朝、会社に向かう足が重い。職場に着くと空気がピリピリしていて、誰にも相談できない。そんな毎日が続くと、「この職場環境はおかしいのでは」「自分が弱いだけなのかな」と悩んでしまいますよね。
働く時間は、一日の中でも大きな割合を占めます。だからこそ、職場環境が悪いと、仕事の成果だけでなく、心や体の調子、プライベートにまで影響が出てしまいます。
この記事では、職場環境が悪い職場に共通する特徴と、そうなってしまう原因、働く人に起こりやすい影響を整理します。そのうえで、自分でできる改善策、会社の取り組み事例、辞めるかどうかを判断する目安、つらいときの相談先まで紹介します。
職場環境とは?働きやすさを左右するもの

職場環境とは、働く人をとりまくさまざまな条件のことです。大きく分けると、次の2つがあります。
- 人の面:上司や同僚との人間関係、職場の雰囲気、コミュニケーションのとりやすさ、評価や目標の決め方、ハラスメントの有無など
- 物の面:勤務時間や休みのとりやすさ、仕事の量、オフィスの広さ、照明、温度、騒音、匂いなど
どちらかに大きな問題があると、働く人は少しずつ疲れをため込んでいきます。「職場環境が悪い」と感じるときは、どの部分がつらいのかを分けて考えると、対処の糸口が見つけやすくなります。
職場環境が悪い職場の特徴8つ
まずは、職場環境が悪いといわれる職場によく見られる特徴を、具体的な例とあわせて紹介します。自分の職場に当てはまるものがないか、確認してみてください。
パワハラやいじめが起きている
長時間労働で休みがとれない
目標やノルマが現実的でない
評価の基準があいまい
人手不足で一人の負担が大きい
陰口や派閥で雰囲気が悪い
オフィスの環境が整っていない
①風通しが悪く意見が言えない
上下関係が厳しすぎて、上司の言うことには逆らえない。会議でも意見を言いにくく、決まったことに従うしかない。こうした職場は「風通しが悪い」と表現されます。
困っていることを口に出せないと、問題が表に出ないまま大きくなり、働く人のストレスもたまっていきます。
②パワハラやいじめが起きている
人前で怒鳴る、人格を否定する、仲間外れにする、明らかにこなせない量の仕事を押しつけるといった行為があると、安心して働くことはできません。
厚生労働省は、職場のパワーハラスメントを、次の3つをすべて満たすものと説明しています。1つ目は「優越的な関係を背景とした言動」であること、2つ目は業務上必要で相当な範囲を超えていること、3つ目は働く人の就業環境が害されることです。代表的な行為には6つの類型があり、身体的な攻撃や精神的な攻撃のほか、過大な要求・過小な要求、人間関係からの切り離し、個の侵害が挙げられています。
参考:パワーハラスメント – あかるい職場応援団(厚生労働省)
③長時間労働で休みがとれない
残業が当たり前になっている、有給休暇を申請しにくい、休日も仕事の連絡が来る。こうした状態が続くと、体を休める時間がなくなり、疲れが抜けにくくなります。
④目標やノルマが現実的でない
目標があることで、計画を立てたり工夫したりするきっかけになります。ただ、チームの平均を大きく上回るノルマが一方的に課される、達成できないと厳しく責められるといった状況では、やる気よりも不満や不安が大きくなります。
⑤評価の基準があいまい
何をどれだけ頑張れば評価されるのかが分からない職場では、努力が報われている実感を持ちにくくなります。上司の好みで評価が決まっているように見えると、不公平感から職場の雰囲気も悪くなります。
⑥人手不足で一人の負担が大きい
人が足りない職場では、一人ひとりの仕事量が増え、休みもとりにくくなります。誰かが辞めると残った人の負担がさらに増え、また人が辞めていく、という悪循環が起こりやすくなります。
⑦陰口や派閥で雰囲気が悪い
休憩時間に誰かの悪口が飛び交う、グループごとに対立している、機嫌の悪い人に周りが振り回される。こうした職場では、仕事そのものより人間関係に気をつかうことに疲れてしまいます。
周りの人の不機嫌な態度に振り回されて疲れている人は、不機嫌ハラスメントとは?職場のハラスメントの実態と対策も参考にしてください。
⑧オフィスの環境が整っていない
夏は職場が暑い、冬は寒すぎる、うるさい、暗い、狭い、匂いが気になるといった物理的な環境も、毎日続くと集中力や体調に影響します。休憩できるスペースがないことも、疲れがたまる原因になります。
