子育てのイライラが抑えられない原因6選!抑える方法と子育て相談所を紹介

子育て中のイライラが原因で、子どもにつらくあたってしまった経験をお持ちではないでしょうか。

イライラしてしまうと「どうして子どもにイライラしてしまったのだろう」と自分を責めてしまいがちですが、イライラしたことを人に話してみることが大切です。

今回は子育てのイライラが止まらない原因と、解決方法を解説します。

子育ての相談機関も紹介しているため、子育て相談をしたい場所選びの参考にしてみてください。

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子育てのイライラはいつがピーク?

子育てのイライラはいつがピーク?

子育ては子どもの機嫌や体調に合わせて動くことが多く、日々心身共に全力で挑まないとこなしていけません。

特に子どもが小さいうちは手もかかるため、疲れやすく、ついつい余裕を失ってパンクしてしまうときもあるはずです。

子育ての先輩たちは、どのようなときが大変で、イライラをしていたのかをまとめました。

事前に知っておくことで、パンクしないように対処法を考えることが大切です。

子育ては何歳が一番しんどい?

子育てで多くの人がしんどいと感じる時期は、子どもが1歳~2歳のときです。

子どものしつけや、成長をサポートするために手取り足取り世話をしていくため、イライラや疲れを感じやすい時期であるためです。

子どもの年齢があがるとともに、ストレスが減っていく傾向にありますが、完全に無くなるものではありません。

子育てで夫(旦那)にイライラする人の割合

子育てで夫にイライラする人の割合は90%ほどで、原因は以下のとおりです。

  • 自分のことしか考えていない
  • 何もしない
  • 家事や育児を手伝わない
  • 子どもっぽい
  • 気が利かない

夫にイライラした場合でも、ひとりで悩みを抱え込まずに人に話してストレス解消することが大切です。

イライラがおさまらない場合は、一時的に距離を置いてもよいでしょう。

冷静になったところで、誰かに話したり、夫本人に直接伝えたりしてみてください。

子育てのイライラ!6つの原因

子育てのイライラ!6つの原因

子育てでイライラする代表的な原因は、以下の6つです。

  • 子どもが言うことを聞いてくれない
  • 自分の時間がない
  • 家事・育児や寝不足で疲れがたまっている
  • 家族が非協力的・過干渉
  • 子どもの将来への不安
  • 自分の人生設計への不安

子育ての何で自分がイライラしているのか原因を明らかにして、予防や対処法を見つけていくことが大切です。

子どもが言うことを聞いてくれない

子どもが言うことを聞いてくれず、計画通りに進められないとイライラしてしまいます。

お母さんが子どものためにと思ってやったことで、嫌がれてしまう場合もあります。

日常生活の予定を決めても子どもの機嫌次第で予定が変わるため、スムーズにいきません。

「そもそも子どもの体調や気持ちは思い通りにいかない」と切り替えて、予定を詰め込み過ぎないことが重要です。

自分の時間がない

子育ては子どもの時間に合わせて行動するため、自分の時間がほとんどありません。

朝起きてから子どもが就寝するまで、子どもと一緒にいるため、ひとりになることが難しくなります。

子どもが寝てから家事をしていると、時間があっという間に過ぎ、リラックスできる時間は一瞬でしょう。

家事・育児や寝不足で疲れがたまっている

家事・育児や寝不足で疲れがたまっている

子育てをしていると家事が思うようにできなかったり、寝不足が重なったりと、ゆっくり休める時間が限られて、疲れがたまっていきます。

特に寝不足が続くと、イライラしやすくなり、普段は気にならないような子どもの様子に対して過敏に反応してしまうでしょう。

家族が非協力的・過干渉

家族が子育てに対して非協力的・過干渉も、子育てのイライラにつながります。

子育てをひとりで行うことは心身の負担になるだけではなく、家族関係に影響を及ぼします。

非協力的・過干渉であることを感情的に責め立てるのではなく、お互いの気持ちを落ち着いて話し合う場を設けることが必要です。

子どもの将来への不安

子どもへの将来への不安を感じると、イライラしてしまうケースがあります。

たとえば子どもがなかなか泣きやまなかったり、寝なかったりすると「本当にこのまま大きくなって大丈夫なのかな」と不安になるのは当然です。

ひとりで抱え込まずに、家族や友人に不安を話してみましょう。

自分の人生設計への不安

子育てをしていると、自分の将来設計への不安を感じやすくなるでしょう。

やりたいことやお金、キャリアなどに影響が出ないかどうか、転職するかしないかを選択する必要があるためです。

家族と話し合い、子育てと両立できるような人生設計を考えてみましょう。

子育てのイライラを抑える方法とは?

