16personalities(MBTI)のESFP型・エンターテイナー型に該当する人、周りにそういったタイプの人がいるという方も少なくありません。
この記事では、ESFP(エンターテイナー型)の性格の人がどのような性格を持つ人なのかについてご紹介します。
どんな考え方でどんな行動をする性格なのか、コミュニティにおいてどのような立ち回りをするのか、逆にどんな失敗をしやすいのか、それをしないようにするにはどのように対策すればいいのかまでご紹介いたします。
ESFP(エンターテイナー型)の性格とは?性格悪いの?
- 基本的にポジティブ
- 気配りができる
- 周りを楽しませようとする
- 直感で判断する
- 都合の悪い部分は見ない傾向がある
ESFP(エンターテイナー型)の人は、周りの人を楽しませたい、人と一緒にいることが好きという性格の人が多いです。
人づきあいが上手く、ポジティブな性格の人が多いため、周囲の人からの人望が厚い存在です。旅行やショッピングなどの行動を一緒に楽しもうとします。感性が豊かで、おしゃれや美しいと思うものは積極的に取り入れます。
しかし、退屈や長期間に及ぶ継続に対することには弱いため、三日坊主や遅刻、浪費に注意が必要な性格でもあります。
ESFP(エンターテイナー型)は何%いるの?割合について
では、そんなESFP(エンターテイナー型)の人は、どれくらいいるのでしょうか。
稀有な存在なのか、ありふれた存在なのか、気になるという人は多いと思います。
ESFP(エンターテイナー型)の人は、日本の人口において、6.0%だといわれています。
ほかのデータでは、6.9%というものもあります。男女比は1対2で女性の方が多いといわれています。
これは、日本人口の中で第8位に位置します。性格特性は16個あるので、ちょうど真ん中になります。
ESFP(エンターテイナー型)の心理機能
ESFP(エンターテイナー型)の人は、現実世界を体験し知覚することを重視し、今が大事で、ワクワクを求めるという第1機能があります。そこには、個人の感情や信念、モラルを重視し、周囲の状況をよいか悪いかで判断するという第2機能が支えています。
しかし、第2機能が上手く働かない時に、現実における客観性・論理性を重視し、仕事に順番をつけるという第3機能が働きます。内向性が弱く、直感や周りの人の感覚や仮面をかぶることに嫌悪感を覚える第4機能が備わっています。
現実世界を重視 | ワクワクを求める |
個人の感情とモラルを重視 | 良い悪いで判断 |
客観性を重視 | 優先順位を決める |
猫かぶりが嫌い | 自信がない人が嫌い |
ESFP(エンターテイナー型)の5つの特徴!
ここまででご紹介した大まかな特徴を聞いて、「もしかして自分かも」「あの人はESFP(エンターテイナー型)の人なんだな」と思った方がいるかもしれません。
ESFP(エンターテイナー型)の人には、具体的にどのような特徴があるのか、詳しく解説していきます。
- ポジティブ
- 周りを楽しませようとする
- 感覚第一
- 好奇心旺盛
- 都合の悪いことには目を向けない
ポジティブ
ESFP(エンターテイナー型)の人は、基本的にポジティブであることが多いです。
何か仕事で失敗したとき、やる予定だったことをやり忘れたとき、これ自分にできるのだろうかと思ったとき、「大丈夫、何とかなる!」と切り替え、何事も恐れず挑戦することができます。
周りを楽しませようとする
ESFP(エンターテイナー型)の人は、自分が楽しみたいということは大前提の上、同じように周りの人たちにも楽しんでほしいと思っています。
自分が楽しかったことや楽しくやっていることを周りに共有し、感情を同じくします。しかしながら、楽しんでほしいがあまり、自分を犠牲にして得てしまうことも多く、一人になった時にどっと疲れが出ることもしばしばです。
感覚第一
ESFP(エンターテイナー型)の人は、周りの情報を感覚で判断することが多いです。
自分の五感は間違っていないと思っており、ほかの人よりも本能に従って行動します。そのため、今まで仲良くやっていた人たちとも、「なんか違うな?」と感じてしまえば、今までの関係を整然と立ってしまいます。そのため、「無責任だ」とおもわれてしまうこともあります。
好奇心旺盛
ESFP(エンターテイナー型)の人は、「やりたい!」「なんか楽しそう!」と思ったことには、すぐに好奇心を抱きます。
そのため、行動あるのみと考え、何でもかんでも手を出してしまいがちです。その反面、いろいろなものに興味を覚えるため、すべてが中途半端なまま終わってしまうこともあります。
都合の悪いことには目を向けない
ESFP(エンターテイナー型)の人は、何か自分にとって都合の悪いことがあると、現実逃避をしてしまいます。
