モヤモヤしているのに、何がつらいのかうまく言えない。あとになって「本当は嫌だった」と気づく。そんな自分に戸惑っていませんか。
この「気持ちの言語化タイプ診断」は全10問・約2分で、気持ちを言葉にするときのクセが4つのタイプのどれに近いかがその場で分かります。医療の診断ではなく、今の自分を知るためのセルフチェックです。ふだんの自分を思い浮かべて、いちばん近いものを1つずつ選んでください。
Q1. 友だちとの会話で、少し引っかかる一言を言われました。そのときのあなたは?
Q2. 「最近どう?」と聞かれたときの答え方に近いのは?
Q3. 夜、ひとりになったときに頭に浮かびやすいのは?
Q4. 仕事や家事の途中でイライラしてきたとき、近いのは?
Q5. 観た映画や読んだ本の感想を聞かれたら?
Q6. 身近な人と言い合いになりそうなとき、あなたは?
Q7. 今日の気持ちを手帳やメモに書くとしたら?
Q8. 「本当はどうしたい?」と聞かれたら?
Q9. 体の変化と気持ちのつながりについて、近いのは?
Q10. 誰かに相談するときの自分に近いのは?
あなたは「あとから気づく型」かもしれません
その場では気持ちより状況への対応が先に立ち、時間がたってから「本当はこう感じていた」と気づきやすいタイプです。場の空気を読んで動ける、落ち着いた人でもあります。
特徴
- 帰り道やお風呂の中で、昼間の出来事への本音が浮かんでくる
- 「こう言えばよかった」と、あとから言葉が見つかる
- 人に話しているうちに、自分の気持ちがはっきりしてくる
陥りやすいこと
気づいたときには伝えるタイミングを逃していて、「今さら言っても」と気持ちを置き去りにしがちです。小さな「嫌だった」が積み重なると、ある日まとめて疲れが出ることもあります。
おすすめのセルフケア
- 寝る前に「今日いちばん心が動いたこと」を1行だけメモする
- あとから気づいた気持ちも、「この前のことなんだけど」と伝えてよいと考える
- すぐに返事をせず「少し考えてから答えるね」と時間をもらう
書くことで気持ちを整理したい人は、日記が続かない原因と、続けやすい書き方も参考になります。
おすすめの Kimochi の使い方:月1回、たまった気持ちをふり返る
あとから気づくタイプの人は、話しながら気持ちが見えてくることが多いものです。月に1回、公認心理師と一緒にその月の出来事をふり返ると、置き去りにしていた気持ちを拾いやすくなります。
- まずは月1回30分の「ととのいプラン(セッション)」から
- ひとつのことをじっくり話したいときは、月1回60分の「ひらめきプラン」も選べます
うまくまとまっていなくても大丈夫です
あなたは「すぐ言える型」かもしれません
自分が何を感じているのかに気づきやすく、その場で言葉にして伝えられるタイプです。気持ちと体の変化をつなげて考えることもでき、自分の状態をつかむのが上手な人です。
特徴
- 「悲しい」「くやしい」など、気持ちに名前をつけるのが早い
- 困っていることを、まわりに言葉で伝えられる
- 話す前に、言いたいことを頭の中で整理できる
陥りやすいこと
言葉にできるぶん、「自分は大丈夫」と思いこみやすい面があります。疲れているときは言葉がきつくなったり、気持ちを説明できても解決までは手が回らなかったりすることもあります。
おすすめのセルフケア
- 気持ちを伝える前に、ひと呼吸おいて言い方を選ぶ
- 「言えているのに楽にならない」ときは、その気持ちの奥にある願いを考えてみる
自分の性格や考え方をもっと知りたいときは、自分の性格がわからない原因と自己理解の方法も読んでみてください。
おすすめの Kimochi の使い方:心のメンテナンスとして
気持ちを言葉にできる人ほど、カウンセリングの時間を有効に使えます。悩みが大きくなる前に、ときどき公認心理師と話して気持ちの棚卸しをしておくのもひとつの方法です。
- ペースは月1回30分の「ととのいプラン(セッション)」くらいで十分です
- 文章で整理したい人は、文字でやり取りできる「ととのいチャット」もあります
悩みがなくても、公認心理師と話せます
あなたは「モヤモヤ迷子型」かもしれません
何かを感じているのは確かなのに、それが何なのか、自分でもつかみにくいタイプです。感じる力が弱いのではなく、いくつもの気持ちが重なっていて、ほどくのに時間がかかっている状態だと考えてみてください。
特徴
- 「なんかモヤモヤする」「なんとなくしんどい」で止まりやすい
- 「本当はどうしたい?」と聞かれると、答えに詰まる
- 体のだるさや重さはあるのに、気持ちとのつながりが分からない
