機能があります。

第1機能(主要機能):外向的感覚(Se) ESTPが最も信頼を寄せ、最も発達している機能です。今の世の中の出来事に関する体験や、新たな情報を得ることを重視しています。
第2機能(補助機能):内向的思考(Ti) 2番目に発達しており、第1機能を補助するように機能します。いろいろな情報を得て、それらを分析する役割を持っています。さらにその情報から、問題の発見やトラブルの対処法などを見つける役割も行うことが出来ます。
第3機能(代替機能)外向的感情(Fe) 3番目に発達しており、第2機能がうまく働かないときに、代わりに第1機能を補助するように機能します。この機能は他人の感情を重視し、人助けをする役割を担っています。
第4機能(劣等機能):内向的直観(Ni) 4つの機能の中で、この機能が最も未発達です。自分の直観を重視しており、抽象的な情報から物事の全体を感じる力に優れております。

第1機能(主要機能)をメインに他の機能たちが役割を補っているのだと感じました。すべて必要な機能でそれぞれ大切な役割を果たしております。

ESTP(起業家型)の特徴について

ESTP(起業家型)は、「リスクを恐れず刺激を求め続ける挑戦者」と言われています。

そんなESTP(起業家型)の特徴をいくつか挙げてみたいと思います。

決断が最も早く、行動力がある

ESTPの人は物事の決断がとても速いそうです。さらにその決断後、すぐに行動に移すことが出来ます。そのため、リーダー的な存在になっていることがあるようです。

前に進みながら考える

ENFPの人は、決断力がありますが、その決断は自分の直感で決定することが多いそうです。

ENFPの人は考える前に動いてしまうタイプで、動きながら考えて行動しているそうです。「走りながら考える」をモットーにして生きている人もいると言われています。

じっとしていることは苦手

ESTPの人は待つことが苦手です。じっとしているとイライラしてしまいます。

友人や恋人との待ち合わせの際、相手が遅れてしまうと待てずに、何かしら行動していることがあるそうです。

何事も挑戦していく

ESTPの人は自ら進んで何事も挑戦していく冒険家タイプであることが特徴です。言われたことだけでなく、自分で積極的に行うことが出来ます。

しかし、後先考えずに進んでやることが多いため、時には大変なこともあるそうですが、ESTPの人は考えながら行動することが出来るタイプなので、器用に物事をこなすことができるそうです。

ESTP(起業家型)あるあるを紹介!当てはまっている?

ここでは、ESTPの人のあるあるを紹介していきたいと思います。ESTPの人は当てはまることがあるのではないでしょうか?

素直でユーモアがあり、気が付くと輪の中心的存在になっている

ESTPの人は、リーダーシップを発揮していることが特徴です。さらにその輪の中心に居ながらみんなを巻き込んでいく能力があります。みんなから好かれ、みんながついていくような力も持っているそうです。そのため気が付くと、輪の中心的存在になっていることが多いみたいです。

スリルを好み、瞬時に判断・行動するため、危険にはらんだ人生を歩む傾向がある

ESTPの人は自分から進んで行動していくタイプです。その行動力のスピードが非常に速く、瞬時に判断するそうです。ただしその判断は、時にスリル満点で、時には危ない判断もあるそうです。そのため、ヒヤヒヤさせられることがあるようです。

知覚が鋭く他人の表情、服装、言動の変化によく気づく

ESTPの人は観察能力が優れています。他人の表情や言動の変化にすぐに気づき、その場の対応ができるそうです。そのため、対人スキルが高く、人々の間で橋渡しの役割を果たすことが多いそうです

学校や会社などの組織で管理されることを嫌う

ESTPの人はリーダーシップがありますが、学校や会社などの組織で管理されることを嫌うそうです。

社交的な対応を行うことはできますが、縛られた組織で生活することは嫌いみたいでフリーランスや業務委託など自分の時間で自由に生きることを好むそうです。

自分の価値観に従い行動するため、規則を破ることがある

ESTPの人は自分の信じた道を突き進み、行動していくタイプです。しかし、それは時には会社や学校のルールを守らず、自分の信じた道を信じて行動してしまうことがあるようです。そのあたりが少し厄介と感じる部分となることがあるそうです。