甘い誘惑があれば我慢できずに誘われてしまう自分にとって有益な情報だけを集めて、そのデメリットを調べようとせず、大変なことは後回しにして、やりやすいことから手を付けてしまいがちです。
このように、後々自分に降りかかる負担を先延ばしにしてしまうことがあります。
計画性・忍耐力がない
ESFP(エンターテイナー型)の人は、先述したように五感を大事にしているため、何事も衝動的に行動します。
そのため、計画性に欠け、行き当たりばったりな状況に陥ることがあります。また、衝動的なゆえ、すぐに飽きてしまうこともあります。
繰り返し決まったルーティーンが苦手で、将来のための長期的な視点を持てないため、先延ばしにしてしまいます。
ESFP(エンターテイナー型)あるあるを紹介!当てはまっている?
これまでは、ESFP(エンターテイナー型)の人の特徴について詳しく解説してきました。
当てはまるような人はいたでしょうか。
ここからは、それらの特徴を最も身近に感じられるような、ESFP(エンターテイナー型)あるあるをご紹介いたします。
- 根が明るい
- 男女関係なく仲良くなる
- 表情豊か
- チャレンジ精神
- 隠し事が苦手
- じっとしているのが苦手
- 慎重な人とは相性が悪いことが多い
根が明るい
ESFP(エンターテイナー型)の人は、コミュニケーション能力が高く明るくポジティブな性格のため、誰にでも話しかけて仲良くなることができます。
初対面であったとしても、他愛もない話や世間話をすることが好きで得意なので、周りの人たちとの関係をすぐに作ることができます。そのため、集団の中では人気者や陽キャという位置づけになり、中心人物になります。学校のクラスの中に必ず一人はいた、あの人はもしかしたらESFP(エンターテイナー型)の人だったかもしれません。
男女関係なく仲良くなる
ESFP(エンターテイナー型)の人は、男性も女性も関係なく、分け隔てなく仲良くなります。
同性相手には同性相手に対する接し方、異性相手には異性相手に対する接し方を心得ており、または性別関係なく同じ接し方で仲良くなれる人もいます。
学校や職場で男性女性関係なく話しかけることができる人は、ESFP(エンターテイナー型)の人の可能性が高いです。
表情豊か
ESFP(エンターテイナー型)の人は、先述したように感情や衝動で行動します。楽しいときや面白いと思った時、すぐに表情に出るため、今どんな気持ちなのかが周りの人はすぐに察知できます。
逆に、つまらないときや嫌なことがあった時でもすぐに表情に出てしまうため、そんな表情を見せられた人は悲しい気持ちになるでしょう。
チャレンジ精神
ESFP(エンターテイナー型)の人は、好奇心旺盛であるため、新しいことにとにかくチャレンジをしたがります。
思い立ったらやってみようとし、常に何かと行動を起こしています。学校や職場でも、何か新しいことに対する提案が挙がれば、「みんなやってみようよ!」と自分だけでなく周りの人も巻き込む形で挑戦します。
隠し事が苦手
ESFP(エンターテイナー型)の人は、最近あった出来事をほかの人と共有し、感情を分かち合いたいと思うため、どんな些細なことでも話をします。いいことも悪いこともすべて包み隠さず周りに共有します。学校や職場では、報告が早いため仕事ができる人だ、優秀だと思われるかもしれません。
しかし、口が軽いとみられてしまうこともあるため、これは話しても大丈夫かどうかを慎重に判断する必要があります。
じっとしているのが苦手
ESFPは活動的な性格のため、同じ場所に長時間とどまることが苦手です。何か面白そうなことを見つけると、すぐに行動に移したくなり、じっと考え込むよりも、まずは試してみるタイプです。
そのため、デスクワークや細かい計画を立てる作業よりも、動きながら学ぶほうが得意。また、イベントやパーティーなど、人が集まる場にいると元気が湧いてきます。
何かを長く続けることよりも、その時々で楽しさを感じることを優先するため、新しいことに挑戦し続けるのがESFPらしさといえるでしょう。
慎重な人とは相性が悪いことが多い
ESFPは楽観的でノリが良い性格ですが、慎重すぎるタイプとは相性が合いにくいことがあります。
例えば、ISFJ(擁護者型)やISTJ(管理者型)のような慎重で計画的なタイプとは、テンポが合わず、お互いにストレスを感じやすいことも。ESFPは「とりあえずやってみよう!」と即行動するのに対し、慎重派の人は「まず計画を立てよう」と考えるため、価値観の違いが浮き彫りになりやすいです。
一方で、ENTP(討論者型)やENFP(広報運動家型)のような好奇心旺盛で自由なタイプとは気が合いやすく、一緒にいると楽しく刺激的な時間を過ごすことができるでしょう。
ESFP(エンターテイナー型)と相性が良いMBTIタイプは?