こうした物理的な環境には、法律の目安もあります。労働安全衛生法は、作業環境を快適に保つことや、疲れを回復するための休憩の設備を整えることなどを通じて、快適な職場環境をつくるよう事業者に求めています(努力義務)。オフィスについては事務所衛生基準規則があり、たとえば次のような基準が定められています。
- 室温が10度以下のときは、暖房などで温度を調節する
- エアコン(空気調和設備)がある部屋は、室温18~28度、湿度40~70%になるよう努める
- 机の上などの作業面の明るさは、一般的な事務作業で300ルクス以上
出典:e-Gov法令検索「労働安全衛生法」第71条の2、e-Gov法令検索「事務所衛生基準規則」第4条・第5条・第10条
暑さや寒さ、暗さが我慢の限界に近いときは、「わがまま」と思わずに、上司や総務の担当者、職場に衛生管理者がいればその人に、具体的に伝えてみましょう。
職場環境が悪くなる原因

職場環境が悪くなる背景には、個人の性格だけでなく、組織の仕組みの問題があることがほとんどです。主な原因を見てみましょう。
管理職のマネジメントが機能していない
上司が部下の状況を把握していない、感情的に叱る、仕事の割り振りが偏っているなど、管理職のマネジメントがうまくいっていないと、職場全体の雰囲気が悪くなります。上司がプレイヤーとしての仕事に追われ、部下を見る余裕がないケースもあります。
コミュニケーションが不足している
仕事の情報が共有されない、相談できる雰囲気がない、部署どうしの交流がないといった状態では、誤解やすれ違いが起こりやすくなります。小さな不満を話し合う場がないと、それが積み重なって人間関係のこじれにつながります。
人手や時間に余裕がない
業務量に対して人が足りないと、一人ひとりに余裕がなくなり、周りを気づかう気持ちも持ちにくくなります。忙しさがイライラを生み、職場の空気をとがらせてしまいます。
評価や目標の仕組みがあいまい
評価の基準が共有されていない、目標が現場の実情に合っていないと、働く人の不満がたまります。仕組みの問題なのに、個人のやる気の問題として扱われてしまうことも少なくありません。
ハラスメント対策が不十分
ハラスメントについての相談窓口がない、相談しても対応してもらえないといった職場では、問題が放置されがちです。被害を受けた人だけでなく、それを見ている周りの人の働く意欲も下がってしまいます。
職場環境が悪いと起こる影響
職場環境の悪さは、働く人の心と体、そして仕事の成果にも影響します。
働く人の多くが強いストレスを感じている
厚生労働省の「令和7年 労働安全衛生調査(実態調査)」では、仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄がある労働者は67.5%でした。その内容(主なもの3つ以内)は、「仕事の量」と「仕事の失敗、責任の発生等」がともに39.5%、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が32.9%、「仕事の質」が30.7%となっています。
参考:令和7年 労働安全衛生調査(実態調査) – 厚生労働省
仕事の量や人間関係は、まさに職場環境と深く関わる部分です。職場でストレスを感じているのは、あなただけではありません。
心と体に出やすいサイン
職場環境が悪い状態が続くと、次のようなサインが出ることがあります。
- 朝起きるのがつらく、会社に行こうとすると気分が悪くなる
- 日曜日の夜になると気持ちが沈む
- 寝つけない、夜中に何度も目が覚める
- 食欲がない、または食べすぎてしまう
- 頭痛、肩こり、胃の不調が続く
- 仕事でミスが増え、集中できない
- 好きだったことを楽しめない
こうした状態が2週間以上続いている、生活に支障が出ているというときは、一人で抱え込まずに誰かに相談してください。限界のサインについては、精神的ストレスが限界を超えるサインとは?でも詳しく紹介しています。
仕事の成果や離職にも影響する
職場環境のつらさは、家族や友達に話しても分かってもらいにくいことがあります。「自分が弱いだけなのでは」と一人で抱え込む前に、気持ちを言葉にできる場所を持っておくと、心の負担が少し軽くなります。
良い職場環境の特徴
悪い職場環境の反対に、働きやすい職場にはどんな特徴があるのでしょうか。自分の職場と比べるときの目安にしてみてください。
相談しやすい上司がいる
部下の話に耳を傾け、具体的なフィードバックをくれる。感情的に怒らず、筋の通った指摘をしてくれる。そんな上司がいると、部下は安心して報告や相談ができ、仕事にも集中しやすくなります。