子育てのイライラを抑える方法とは?

子育てのイライラを解消する方法は、以下のとおりです。

  • 意識的に休みを取って体調を整える
  • 子どもの失敗をいい経験と捉える
  • 自分を大切にする
  • 悩み事を第三者に相談する
  • 家族を否定しないで認める

子育てにイライラしないためには、体調を整えて自分を責めないようにすることが重要です。

意識的に休みを取って体調を整える

子育て中に長時間休むのは難しいかもしれませんが、短時間でも休みを取って体調を整えるようにしましょう。

休みが取れない場合は、子どものお昼寝や、夜の寝かしつけのついでに仮眠をとるなど、短時間横になるだけでも体は休まります。

日常の中でこまめに休みをとりながら、体調を整えましょう。

子どもの失敗をいい経験と捉える

子どもの失敗をいい経験と捉えることで、イライラが緩和されます。

失敗してしまうと、片付けや子どものケアなどに追われて、心に余裕がなくなることがあるでしょう。

しかし子どもは、失敗を繰り返すことで、徐々にいろいろなことができるようになります。

いい経験として捉えてみると、子どもの気持ちも前向きになるため、失敗した後でも「大丈夫だよ」など肯定的な言葉をかけてみてください。

自分を大切にする

子育て中は子ども優先になりがちですが、自分を大切にする必要があります。

自分を否定してばかりだと「子育てにイライラしてはいけない」と思い込み、余計に追い込まれてしまうためです。

イライラしてしまった自分を受け止め、感情を大切にしてみてください。

自分を大切にできない人の特徴まとめ!自分を大切にする方法やメリット

悩み事を第三者に相談する

子育ての悩みを夫婦で抱え込まず、悩み事を第三者に相談しましょう。

抱え込みすぎると、余裕がなくなり心身ともに疲弊しやすくなるためです。

「Kimochi」ではペアレントトレーニング・夫婦カウンセリングも行っています。

悩み事だけではなく感情も大事にしているため、活用してみてください。

オンラインカウンセリングKimochi

家族を否定しないで認める

子育ての方針などで家族と衝突した際に、否定しないで認めるようにすると、イライラの緩和につながるでしょう。

お互いが一方的に意見を否定してしまうと余計にイライラしてしまい、解決になりません。

相手の話を尊重しながら、どのような意見があるのかをしっかりと聴いて認めることが重要です。

子育てのイライラの予防法

子育てのイライラを予防する方法を紹介します。

  • 「完璧でなくてもいい」と唱える
  • 子育てのイライラは自分や子どもが悪いのではないと知る
  • 自分を褒めてあげる
  • 子どもの良い所に目を向けてみる