ESFP(エンターテイナー型)は、明るく社交的で、その場の空気を盛り上げることに長けたタイプです。
自由奔放で楽しいことを優先するため、同じように好奇心旺盛で、アクティブに行動できる相手とは特に相性が良いといえます。
ここでは、ESFPと特に相性の良いMBTIタイプを紹介します。
ENTP(討論者型)
ESFPとENTPは、どちらも自由な発想を持ち、ルールに縛られずに物事を楽しむタイプです。
ENTPは知的な議論を好み、アイデアを次々に生み出すため、ESFPにとっては新しい刺激を与えてくれる存在になります。一方で、ESFPは感情豊かで直感的に行動するため、ENTPの考えすぎる部分をうまく和らげ、ポジティブな雰囲気を作り出すことができます。
また、どちらもフットワークが軽く、「とりあえずやってみよう!」という精神を持っているため、旅行や新しい挑戦などを楽しむことができるでしょう。知的な刺激を求めるENTPと、楽しいことを重視するESFPは、お互いの長所を活かし合いながら、飽きのこない関係を築くことができます。
ENFP(広報運動家型)
ESFPとENFPは、どちらもエネルギッシュで自由を愛するタイプです。
どんな場面でもポジティブに楽しもうとする姿勢が共通しており、一緒にいるだけで活気に満ちた雰囲気になります。ENFPは好奇心旺盛で、新しいアイデアを思いつくのが得意ですが、ESFPはそれを実行に移すのが得意なため、互いの性格がうまくかみ合います。
また、どちらも社交的で感情表現が豊かなので、会話が弾みやすく、深く考えすぎることなく自然体で付き合える関係です。お互いに「楽しいことを追求したい」という価値観が一致しているため、恋愛でも友情でも、長く続く関係を築きやすいでしょう。
ESFP(エンターテイナー型)同士
ESFP同士の組み合わせは、まさに「楽しさ最優先」の関係です。お互いに社交的で、常に周囲の人を巻き込みながら場を盛り上げるため、一緒にいるとどんな時間も楽しいものになります。パーティーやイベントが好きなESFPにとって、同じテンションで楽しめる相手は最高のパートナーといえるでしょう。
ただし、お互いに計画を立てるのが苦手なため、責任のある仕事や将来の話になると、意見がまとまらないこともあります。しかし、基本的には「今を楽しむ」ことを最優先するため、深刻な問題になることは少なく、ストレスの少ない関係を築くことができます。
ESTP(起業家型)
ESTPとESFPは、どちらも瞬発力があり、考えるよりもまず行動するタイプです。
そのため、一緒にいるとどんな状況でもアクティブに楽しむことができます。ESTPはより実践的な考え方を持ち、リスクを恐れずにチャレンジする性格なので、ESFPの自由な発想を現実に落とし込む力があります。
また、どちらも社交的で新しい出会いを楽しむことが好きなため、自然と人が集まる関係になりやすいです。お互いのエネルギーを高め合いながら、型にはまらない自由な生き方を共有できるでしょう。
ESFP(エンターテイナー型)と相性が悪いMBTIタイプは?