気軽に話せる人間関係がある
上司だけでなく、同僚や他部署の人とも気軽に話せる職場では、情報が共有されやすく、困ったときに助け合えます。お互いの人柄を知っていると、意見がぶつかったときにも冷静に話し合いやすくなります。
評価の仕組みが分かりやすい
何が評価されるのかが明確だと、働く人は目標に向かって工夫しやすくなります。数字で表しにくい頑張りについても、上司と話し合える機会があると、納得感が高まります。
意見を言っても否定されない
失敗を報告しても責められない、新しいアイデアを出しても笑われない。こうした、安心して発言できる職場の状態は「心理的安全性」とも呼ばれます。心理的安全性については、こちらの記事でまとめています。
職場環境が悪いときに自分でできる改善策

職場環境そのものを一人で変えるのは簡単ではありません。それでも、自分を守るためにできることはあります。悩みの種類ごとに見ていきましょう。
上司と合わないとき
社会人になると、自分と合わない人とも一緒に働かなければならない場面があります。「仕事の上での付き合い」と割り切り、必要な報告や相談はしつつ、プライベートまで踏み込まない距離感を保つのもひとつの方法です。
直属の上司に言いにくいことがあるときは、さらに上の上司や、信頼できる他部署の先輩、人事部に相談することもできます。上司との関係に悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてください。
パワハラやいじめを受けたとき
まずは、いつ、どこで、誰に、何をされたかをメモに残しておきましょう。メールやチャットの記録も保存しておくと、相談するときに状況を伝えやすくなります。
そのうえで、社内の相談窓口や人事部、信頼できる上司に相談してください。社内で相談しにくい、相談しても解決しないという場合は、この記事の後半で紹介する社外の相談先も頼ってください。
職場の人間関係に疲れたとき
職場の人全員と仲良くする必要はありません。話しやすい人を一人でも見つける、休憩時間は一人で過ごして気持ちを切り替えるなど、自分が疲れにくい関わり方を探してみましょう。職場の人間関係に疲れたときの対処法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
評価や目標に納得できないとき
評価の理由が分からないときは、上司との面談などで、どんな点が評価され、何が足りなかったのかを具体的に聞いてみましょう。数字で表しにくい仕事は、自分の取り組みを記録しておき、説明できるようにしておくと伝わりやすくなります。
目標が明らかに現実的でないと感じるときは、これまでの実績やチームの平均などを示しながら、目標を決めた人に相談してみてください。どうやって達成するかを一緒に考えてもらうことで、無理のない目標に近づけられることもあります。
仕事の量が多すぎるとき
抱えている仕事を書き出し、優先順位をつけて上司に共有しましょう。「この期限だと、こちらの仕事が間に合わない」と具体的に伝えると、調整してもらいやすくなります。
派遣社員として働いているとき
派遣社員の場合、働いている職場(派遣先)の環境に問題があっても、直接は言いにくいことがあります。そんなときは、雇用主である派遣元(派遣会社)の担当者に相談しましょう。職場の状況を伝えることで、派遣先との調整をしてもらえることがあります。
看護師など人手不足になりやすい職場
看護師や介護職など、医療・福祉の現場は、夜勤や人手不足で一人ひとりの負担が大きくなりやすい職場です。命や健康にかかわる仕事だからこそ、緊張が続き、人間関係のすれ違いもストレスになりがちです。看護師の悩みや相談先については、こちらの記事も参考にしてください。
仕事とプライベートの境目をつくる
職場環境がすぐには変わらないときは、仕事の外で心と体を回復させることが大切です。休日は仕事の連絡を見ない、睡眠時間を確保する、好きなことをする時間をつくるなど、自分を立て直す時間を意識的に持ちましょう。
自分でできることを試しても、職場の空気がなかなか変わらないこともあります。「今の職場で続けるか迷っている」「つらさをどう伝えればいいか分からない」と感じたら、専門家と一緒に気持ちを整理してみませんか。
会社ができる職場環境改善の取り組みと事例

職場環境の改善は、本来は会社が中心になって進めるものです。ここでは、会社が取り組める方法と、公的なツール、企業の事例を紹介します。
1on1面談で部下の声を聞く