その場の雰囲気に流されて羽目を外し、他人の気持ちを踏みにじることもある

ESTPの人は、社交的で誰とでも分け隔てなく話すことが出来ます。時にはその場の空気に合わせて対応も行うことができます。

そのため、その場の雰囲気に流されてしまい、相手を傷つけるような発言をして相手の気持ちを踏みにじってしまったり、仕事を増やしてしまい、自分で対応が出来ず、羽目を外してしまうことがあるそうです。

ESTP(起業家型)の韓国アイドル・芸能人・有名人のご紹介

ESTPの人は、活気的で社交性があり、自分の意見をはっきり伝えることが出来ます。

この診断を行ってESTP(起業家型)と判定が出ている方がいるそうです。その方々をいくつかご紹介いたします。

韓国アイドル

  • チャンビン(Stray Kids)
  • ユクソンジェ(BTOB)
  • イルフン(BTOB)
  • チェヒョン(Kep1er)
  • キム・ダヨン(Kep1er)

有名人

  • 木村拓哉
  • 田中圭
  • 櫻井翔
  • 織田裕二
  • 黒柳徹子

アニメキャラ・偉人・有名人

  • 嘴平伊之助(鬼滅の刃)
  • 天童覚(ハイキュー!!)
  • デンジ(チェンソーマン)
  • 伏黒甚爾(呪術廻戦)
  • 犬夜叉(犬夜叉)
  • ロケット(アベンジャーズ)
  • アントマン(アベンジャーズ)
  • ジェイミー・ラニスター(ゲーム・オブ・スローンズ)

偉人

  • マドンナ
  • エディ・マーフィ
  • ジャック・ニコルソン
  • アーネスト・ヘミングウェイ

ESTP(起業家型)の長所を5つ紹介!

ここではESTP(起業家型)の長所を紹介します。

ESTPの人の性格や特徴を踏まえて、5つご紹介したいと思います。

決断力と行動力がある

ESTPの人の特徴でもご紹介させていただきましたが、自分の意思で決めて、その決断に関して行動することが出来ます。

社会で働くにあたって決断し、行動することが出来る人は会社から必要とされることが多いと感じました。

何事も自ら進んで取り組む

決断し行動することが出来るということと少し似ています。

しかし、その行動を行うにあたって、言われたからやるのではなく、自ら積極的に取り組むことが出来るところもESTPの人の特徴であり、長所でもあります。

素直でみんなから好かれている

ENFPの人は多くの人々から好かれています。学校ではみんなの輪の中心となり、みんなを引き付ける力もあります。そして、とても素直です。自分らしくありのままでいてくれるうえ、何事もまっすぐに取り組むことが出来ます。

感覚が鋭く、他人の変化にすぐ気づく

他人や友人の変化にすぐに気づくことが出来ます。体調が悪そうな人や何かに悩んでいる人を速く見つけることが出来ます。さらに小さな変化を漏らさないような鋭さももっています。その変化にすぐに気が付けるところが長所であると誇りを持って言えることが少しうらやましいです。

コミュニケーション能力があり、人脈が広い

ESTPの特徴でも記載しましたが、ESTPの人は誰とでも分け隔てなくかかわることができます。初めて会った人へ自ら声をかけることが出来ます。コミュニケーション能力が高く、上司や部下、同級生だけでなく、取引先の相手や同業者など自分とかかわる人たちの中で人脈が広いです。

ESTP(起業家型)の5つ短所

ここではESTPの短所についていくつか記載したいと思います。

気の利いたことが言えない

ESTPは、その場の空気の流れで、無神経で配慮のない言い方をすることがあります。正論や論理的に正しいことを言いますが、人の心に訴えかけるような気の利いたことを言うのは不得意です。相手の変化にはすぐに気が付くので無神経な発言をした後に相手の顔色を見て、いけないことを言ったのだと気が付くことが多いそうです。