ESFP(エンターテイナー型)は、明るく社交的で、その場を楽しむことを重視するタイプです。
自由奔放で柔軟に物事を進めるため、慎重で計画的なタイプや、感情を表に出さないタイプとは相性が合いにくい傾向があります。ここでは、ESFPと特に相性が悪いMBTIタイプを3つ紹介します。
ISTJ(管理者型)
ISTJ(管理者型)は、慎重に計画を立て、ルールや秩序を守ることを大切にするタイプです。一方、ESFPはその場のノリや直感で行動し、計画に縛られるのを嫌うため、お互いの価値観が真逆になりやすい関係です。
ISTJは安定を求め、物事を論理的に進めることを重視するため、ESFPの自由な行動や思いつきの発言に振り回されることが多くなります。逆にESFPにとっては、ISTJの厳格さや慎重すぎる姿勢が「堅苦しくてつまらない」と感じられ、フラストレーションが溜まりやすいでしょう。
INTJ(建築家型)
INTJ(建築家型)は、冷静で論理的な思考を持ち、計画的に物事を進めるタイプです。一方、ESFPは感情豊かで、その瞬間の楽しさを大切にするため、考え方や行動パターンが大きく異なります。
ESFPが感情をストレートに表現し、場の雰囲気を重視するのに対し、INTJは内向的で、無駄な会話や社交的な振る舞いをあまり好みません。そのため、ESFPが「もっと楽しく話したい!」と思っても、INTJは「必要のない会話をしたくない」と感じることがあり、お互いに疲れてしまうことが多いでしょう。
また、INTJは長期的な計画を重視するのに対し、ESFPは「今この瞬間を楽しむこと」を優先するため、物事に対するアプローチが合わず、意思疎通が難しくなることがあります。
INFJ(提唱者型)
INFJ(提唱者型)は、直感的に物事を深く考え、人間関係においても慎重に向き合うタイプです。一方、ESFPは楽観的で、考えるよりもまず行動することを大切にするため、お互いの価値観にズレが生じやすくなります。
INFJは人との関係を大切にしますが、深い話や精神的なつながりを重視する傾向があり、表面的な会話やその場のノリを楽しむESFPとは話がかみ合わないことが多いです。ESFPが「楽しく過ごしたい!」と思っても、INFJは「もう少し落ち着いて考えたい」と感じることがあり、どちらかが無理をして合わせる関係になりやすいでしょう。
また、INFJは静かな環境で一人の時間を大切にするのに対し、ESFPは常に人と関わり、にぎやかな空間を好むため、生活スタイルや価値観の違いも相性を悪くする要因となります。
ESFP(エンターテイナー型)の韓国アイドルは?アニメキャラ・有名人一覧
ここまでで、ESFP(エンターテイナー型)に当てはまりそうな身近な人を探せると思います。
では、有名人やアニメキャラなどでESFP(エンターテイナー型)に当てはまるのは誰なのかを見ていきたいと思います。これから紹介するのは、ザ・ESFP(エンターテイナー型)の人たちです。
ここではESFP(エンターテイナー型)の有名人一覧を紹介します。
アニメキャラ・偉人・有名人
- モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)
- 孫悟空(ドラゴンボール)
- 日向翔陽(ハイキュー!!)
- 我妻善逸(鬼滅の刃)
- 切島鋭児郎(僕のヒーローアカデミア)
- サシャ・ブラウス(進撃の巨人)
- ゴン=フリークス(ハンターハンター)
- 桜木花道(スラムダンク)
- 葛城ミサト(新世紀エヴァンゲリオン)
- 星野アイ(推しの子)
- 永野芽郁(女優)
- 橋本環奈(女優)
- 江頭2:50(お笑い芸人)
- 幾田りら(歌手)
韓国アイドル
- ジュン(SEVENTEEN)
- ミンホ(SHINee)
- ジヒョ(TWICE)
- ユナ(少女時代)
- チャンビン(Stray Kids)
- ムンビョル(MAMAMOO)
- ジウ(NMIXX)
- ディア(PIXY)
- ハングク(TRENDZ)
- リウォン(CLASS:y)
- サンヨン(THE BOYZ)
ESFP(エンターテイナー型)の長所・メリットを5つ紹介!