上司と部下が定期的に1対1で話す「1on1」は、仕事の進め方だけでなく、困っていることや体調の変化を早めに知る機会になります。話す場があるだけで、部下は相談しやすくなります。
部署をこえた交流の場をつくる
社内報で社員を紹介する、部署をこえたランチや勉強会を開くといった取り組みは、普段話さない人どうしが知り合うきっかけになります。お互いを知ることで、仕事の相談もしやすくなります。
ストレスチェックの結果を職場の改善に生かす
働く人のストレスの状態を調べる「ストレスチェック」の結果を、部や課などの集団ごとに分析し、職場環境の改善につなげる取り組みも進められています。厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、働く人が参加して職場の改善策を話し合うための手引きや、改善のヒントを項目ごとに確かめられるチェックリスト(職場改善のためのヒント集)などが公開されています。
参考:マニュアル・ツール – こころの耳(厚生労働省)
企業の事例:毎月のアンケートで社員の変化をつかむ

株式会社サイバーエージェントでは、「GEPPO」と呼ばれる毎月のアンケートで、全社員のコンディションや将来のキャリアの希望などを把握していると、同社の公式サイトで紹介されています。社員の小さな変化や、仕事と本人が合っていないサインに早く気づき、支援につなげることが目的とされています。
参考:株式会社サイバーエージェント公式サイト「適材適所」
このように、働く人の小さな変化に会社が気づける仕組みがあると、問題が大きくなる前に話し合うきっかけが生まれます。自分の会社にどんな制度があるか、一度確認してみるのもよいでしょう。
職場環境が悪いなら辞めるべき?判断の目安
「この職場で働き続けていいのか」と迷っている人もいるでしょう。辞めるかどうかは大きな決断なので、次のような目安を参考に考えてみてください。
辞めることを考えてもいいサイン
- パワハラやいじめが続き、相談しても改善されない
- 長時間労働が続き、休んでも疲れがとれない
- 眠れない、食べられないなど、心や体に不調が出ている
- 会社に行こうとすると涙が出る、体が動かない
- 違法な働き方を求められている
こうした状況では、自分の健康を守ることが最優先です。無理に我慢を続けず、まずは休むことや、誰かに話して気持ちを整理することを優先しましょう。
辞める前に試せること
不調が出ていない段階なら、辞める前に試せることもあります。部署の異動を希望する、人事部に相談する、働き方(勤務時間や担当業務)を調整してもらうなど、会社の中で環境を変えられる可能性がないか確認してみましょう。
また、何が一番つらいのかを書き出しておくと、転職するときにも同じ問題を避けやすくなります。仕事を辞めたいと感じたときの考え方は、こちらの記事でも紹介しています。
一人で決めずに話を聞いてもらう
疲れ切っているときは、物事を悪いほうに考えやすく、冷静な判断が難しくなります。大きな決断をする前に、家族や信頼できる人、専門家に話を聞いてもらうと、自分の本当の気持ちが見えてきます。
職場環境が悪いことを退職理由・転職理由にするときは
職場環境が悪いことが原因で退職や転職を決めた場合、その理由をどう伝えるかに悩む人も多いでしょう。
そのまま伝えないほうがいい理由
退職を伝えるときに「職場環境が悪いから」と伝えると、引き止めの話し合いが長引いたり、気まずい空気のまま最終日を迎えたりすることがあります。転職の面接でも、前の職場への不満だけを話すと、「入社しても同じ理由で辞めてしまうのでは」と受け取られる心配があります。
うそをつく必要はありませんが、不満を並べるより、「これからどう働きたいか」に言い換えて伝えるほうが、相手にも伝わりやすくなります。
前向きな言い換えの例
- 「長時間労働が当たり前で休めない」→「仕事と生活のバランスをとりながら、長く働ける環境で力を発揮したい」
- 「上司が感情的で意見が言えない」→「チームで意見を出し合いながら仕事を進められる職場で働きたい」
- 「評価の基準があいまい」→「成果や取り組みが評価される環境で、目標を持って働きたい」
- 「人手不足で一人の負担が大きい」→「一つひとつの仕事に丁寧に向き合える環境で働きたい」
なお、パワハラなどで心身に不調が出て退職する場合は、無理に前向きな理由をつくる必要はありません。会社とのやり取りがつらいときは、一人で抱え込まず、誰かに相談しながら進めましょう。
職場環境が悪いときはどこに相談する?
