「また同じことで言い合いになってしまった」「最近、会うたびに喧嘩している気がする」。好きで一緒にいるはずの相手と喧嘩が続くと、このまま付き合っていて大丈夫なのか、自分たちは相性が悪いのではないかと不安になりますよね。
喧嘩が多いこと自体は、めずらしいことではありません。ただ、喧嘩のたびに疲れが残る、仲直りしても同じ話がくり返される、という状態が続くなら、喧嘩の「回数」ではなく「起き方」と「終わり方」を見直すタイミングかもしれません。
この記事では、カップルの喧嘩が多くなる原因と時期、こじれやすい話し方、仲直りのしかたと謝り方、喧嘩を減らすためにふたりで決めておきたいルール、そして喧嘩に疲れたときの相談先までをまとめました。
まずは10問の診断で、自分がどんな喧嘩のクセを持っているかを確かめてみませんか。結果はその場で表示されます。けんか診断カップル版で自分のけんかのクセを知る
カップルの喧嘩が多いのはおかしい?頻度の考え方
「喧嘩が多い」と感じる基準は、人によってかなり違います。はじめに、喧嘩の頻度をどう考えればよいかを整理しておきましょう。
喧嘩の回数に「普通」の基準はない
週に何回、月に何回までなら普通、という決まった基準はありません。言い合いをほとんどしないカップルもいれば、小さな言い合いをしょっちゅうしながら長く続いているカップルもいます。育ってきた家庭で言い合いが日常だった人と、声を荒らげる場面をほとんど見ずに育った人とでは、同じ出来事でも「喧嘩」と感じるかどうかが違います。
大事なのは回数そのものより、喧嘩のあとにふたりの関係が少しでも前に進んでいるかどうかです。言い合いのあとで、相手の考えが前より分かった、次からこうしようと決められた、という喧嘩は、関係を深める話し合いの一部と考えることもできます。反対に、回数は少なくても、毎回どちらかが深く傷ついて終わる喧嘩は、注意が必要です。
喧嘩しないカップルが仲がいいとは限らない
喧嘩しないカップルの特徴としては、不満を小さいうちに伝えている、相手に完璧を求めていない、ひとりの時間をお互いに尊重している、といったことがよく挙げられます。
ただし、喧嘩がないのは、片方が言いたいことを飲み込んでいるから、という場合もあります。がまんが続くと、ある日突然気持ちが離れてしまうこともあります。目指したいのは「喧嘩をゼロにすること」ではなく、「言いたいことを安心して言い合えること」です。
最近喧嘩が増えたと感じたら
以前はそうでもなかったのに、最近になって喧嘩が多いと感じるときは、ふたりの間で何かが変わったサインかもしれません。仕事が忙しくなった、同棲を始めた、会う回数が減った、将来の話が出はじめた、など、生活や気持ちの変化と重なっていないか振り返ってみてください。原因が環境の変化なら、相手を責めるより「最近お互い余裕がないね」と状況を一緒に見ることで、喧嘩の熱が下がりやすくなります。
カップルの喧嘩が多くなる原因・理由
喧嘩が多くなる理由は、ひとつではなく、いくつかの小さなずれが重なっていることがほとんどです。よくある原因を見ていきましょう。
連絡や会う頻度の感覚の差
毎日やりとりしたい人と、用があるときだけ連絡したい人がいます。会う回数や、LINEの返信の早さも同じです。どちらが正しいということはないのに、片方は「大切にされていない」と感じ、もう片方は「責められている」と感じて、同じ言い合いがくり返されやすくなります。
価値観の違い(お金・時間・将来)
お金の使い方、休日の過ごし方、友人との付き合い方、結婚や仕事についての考えなど、価値観の違いは喧嘩の大きな原因です。年の差カップルでは、生活リズムや周りの友人の状況の違いからずれを感じることもあります。価値観は話し合っても簡単には変わらないものなので、「どちらに合わせるか」で争うより、違いを前提にどう折り合うかを考えるほうが現実的です。価値観のずれとの付き合い方は、価値観が合わない恋人・夫婦はどうする?疲れる理由と対処法で詳しくまとめています。
「分かってほしい」という期待が大きい
親しい相手ほど、「言わなくても分かってくれるはず」と期待しがちです。期待どおりにいかなかったときのがっかりが、怒りになって表に出ます。相手にしてほしいことは、察してもらうのを待つより、短い言葉で具体的に伝えたほうが、すれ違いは減ります。
嫉妬や不安
異性の友人とのやりとり、飲み会、SNSでの交流などをきっかけに、不安や嫉妬から喧嘩になることがあります。根っこにあるのは「失いたくない」という気持ちであることが多いのですが、相手の行動を細かく確かめたり、制限したりする形になると、関係を苦しくしてしまいます。相手を信じきれない気持ちが強いときは、恋人を信用できない心理と信頼関係を作るステップも参考になります。
疲れやストレスで余裕がない