これまでは、ESFP(エンターテイナー型)の人の特徴についてまとめてきました。
では、ESFP(エンターテイナー型)の人にはどんな長所があるのかについて、ここからご紹介いたします。
ここではESFP(エンターテイナー型)の長所を紹介します。
社交的で人が好き
ESFP(エンターテイナー型)の人は、非常に社交的で多くの人たちとの関わり合いを楽しみます。
学校であれば、まずはクラスの全員と仲よくなったら、ほかのクラスにもかかわっていきます。職場であれば、自分が所属している部署だけでなく他部署とのかかわりを持ち、営業先との会食にも積極的に参加するようになります。
このように、新たな出会いを求め、社交的な空間で場を温めたり盛り上げたりします。
いつも元気がある
ESFP(エンターテイナー型)の人は、いつも元気がよく、朝あった時には「おはようございます!」と元気な声であいさつをくれます。元気いっぱいな姿は、関わる人にポジティブな影響をもたらします。
また、みんなの前に立って楽しませるということも好きなので、文化祭やお祭りなどで盛り上げ役を買って出ることもします。
アドリブ力
ESFP(エンターテイナー型)の人は、アドリブで物事をこなすことが上手です。
何か発表をするときは、何回も台本を見直したりセリフを考えたりせず、その場で即興で文章を考えてなんとなくできてしまいます。また、何か問題が起きたときや予定が崩れてしまった場合でも、臨機応変に対応して、何も問題がなかったかのように行動することができます。
感情表現が豊か
ESFP(エンターテイナー型)の人は、感情や直感を大事にしています。そのため、感じたことを表情や言葉ですぐに表現します。
おいしい食事、絶景、芸術、音楽、スポーツなど、現実的で五感に直接働きかけるような体験をすることを好み、その場で感じたことを周りの人に言葉や表情で伝え、感情を共有しようとします。
チームのムードメーカーになりがち
ESFP(エンターテイナー型)の人は、集団やチームの一員として働きたいと思っており、協力して目標を達成することに喜びを感じます。ときにはリーダーシップを発揮し、自ら率先垂範して取り組み、チームメイトを巻き込んでアクションを起こすこともあります。
周りの人がこれをやりたいと提案したときは、協力的な姿勢で手伝おうとします。チームのムードメーカーとなって活躍する場面も多くあります。
ESFP(エンターテイナー型)の短所・デメリット
これらの長所を見ると、ほとんど完璧な性格をしていて、誰からも好かれるような存在だと思う方もいるかもしれません。
しかし、完璧なんてものはなく、ESFP(エンターテイナー型)の人にも短所がありますので、ご紹介します。
精神年齢が低く見える
ESFP(エンターテイナー型)の人は、遊び心満点の同心あふれる性格です。これは、良い性格だと受け止められることが多いのは事実ですが、子供っぽくて大人らしさがないと思われてしまいます。
責任感に欠ける行動や、自由奔放でやりたいことだけやる自分勝手に見えてしまいます。そのため、自分の楽しみを優先するだけでなく、周りの人たちの反応や自分のやるべきことにも目を向ける必要があります。
無謀だと思われることもある
ESFP(エンターテイナー型)の人は、無謀だと思われる行動をとってしまいがちです。
衝動的な行動が多く、自分の言動が周りに影響をどう与えるのかを考えないため、周りの人から厄介扱いされることもあります。
自分はリスクだと思っていなくても、周りの人はどう感じるのかをしっかりと考えるために、一呼吸おいてから行動をする必要があります。
集中力に欠ける
ESFP(エンターテイナー型)の人は、集中力に欠ける性格です。興味を持つジャンルの幅が広いため、多くのことに目が行ってしまい、長時間の集中力はありません。
いろんな人との交流を望んでいるため、話しかけられたら会話に意識が向いてしまい、やっていた作業を忘れてしまいます。そのため、今やるべきことは何かを明確にしてから行動を起こすようにする必要があります。
自分の感じたことが正しいと思いがち
ESFP(エンターテイナー型)の人は、論理的な正しさよりも自分の感じたことを第一と考えます。
これは正しいと思ったものは本当に正しいのかという裏付けを確認せずに判断してしまい、それが本当は間違いであったと後から気づくこともしばしばです。