陥りやすいこと
気持ちが言葉にならないまま残るので、ずっと理由の分からない疲れを抱えがちです。「うまく説明できないから」と、人に相談するのをあきらめてしまうこともあります。
おすすめのセルフケア
- 「悲しい」「不安」「さみしい」などの言葉を並べて、近いものを選ぶ練習をする
- 気持ちの強さを10段階の数字で表してみる
- 気持ちが分からないときは、体の感じ(胸が重い、肩がこわばる)から書き出す
はっきりしない気分が続くときは、心の疲れのサインと、疲れを取る方法も参考にしてください。
おすすめの Kimochi の使い方:一緒に言葉を探してもらう
カウンセリングは、話すことが決まっていなくても大丈夫です。公認心理師が質問をしながら、モヤモヤの中身を一緒にほどいていきます。「うまく言えないんですが」から始めてかまいません。
- こまめに話したいときは、月2回・1回最大60分の「のびのびプラン(セッション)」があります
- 声に出すより書くほうが考えやすい人は、文字で相談できる「のびのびチャット」もあります
「うまく言えない」から始めて大丈夫です
あなたは「言わずにためる型」かもしれません
自分の気持ちには気づいているのに、相手やその場を優先して、言葉にせずしまいこみやすいタイプです。まわりへの気配りができる、思いやりのある人でもあります。
特徴
- 本当はしんどくても「大丈夫」「元気だよ」と答える
- もめるくらいなら、自分が黙っていればいいと考える
- 相談したい気持ちはあっても、ひとりで抱えこみがち
陥りやすいこと
しまいこんだ気持ちは、なくなるわけではありません。たまっていくうちに、ささいなことで涙が出たり、急に何もしたくなくなったりすることがあります。まわりから「何でも平気な人」と見られて、さらに言い出しにくくなることもあります。
おすすめのセルフケア
- 人に言う前に、まず自分だけが読むメモに本音を書いてみる
- 信頼できる人ひとりに、小さな「実はね」を話してみる
- 「言わない」と決めたときも、自分の気持ちは否定せずに認めておく
気持ちをため込みやすい人の特徴と発散のしかたは、ストレスをため込む人の特徴と発散のしかたでくわしく紹介しています。
おすすめの Kimochi の使い方:気をつかわずに話せる場所として
家族や友だちには気をつかって言えないことも、利害関係のない公認心理師になら話しやすいことがあります。顔出し不要・匿名で利用できるので、身近な人に知られずに気持ちを打ち明けられます。
- 月2回・1回最大60分の「のびのびプラン(セッション)」で、ためこむ前にこまめに話せます
- 重さを感じているときは、月4回の「じっくりプラン(セッション)」も選べます
- 相性が合わなければ、何度でもカウンセラーを変更できます
顔出し不要・匿名で相談できます
※この診断はセルフチェックであり、医療の診断ではありません。答えた内容や結果が保存・送信されることはありません。
うまく言葉にならない気持ちも、公認心理師と話しているうちに少しずつ形になっていきます。
4つのタイプの特徴をまとめて見る
自分以外のタイプも知っておくと、家族や友だち、職場の人の「言葉にしにくさ」を理解するヒントになります。4つのタイプを短くまとめました。
- あとから気づく型:その場では対応を優先し、時間がたってから本音に気づく。伝えるタイミングを逃しやすい
- すぐ言える型:気持ちに名前をつけるのが早く、その場で伝えられる。自分は大丈夫と思いこみやすい
- モヤモヤ迷子型:何かを感じているのに、中身がつかみにくい。理由の分からない疲れを抱えやすい
- 言わずにためる型:気持ちに気づいていても、相手を優先してしまいこむ。たまった気持ちが別の形で出やすい
同じ数だけ選んだタイプがあるときは、この順で先のタイプが表示されます。言語化のクセは、相手や場面、疲れ具合によって変わることもあります。
気持ちの言語化とは?苦手になる原因と練習の方法
気持ちの言語化とは、自分の中にある感情や考えを、言葉にして自分や相手に分かる形にすることです。ここでは、言語化が苦手になりやすい原因と、毎日の中でできる練習を紹介します。
気持ちを言語化できない原因と特徴
気持ちを言葉にするのが苦手な人には、次のような背景が重なっていることがあります。性格の良し悪しではなく、これまでの環境や慣れの影響が大きいものです。
- 気持ちを表す言葉の手持ちが少ない:「やばい」「しんどい」など、ひとつの言葉で多くの気持ちをまとめてしまう
- 感じたことを立ち止まって見る時間がない:忙しさの中で、感情をふり返らないまま次の予定に進んでいる