表面的な事実に頼り、自分の経験以外のものを考えられない

ESTPは、人の挙動や出来事に対する洞察力に優れていますが、その裏に隠された事実を正確に把握することを苦手とします。表層の部分を把握することは得意ですが、さらに推測して人の感情を読み取ることや、自分が経験していないこと、複雑に絡み合う事実関係を導き出すことは不得意です。

ルールや規則を守らない

ESTPは、ルールや規則を守らない点も性格の一つです。ESTPにとって、目的達成が最重要であり、手段は重要ではないそうです。必要ないと判断したルールや規則を、守らなくていいものと勝手に判断する傾向があります。

地道な努力が苦手

ESTPは、忍耐力や粘り強さに欠けるタイプです。常に新しい刺激を求め、退屈することや繰り返し行う作業を嫌います。新しい物事を始める行動力やエネルギーが非常に強い一方で、成果を出すまでの地道な努力を苦手とします。三日坊主で終わってしまうことも多いそうです。

浪費的

ENFPの人は常に何か新しい刺激を求めているため、その出来事に必要である資金は惜しまないことが短所です。人との交流の場を作るために自分が会場を貸切り状態にしたり、数名で飲み会を行った際は自分がすべておごるなど人のためにお金を使用しています。しかし、その限度を知らず、超えてしまうところがあるそうです。

ESTP-A / ESTP-Tの違い

ESTP-A ESTP-Aは冒険心と行動力に溢れており、社交的なスキルに優れています。
ESTP-Aはチームのリーダー的な存在になってみんなを引っ張り、エネルギーと情熱をもって目標に向かいま
ESTP-T ESTP-Tは柔軟性と適応力があります。
ESTP-Tは自分自身に向き合いながら、状況に応じて臨機応変に行動し、変化に対応していきます。

これらの特徴の違いにより、ESTP-AとESTP-Tは異なるアプローチで世界と関わります。 ESTP-Aは外部に焦点を置き、エンジョイメントとスリルを追求します。 一方、ESTP-Tは内部に向かい、深い洞察と自己成長に重点を置きます。二方が一緒になることで長所を発揮していると考えられます。

ESTP(起業家型)と相性の良い?〇〇型について

ESTPの人はたくさんの人を寄せ付けているという一面がありますが、だれとでも上手くいくわけではありません。

人間なので相性があるかと考えます。そこで良い相性と悪い相性をそれぞれご紹介していきたいと思います。

ESTP(起業家型)とINTP(論理学者型)

この両者は最高の相性と言われています。INTP(論理学者型)は物思いにふけるタイプで、思考がストップしていることがほとんどないそうです。

両者ともに楽しいものや美しいものが好きで情が深いところが共通しています。その上で、お互いに自分にはない相手の長所を尊敬し素直に認めることができます。そのため、互いに無理せず自然に補い合い、助け合う関係性が構築できる相性とのことです。

ESTP(起業家型)とENTP(討論者型)

ENTP(討論者型)は頭の回転が速い上に大胆な気質の持ち主で、迷わず現状に異議を唱えるタイプの人です。異議を唱えることや頭の回転が速いところがESTP(起業家型)と似ています。

そんな両者であるため、似たもの同士で共通目標を目指すのに最適な関係です。良好な関係を築くことが出来ます。

ESTP(起業家型)とENFJ(主人公型)

ENFJ(主人公型)は、理想主義で思いやりがあるので、他の人たち、そして世の中に良い影響をもたらすよう努めるタイプです。

この関係性は、一緒にいるとなんだか「楽しい!」と感じることが多い相性で、刺激しあい、活発になる関係性があります。両者の長所と短所を理解しあい、関係性を築くことが出来ていると考えられます。

ESTP(起業家型)と相性が悪い?〇〇型について

ESTP(起業家型)とINFJ(提唱者型)

INFJ(提唱者型)は、お金や地位は関係なく、人助けをしたり、世の中にポジティブな変化をもたらしたり、達成感を得たりすることを成功と考えるタイプです。地道な

努力が苦手なESTP(起業家型)との相性は最悪と言われています。両者のそのような心理機能が真逆のため衝突しやすい関係性であり、相互理解もあまり進まず、大事なことで意見の対立が起こりやすい相性といわれています。