また、間違いだと気づかないで正しいと思ったことを悪意なく人に伝え、迷惑をかけてしまうこともあるため、事実の確認をしっかりと行うことが必要です。
嫌だと思ったら逃げてしまう
ESFP(エンターテイナー型)の人は、自分の感情を優先する性格であるため、自分にとっていやだと思うものや空間から逃げる力があります。厳しい責任追及やからかわれたりするときは、持ち前の明るさで状況を切り抜けます。
しかし、責任から逃げたり深く反省をしなかったりする行為は、周りから逃げていると思われてしまいます。そのため、物ごとに真剣になっている姿勢を身に付ける必要があります。
ESFP-A / ESFP-Tの違い
ESFP-T | 完璧主義で細かい問題や注意深く気配りができます。ESFP-Tは感受性が高く、周りの反応や評価に敏感です。しかし、周りの目を気にしすぎるがゆえに、思ったことを言えずにため込み、落ち込んでしまうことがあります。 |
ESFP-A | 神経性が低く、ストレスをため込むことはなく、感情に左右されません。常にポジティブで他人への関心が高いため、社交的です。 |
ESFP(エンターテイナー型)の適職!相性の良い仕事や職業は?
ここからは、ESFP(エンターテイナー型)の人に向いている職業、適職をご紹介いたします。
必ずしもこれが向いているとは言い切れませんが、参考にしてみてください。
営業
商品やサービスの価値を顧客に伝え自社の利益につなげる営業です。自分に有利な商談を進めるためのコミュニケーション能力が必要となる仕事です。企業の問題点を聞き出し、実践的なアドバイスをして商品の販売をします。
ESFP(エンターテイナー型)の人がもつコミュニケーション能力と、即興で解決策や相手がうれしいと感じるようなことを思いつく性格が、営業で活かせるスキルとなります。
販売職
目の前のお客様が今求めているものを接客を通じて提供する販売職です。
お客様の困りごとやあいまいに伝えられたほしいものを瞬時に理解し、それに適った商品を紹介する仕事は、高いコミュニケーション能力を有し、失敗を恐れず思いついた商品を紹介するチャレンジ精神と行動力があるESFP(エンターテイナー型)の人に向いているといえます。
心理カウンセラー
相手の心の問題に共感し、心のケアをする仕事です。現実的に考えられた具体的な対策だけでなく、相談者の感情を優先して話を聞く必要があります。
この仕事に必要なのは、感情に寄り添い共感し、相手の心に配慮した空間を作るスキルで、これらの能力を有しているESFP(エンターテイナー型)の人に向いている仕事だといえます。
美容師
髪の毛のことに関する専門家の美容師です。流行りの髪形や有名人がやっている髪形を常に把握し、ヘアセットの方法からお手入れ方法までお客様にレクチャーします。
常に流行を追いかけ、さまざまな髪形を覚え、お客様がどんな髪型にしたいのかを聞き出す仕事は、尽きない探求心と優れたコミュニケーション能力を持つESFP(エンターテイナー型)の人に向いている仕事だといえます。
イベントプランナー
あらゆるイベントを企画し実行するイベントプランナーです。老若男女問わず楽しんでもらえるようなイベントを立案し、多くの人のニーズをくみ取ることが重要な仕事です。
自分が楽しいと感じることを多くの人に共有したいと思う気持ちと、奇想天外な発想で楽しいイベントを考える力、あらゆる人の声を聴く力を持つESFP(エンターテイナー型)の人に向いている仕事だといえます。
ESFP(エンターテイナー型)に相性の悪い仕事や職業
ここまでは、ESFP(エンターテイナー型)の人に向いている仕事をESFP(エンターテイナー型)の人が持つ強みからご紹介してきました。では、ESFP(エンターテイナー型)の人が持つ弱みから、向いていない仕事をご紹介していきます。
事務職
新しいことへの挑戦や楽しいことを追い求める性格のESFP(エンターテイナー型)の人には、決まった仕事を永遠と繰り返し行うことは苦痛と感じてしまいます。
最初は慣れないところからできるようになるところまで成長を感じ、やる気が出ると思いますが、できるようになりルーティーン化してしまうとすぐに飽きてしまいます。
経理
直感で行動し自由気ままに動くESFP(エンターテイナー型)の人は、責任感が乏しくなんとなく情報を捉えて理解しています。