- 本音を言うと否定されそうで怖い:小さいころから「わがままを言わない」「空気を読む」ことを大切にしてきた
- 気持ちが同時にいくつもある:うれしいのに不安、腹が立つのに悲しいなど、混ざった気持ちをひとつの言葉にしようとして詰まる
仕事の場面では「要点を話す」ことが求められるため、まとまらない気持ちほど口に出しにくくなりがちです。言語化が苦手なのは、気持ちが少ないからではありません。
今日からできる感情の言語化トレーニング
日立健康管理センタの産業保健だより「ほっとHealth(日健セ)通信」2025年5月号では、気持ちを言葉にするときのポイントとして、何に気持ちが動いたのかをふり返る機会をつくること、その気持ちを否定せずに受け入れること、相手や状況に合わせて表し方を調整することの3つをあげています。人に話すのが難しいときは、日記などのふり返りも役立つとしています(出典:日立健康管理センタ「ほっとHealth(日健セ)通信 2025年5月号」)。これをふまえた練習の方法を紹介します。
- 出来事と気持ちを分けて書く:「会議で意見を流された」(出来事)と「がっかりした、少し腹が立った」(気持ち)を別の行に書く
- 気持ちの言葉を増やす:「つらい」を「さみしい」「くやしい」「心細い」などに言いかえられないか探してみる
- 数字で表す:今日の疲れは10のうちいくつ、と強さだけでも言葉にする
- 「なぜ」より「何が」を問う:「なぜ落ち込むの」と責めるより、「何が引っかかったんだろう」と問いかける
言語化の克服は、一度にできるようになるものではありません。1日1行のメモから、少しずつ言葉の手持ちを増やしていきましょう。
もっと詳しく知りたい人へ
気持ちを言葉にすることや、人に話すことについては、次の記事でもくわしく紹介しています。
- 誰にも言えない悩みが辛いときの解決法と相談先
- カウンセリング前の準備と、何を話すかの整理のしかた
- カウンセリングでは何を話す?うまく話せない時の対処法(Kimochi)
- カウンセリングで自己理解を深めるには?(Kimochi)
ほかの診断も、今の自分を知る手がかりとして試してみてください。
気持ちを言葉にしたいときの相談先
自分の気持ちを整理したい、うまく言えないことを誰かに聞いてほしいときは、カウンセリングを使う方法があります。ここでは、オンラインカウンセリング「Kimochi」を紹介します。
Kimochi は、スマホやパソコンから公認心理師に相談できるオンラインカウンセリングです。カウンセラーは全員が公認心理師(心理職で唯一の国家資格)で、ビデオ・チャット・ペアの3つのスタイルから選べます。顔出し不要・匿名で利用でき、土日祝や平日の夜も相談できます。
話すことがまとまっていなくても、公認心理師が質問をしながら一緒に気持ちを言葉にしていきます。話すより書くほうが楽な人は、チャットのプランも選べます。相性が合わなければ何度でもカウンセラーを変更できます(18歳以上が対象。18〜19歳の方は保護者の同意が必要です)。すっきりしない気持ちの正体については、すっきりしない気持ちの原因とは?(Kimochi)も参考にしてください。
よくある質問
気持ちの言語化タイプ診断について、よく寄せられる質問にお答えします。
Q. この診断は当たりますか?
ふだんの場面での反応から、気持ちを言葉にするときのクセを大まかに分ける心理テストです。学術的に検証された尺度ではないので、しっくりこないときは近いと感じるタイプを参考にしてください。
Q. 医療の診断と同じものですか?
違います。名前に「診断」とついていますが、自分を知るためのセルフチェックで、病気や特性を判断するものではありません。言葉にしにくさで生活に困っているときは、専門家に相談してください。
Q. 言語化が苦手でもカウンセリングを受けられますか?
受けられます。カウンセリングは、うまく話すための場ではなく、話しながら気持ちを整理していく場です。「何を話せばいいか分からない」という状態から始める人も少なくありません。
Q. 答えや結果はどこかに保存されますか?
保存・送信されることはありません。ページを閉じると答えは消えます。結果をシェアするボタンを押したときだけ、結果の名前が X や LINE の投稿画面に入ります。
※Kimochiはオンラインカウンセリングサービスであり、医療行為・診断・診療は行いません。通院中の方は、主治医の許可を得たうえでご利用ください。
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