自分を否定せずに、できたことに目を向けて褒めるとイライラ予防になります。

「完璧でなくてもいい」と唱える

一日のスケジュールが流れ通りにいかなくても「完璧でなくてもいい」と意識することで、自分と子どもにもイライラせずに済みます。

周りの子育て中の方と比べてしまうと「まったくできていない」と落ち込むかもしれませんが、子どもが元気に過ごせればいいと、楽観的に思うことも重要です。

思い通りにできなくてイライラしそうになったら「完璧でなくてもいい」と頭の中で唱えてみましょう。

子育てのイライラは自分や子どもが悪いのではないと知る

子育てのイライラは、子育てを頑張っているからこそ起きるものであって、あなたと子どもが悪いのではありません。

子どものためにさまざまなことを考え一生懸命になっているからこそ、できない自分や家族にイライラしてしまうのではないでしょうか。

子育てでイライラした自分を責めるのではなく、イライラしないように改善し、家族や第三者と話し合うようにしましょう。

自分を褒めてあげる

自分を褒めてあげる

イライラしないためには、些細なことから自分を褒めてあげるようにすることが重要です。

たとえば「イライラせずに子どもに前向きな言葉をかけられた」と自分を褒めるようにすると、自己肯定感があがるだけではなく、イライラの予防になります。

自分のできたことに目を向けて、子どもだけではなく自分自身を褒めるようにしましょう。

子どもの良いところに目を向けてみる

イライラしてしまうと子どもの悪い態度に目がいきがちですが、良いところに目を向けてみましょう。

また良いところを見つけたら褒めるようにすると、イライラ改善だけではなく、子どもとの関係性も良くなります。

1つでもよいので、日頃から良いところに目を向けるように意識してみましょう。

子育てのイライラや悩みが相談できる機関一覧

子育てのイライラや悩みが相談できる機関一覧

子育ての悩みは、ここで紹介する機関に相談することで解決の糸口が見出せます。

オンラインカウンセリング「Kimochi」

オンラインカウンセリング「Kimochi」は、臨床心理士や公認心理師がカウンセラーとして登録しています。

ペアレントトレーニング・夫婦カウンセリングにも対応しているため、子育ての悩みも相談可能です。

Kimochiでは、担当カウンセラーによって価格が異なりますが、30分で3,300円と利用しやすい価格帯を目指しています。

Kimochiではカウンセリングを受ける前に、話している姿を動画で確認でき、雰囲気や人柄がわかるため、安心できるでしょう。

自分に合ったカウンセラーに、子育て中に感じるイライラや悩みを話してみましょう。

オンラインカウンセリングKimochi

育児相談電話

日本保育協会が運営している「子育てホットライン ママさん110番」は、子育て全般の悩みに対応しています。

電話番号 03‐3222‐2120(相談無料)
相談時間 月曜日~金曜日

10:00~12:00、13:00~16:00

保健センター

保健センターは「地域保健法」という法律に基づいて設置されている公的期間です。

業務内容に「母子保健」があり、以下のような業務に対応しています。

  • 乳幼児健康診査
  • 乳幼児の健康相談
  • 自立支援医療(育成医療)給付の申請受付
  • 未熟児の養育医療給付申請受付など

子どもの言葉や行動、発達について相談可能で、保健師や作業療法士などの専門職が、電話や家庭訪問をします。

予約が必要になるため、相談したい方はお住まいの保健センターに問い合わせてみましょう。

子育て支援センター

子育て支援センターは、市町村ごとに設置されている施設で、乳幼児のいる親子の交流や育児相談、情報提供を行います。

各センターによりサービスが異なりますが、以下の内容で提供します。

親子の交流の場 絵本の読み聞かせ

リトミック

子育てに関する相談・援助 身体測定

医療相談(嘱託医)

地域の子育て情報 出張子育て支援など
子育てに関する講習 子育て教室

プレパパママセミナー

児童相談所

児童相談所は、子ども(18歳未満)に関する相談所です。

子育て支援センターや福祉事務所とは異なり、立ち入り調査や一時保護などの強い権限が認められています。

児童虐待だけではなく、子育てに関する助言や継続的な相談を実施し、以下のような相談内容に対応しています。

  • 知的発達の遅れ、肢体不自由、自閉傾向がある
  • 家出、盗みなどの習慣がある
  • 保護者の病気や死亡などの事情で、家庭で生活できない

上記以外の内容でも、子どもに関する相談全般を扱っています。

些細なことでも気になった時点で、相談してみましょう。

【子育てのイライラ】まとめ

子育てのイライラが溜まって抑えられないときがあると思います。

ひとりで抱え込まず、相談することも子育ての一環として捉え、専門家に相談すると良いでしょう。

Kimochiでは、ペアレントトレーニング・夫婦カウンセリングにも対応しているため、子育ての悩みも相談できます。

オンラインカウンセリングなので、子育てをしながらでも話せます。

イライラして爆発する前に、気持ちを整える場としてカウンセリングを活用してみてください。

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