仕事や家族のこと、体調などで余裕がないときは、いつもなら流せるひと言にもイライラしやすくなります。喧嘩の内容そのものより、「疲れているときに話した」ことが原因になっている場合も少なくありません。寝不足のとき、空腹のとき、夜遅い時間は、大事な話を避けるだけでも喧嘩が減ることがあります。
同棲や結婚で生活が重なる
一緒に暮らし始めると、家事の分担、片付けのしかた、お金の管理、ひとりの時間の取り方など、それまで見えなかった違いが毎日目に入るようになります。同棲を始めてから喧嘩が多くなった、というのはよくある流れです。同棲生活の息苦しさについては彼氏との同棲に疲れたときの理由と解決策もあわせて読んでみてください。
夫婦の場合は、家庭裁判所の統計も手がかりになります。最高裁判所の「令和7年 司法統計年報(家事編)」で、夫婦関係の調停を申し立てた動機を見ると、妻・夫のどちらも「性格が合わない」が最も多くなっています。
参考:令和7年 司法統計年報(家事編)第19表 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 – 最高裁判所
反応のクセがぶつかっている
喧嘩が長引くかどうかは、話の中身だけでなく、ふたりの「反応のしかた」にも左右されます。すぐ謝って終わらせる人、黙って距離をとる人、理屈で説得しようとする人、思ったことを全部言葉にする人。たとえば黙る人と言葉で追いかける人の組み合わせは、片方が近づくほど片方が離れる形になりやすく、同じパターンの喧嘩がくり返されがちです。自分がどのタイプに近いかは、けんかのクセが10問でわかる診断で確かめられます。
喧嘩が多くなりやすい時期
付き合ってからの時期や、生活の節目によっても、喧嘩は増えやすくなります。ここで挙げるのは研究で決まった区切りではなく、よく話題にのぼる目安です。
- 付き合いはじめの数ヶ月:お互いのことをまだよく知らず、連絡の頻度や会い方の感覚の違いが表に出やすい時期です。信頼が固まる前なので、不安から喧嘩になることもあります
- 半年〜1年ほどたったころ:相手に慣れて、最初のころの気づかいが減ってくる時期です。言い方が雑になった、記念日を忘れた、といった小さなことが喧嘩のきっかけになります
- 同棲・結婚・転職・引っ越しなど環境が変わったとき:生活や役割が変わると、それまでのやり方が通じなくなり、すり合わせのための言い合いが増えます
カップルで半年ほどたったころに喧嘩が増えた、という声はよく聞かれますが、時期だけで関係の良し悪しは決まりません。「今はすり合わせの時期なんだ」と知っておくだけでも、喧嘩を必要以上に深刻に受け止めずにすみます。
喧嘩がこじれる4つの話し方と、その代わりの伝え方
喧嘩がこじれるかどうかには、話し方のパターンが大きく関わっています。夫婦関係の研究で知られるアメリカのゴットマン研究所は、関係を壊しやすいコミュニケーションとして、次の4つを挙げています。
- 非難:出来事への不満ではなく、相手の人柄そのものを責める言い方。「また遅刻した。あなたはいつも自分勝手」など
- 軽蔑:ばかにする、皮肉を言う、あきれた顔をするなど、相手を見下す態度。研究所は、これを関係の終わりをもっとも強く予測するものとしています
- 自己弁護:言い訳をする、被害者のようにふるまう、「そっちだって」と相手に責任を返す反応
- 逃避(ストーンウォーリング):話を聞くのをやめて、心を閉ざして黙りこむ反応。気持ちが高ぶりすぎたときに起きやすいとされます
参考:The Four Horsemen – The Gottman Institute(英語)
それぞれの代わりになる伝え方の例です。非難の代わりに、「遅刻されると、大事にされていないみたいで悲しい」と、出来事と自分の気持ちだけを伝える。自己弁護の代わりに、「たしかに、そこは私がよくなかった」と自分の分を認める。逃避の代わりに、「少し休憩したい。落ち着いたら戻ってくる」と伝えて休む。研究所は、休憩するなら20分ほどかけて気持ちを落ち着けてから話し合いに戻ることをすすめています。
また、同じ研究所は、カップルの対立の69%は、性格や価値観の違いから来る「解決しきれない問題」だとしています。こうした問題は、話し合いで白黒をつけるより、お互いの違いを受け入れながら、どう付き合っていくかを話せるかどうかが大切だという考え方です。何度話しても同じところで喧嘩になるなら、「解決する」ことより「上手に付き合う」ことを目指すと、少し肩の力が抜けるかもしれません。
参考:Managing Conflict: Solvable vs. Perpetual Problems – The Gottman Institute(英語)
喧嘩が多いカップルは別れる?長続きする?