そのため、経理のように複雑で難解な分析や理論で行動すること、正確性が求められ強い責任感が必要な仕事は向いていません。
研究者
目の前にある楽しいことに集中しやすい性格のESFP(エンターテイナー型)の人は、長期的な目線で計画を立てることが苦手です。そのため、結果がすぐに出ないと面白くないと判断してしまいます。研究者のように年々かけて一つのことに向き合い、成果が出るまで粘り強く継続する仕事は向いていません。
清掃業
人との交流をすることが大好きな性格のESFP(エンターテイナー型)の人は、淡々と一人で作業をするような仕事に不向きです。
誰かとおしゃべりができず、単純な作業が多くて同じ場所を何度も掃除することに対して、苦痛だと感じてしまいます。
ライター
自宅で、またはカフェや個室などで一人でパソコンの画面と向き合い、何時間もキーボードをたたくライターは向いていません。
自分の感じたことを書くことには抵抗はありませんが、それを見た人が自分の思ったことに共感してくれるのかが分からないため、面白いと感じる瞬間は少ないです。
ESFP(エンターテイナー型)の恋愛傾向は?モテるの?
ここまでは、実生活において有益な情報をご紹介してきました。ここからは、皆さんも興味がある「恋愛」について、ESFP(エンターテイナー型)の人はモテるのかどうか、どんな恋愛をするのかについてご紹介いたします。
- 社交的な人がタイプ
- 面食いが多い
- 熱しやすく冷めやすい
- 言い過ぎることがある
- フットワークが軽い
社交的な人がタイプ
ESFP(エンターテイナー型)の人は、自身がそうであるように恋愛においても社交的で明るい人を好みます。
話し上手でいろんなことに興味があるため、同じ考え方の人と一緒にいると毎日が楽しくなります。
恋愛においても楽しく過ごすことを重視しているため、内向的な人や神経症傾向のある人と一緒にいると、楽しくないと感じてしまいがちです。
面食いが多い
ESFP(エンターテイナー型)の人は、基本的に恋愛体質です。その原因は見た目重視な性格です。
相手の顔や髪形、清潔感、着こなしを見て、ビビッと来た人にアタックをし、後先考えない恋愛が多いです。
熱しやすく冷めやすい
恋愛体質のESFP(エンターテイナー型)の人は、人を好きになるのは異常なほど早いです。
先述したように外見で好きになることも多いです。しかし、すぐに飽きてしまう傾向にあります。
常に新しい刺激を求める性格なので、好きな相手やタイプがころころと変わります。
言い過ぎることがある
これは恋愛においてのみではないですが、思ったことをそのまま発言してしまうESFP(エンターテイナー型)の人は、話し出すとついつい言い過ぎてしまい、気付いたら相手を傷つけてしまうことがあります。
感情的になりやすいので、一度けんかになったらとことんやりあい、相手を困らせてしまうこともしばしばです。
フットワークが軽い
一人でいることを嫌い、パートナーと一緒にいることを好むESFP(エンターテイナー型)の人は、フットワークの軽さが異次元です。
楽しいイベントやライブがあればその日に出発することもあります。また、おいしいご飯屋さんを知っているため、そのお店で新作が出たらすぐに食べに行ったり、楽しいデートの提案が上手です。
まとめ
この記事を読んでいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。
ESFP(エンターテイナー型)の人の特徴を知り、身近に当てはまりそうな人はいますか?
ちなみに、この記事の作者はまさにこのESFP(エンターテイナー型)の性格の人間です。この記事を書きながら、自分の生きざまをそのまま書いているような気分で、自分の行動を改めなければと思うこともしばしばあります。
大切なことは、自分はESFP(エンターテイナー型)だからこんな問題点があるんだ、こんな風に周りから思われていたのか、と落胆するのではなく、こんな性格だからここに注意しよう、こんないいところや強みがあるんだからこんなことに挑戦してみよう、と前向きにとらえることです。
ぜひ、これからの生活に活かしていただければと思います。
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