ESTP(起業家型)とISTP(巨匠型)

ISTP(巨匠型)は、伝統的な構造や社会的な規範に囚われず、自分の目標を追求する個性的な人を意味します。

互いの4つのアルファベットを見てみると最初の1文字以外全て一緒なのですが相性は悪いです。両者は似ている部分があり、親密な関係を持つことがありますが、外向型と内向型の違いで反発し衝突しやすい関係性です。

ESTP(起業家型)とINTJ(建築家型)

INTJ(建築家型)は、理性的で頭の回転が早く、自分の思考能力が高いため自立心が強いところが特徴です。相性が非常に悪いというわけではありませんが、両者は監督と選手というような関係性になってしまうことが多いそうです。

監督から監視されている。選手を注意深く見ないといけないというような考えが出てしまい、その感情から精神的ストレスを感じてしまうことがあるようです。そのため、良い関係性は築けないそうです。

ESTP(起業家型)の適職!向いている職業は?

ESTP(起業家型)は、外向的で行動力があり、コミュニケーションが得意です。それらの良さを生かした職業が、向いていると考えられます。そこで、いくつかご紹介していきます。

判断力が求められる仕事

警察官や医師、消防士といった職業が当てはまります。責任のある職業がほとんどです。ESTPの人は、その場の状況を適切に考えて分析し、行動に移すことが出来るのではないかと考えられます。

体を使う仕事

スポーツトレーナーや理学療法士、マッサージ師といった職業が当てはまります。ESTPの人は、身体感覚が鋭く、運動能力にも優れており、判断力もあるため、身体を活かした仕事で活躍できます。

クリエイティブな仕事

デザイナーやイラストレーター、YouTuberといった職業が当てはまります。これらの仕事は組織に縛られず、自分のペースでフリーランスとして働くことが出来ます。じっとしていることが苦手なタイプなので、どんどん仕事をもらうようにみんなに声をかけ、仕事をしていくのではないかと考えます。

ESTP(起業家型)に向いていない職業

抽象的な業務を含む仕事

心理カウンセラーや教師といった職業が当てはまります。ESTPは論理的な性格のため、抽象的な業務を含む仕事が苦手です。答えのない仕事や抽象的な理論を扱う仕事は難しいそうです。

1人で黙々と作業する仕事

簡単な事務作業や工場での淡々とした業務、タクシードライバーなどが当てはまります。これらの仕事は、人との交流が少ないため、人とかかわることが好きなESTPの人には向いてない職業であると考えられます。また、じっとしている職業でもあるため、じっとしていることが苦手なESTPの人は難しいと考えられます。

ESTP(起業家型)の恋愛傾向は?モテるの?

ESTPの人は、遊び心を持っており、エネルギーに溢れている自発的なタイプです。そのため、一緒にいて楽しいと思えるタイプであると考えられます。「恋人と一緒に多くのことを経験したい」「知らないところへ冒険したい」などアクティブな人とは恋愛がうまくいくのではないかと考えられます。

しかし、常に冒険したいタイプであるため、今付き合っている相手とうまくいっていなかったり、「この人とのほうがいい」と感じてしまったときの乗り換えが多いイメージです。言い方を変えると浮気性な人もいるのではないかと考えられます。

また、相手が「家で映画鑑賞したい」「ゲームしたい」などインドア派である場合もうまくいかないと考えられます。

「多くの経験をしたい」「知らない場所に冒険したい」という考えをもつ人とはうまくいき、好意を抱くのではないかと感じます。

まとめ

ESTP(起業家型)の人は楽しいことや知らないことを求めて、常に冒険しています。誰とでも分け隔てなくかかわることができ、みんなから信頼されているため、人づきあいがとても上手です。

時には相手の気持ちを理解できず、心にもないことを言ってしまったり、ルールを守らない行動をとってしまうことがありますが、根は相手を楽しませるために行動しているのだと感じました。世界の中でも数少ないESTP(起業家型)の人とのかかわりがある際は、その方からたくさんのことを学ぶことが出来ると考えます。

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