職場環境の悩みは、一人で抱え込まないことが大切です。相談先の例を紹介します。
社内の相談窓口・産業医
会社に相談窓口や産業医、保健師などがいる場合は、まず利用を検討しましょう。相談した内容の扱いが気になるときは、秘密が守られるかを最初に確認しておくと安心です。
法テラス
法的なトラブルに発展しそうなときは、法律の総合案内所である「法テラス」(日本司法支援センター)で、問題に合った相談窓口や制度の案内を受けられます。
ストレスの相談先については、ストレスの相談はどこにするべき?適切な相談先と解決のヒントでもまとめています。
オンラインカウンセリング
「会社の人には言いにくい」「誰に話せばいいか分からない」というときは、カウンセリングで気持ちを整理する方法もあります。カウンセリングは、職場での出来事やモヤモヤを話しながら、自分がどうしたいのかを一緒に考えていく場です。
オンラインカウンセリング「Kimochi」では、心理職で唯一の国家資格である公認心理師に、ビデオやチャットで相談できます。顔出し不要・匿名で利用でき、登録から最短3時間で相談できます。スマホから利用でき、土日祝や平日の夜にも相談できるので、仕事が忙しい人でも使いやすいのが特徴です。相性が合わないと感じたら、何度でもカウンセラーを変更できます。
料金は月額制で、月1回30分の「ととのいプラン」なら初月3,278円(税込)から始められます。相談したい内容に合わせて、カウンセラーやプランを選べます。
※初月30%OFFは、初めてご利用の方が対象です。ととのいプラン(月1回30分)の最低登録期間は4ヶ月です。
職場の人間関係がつらくて仕事に行きたくないと感じている人は、職場の人間関係ストレスで仕事に行きたくないときの原因と解消法も読んでみてください。
よくある質問
職場環境の悪さに悩む方が抱きやすい疑問について、Q&A形式でお答えします。
Q. 職場環境が悪いと感じるのは自分が弱いからですか?
そうとは限りません。厚生労働省の調査でも、働く人の6割以上が仕事に関する強いストレスを感じています。職場環境の問題は、組織の仕組みやマネジメントから生まれていることが多く、あなた一人の弱さで片づけられるものではありません。
Q. 職場環境が悪い会社の見分け方はありますか?
求人情報だけでは分かりにくいものですが、面接で残業や休日の実態を具体的に聞く、職場見学で働く人の表情や雰囲気を見る、短期間で求人が繰り返し出ていないか確認する、といった方法があります。気になる点は入社前に確認しておきましょう。
Q. パワハラかどうか分からないときはどうすればいい?
厚生労働省の「あかるい職場応援団」で、パワハラの定義や具体例を確認できます。判断に迷うときも、出来事を記録したうえで、社内の窓口などに相談してみてください。
Q. 職場環境が悪くてストレスが限界のときは休んでもいい?
休んでかまいません。心や体に不調が出ているときは、まず休むことが大切です。不調が続く場合は、一人で抱え込まず、休職の制度があるかを人事に確認することも考えましょう。
Q. 職場環境を改善したいとき、上司にどう伝えればいい?
「〇〇が原因で、△△に困っている。□□のようにできると助かる」と、事実、困っていること、提案をセットで伝えると、感情的な不満ではなく改善の相談として受け止めてもらいやすくなります。同じ悩みを持つ同僚がいれば、一緒に伝えるのも効果的です。
Q. 職場環境が悪いことは退職理由になりますか?
十分な退職理由になります。ただ、退職や面接の場では、不満をそのまま伝えるより「仕事と生活のバランスをとって働きたい」など、これからの希望に言い換えて伝えると話が進みやすくなります。
Q. すぐに辞めてもいいのでしょうか?
心や体の健康が脅かされているときは、自分を守ることを優先してください。そうでない場合は、異動や働き方の調整など、辞める前に試せることがないか確認してから判断すると、後悔が少なくなります。迷ったら、一人で決めずに誰かに相談しましょう。
まとめ

職場環境が悪いと、心や体だけでなく、仕事の成果やプライベートにも影響が出ます。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 職場環境には、人間関係や評価などの「人の面」と、勤務時間やオフィスなどの「物の面」がある
- 風通しの悪さ、ハラスメント、長時間労働、無理なノルマ、あいまいな評価、人手不足、悪い雰囲気、設備の問題が悪い職場の特徴
- 原因は、マネジメント、コミュニケーション不足、人手不足、仕組みの問題など、組織にあることが多い
- 令和7年の厚生労働省の調査では、働く人の67.5%が仕事に関する強いストレスを感じている
- 自分でできることは、記録を残す、上の上司や人事に相談する、仕事量を共有する、仕事とプライベートの境目をつくることなど
- 心身に不調が出ているときは、我慢せずに休み、一人で抱え込まずに相談する
- 辞めるかどうかは、辞める前に試せることを確認し、一人で決めずに相談しながら判断する
- 退職理由・転職理由として伝えるときは、不満ではなくこれからの希望に言い換える
働く時間が長いからこそ、職場環境はあなたの毎日に大きく影響します。自分を責めるのではなく、自分を守るための行動を一つずつ選んでいってください。
職場の悩みを一人で抱え続けていると、何が本当につらいのかも分からなくなってしまいます。社外の公認心理師に話を聞いてもらいながら、これからの働き方を一緒に考えてみませんか。
※Kimochiはオンラインカウンセリングサービスであり、医療行為・診断・診療は行いません。通院中の方は、主治医の許可を得たうえでご利用ください。
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