喧嘩が多いと、このまま別れることになるのでは、と心配になるものです。長続きするかどうかを分けるのは、喧嘩の多さより、喧嘩との付き合い方です。
喧嘩が多くても長続きするカップルの共通点
喧嘩が多くても長く続いているカップルには、次のような共通点がよく見られます。
- 自分が悪かったところは、具体的に謝れる
- 不満を小さいうちに伝え、何年分もまとめて爆発させない
- 喧嘩の最中でも、相手をばかにする言葉や人格を否定する言葉は使わない
- 仲直りのあとは、同じ話を蒸し返さない
- 喧嘩をしていない時間に、ふたりで楽しく過ごせている
相性という言葉で片づけたくなるときもありますが、喧嘩の多さはふたりの話し方や生活の状況でも大きく変わります。「相性が悪いから喧嘩が多い」と決めつける前に、喧嘩の起き方を一度見直してみてください。
別れを考えたほうがよいサイン
次のような状態が続くときは、喧嘩のしかたを工夫するだけでは解決しにくいかもしれません。
- 相手の前で、言いたいことを言うのが怖い
- 喧嘩のたびに、自分ばかりが悪いと思わされる
- ばかにされる、見下される、無視される状態が続いている
- 何度話し合っても、相手がまったく歩み寄ろうとしない
- 一緒にいて楽しい時間が、ほとんどなくなっている
「喧嘩が多いカップルは別れるべき?」と迷うときは、喧嘩の回数ではなく、相手といて安心できるかどうかを基準にしてみてください。喧嘩のあとにそのまま連絡が途絶えてしまった場合は、喧嘩別れした恋人と復縁できるか考えるときのポイントも参考になります。
喧嘩のあとに気持ちが冷めるのは
大きな喧嘩のあとに、相手への気持ちがすっと冷めたように感じることがあります。疲れやがっかりが重なって、心が一時的に距離をとろうとしている状態かもしれません。その場で別れを決めず、少し時間をおいてから、自分が本当はどうしたいのかを考えてみてください。
喧嘩が多いまま結婚しても大丈夫?
結婚すると、お金や家事、親や親せきとの付き合いなど、話し合うことはむしろ増えます。喧嘩が多いまま結婚を迷っているなら、喧嘩の多さそのものより、「喧嘩のあとに話し合って、ふたりで決めごとを作れているか」を確かめておくと安心です。結婚後の悩みと相談先については、夫婦の悩みで多いことと改善方法でまとめています。
喧嘩が多いときの対処法と仲直りのしかた
ここからは、喧嘩が多いときに実際にできることを、喧嘩の最中、仲直り、謝り方の順に紹介します。
喧嘩の最中にできること
- 声が大きくなったら休憩する:気持ちが高ぶっていると、相手の言葉をそのまま受け止めるのは難しくなります。「少し頭を冷やして、30分後にまた話したい」と、戻る時間をそえて離れましょう
- 話題をひとつにしぼる:今回の出来事と関係のない過去の話を持ち出すと、論点が増えて終わりが見えなくなります
- 「あなたは」ではなく「私は」で話す:「あなたはいつも」より「私はさみしかった」のほうが、相手は責められたと感じにくくなります
- LINEで言い合わない:文字だけのやりとりは、表情や声の調子が伝わらず、誤解が広がりがちです。できるだけ電話か直接会って話しましょう
仲直りの方法
仲直りのしかたに決まった形はありませんが、次の流れを意識すると、気持ちのすれ違いを残しにくくなります。
- お互いが落ち着いていて、時間に余裕のあるときを選ぶ
- 先に相手の言い分を最後まで聞き、「そう感じていたんだね」と受け止める
- 自分の気持ちと、本当はどうしてほしかったのかを伝える
- 自分に非がある部分を具体的に謝る
- 次に同じことが起きたらどうするかを、ひとつだけ決める
仲直りのあと、気まずさが残るのは自然なことです。いつもどおりのあいさつや、好きなものを一緒に食べるなど、小さな「いつも」を取り戻すことから始めてみてください。
謝り方と謝るタイミング
謝るときは、「ごめん」のひと言だけでなく、何が悪かったと思っているのかをそえると伝わりやすくなります。「約束の時間を守らなかったこと」「あの言い方をしたこと」と、行動をはっきりさせて謝りましょう。納得していない部分まで謝る必要はありません。謝ることと、自分の気持ちを伝えることは分けて大丈夫です。
謝るタイミングは、早ければよいわけではありません。相手が強く怒っている最中は、どんな言葉も届きにくいものです。少し落ち着いたのを見はからって、短く伝えましょう。どちらが先に謝るかで張り合っていると、喧嘩が長引くもとになります。
相手が謝らないとき
相手が謝らない、謝れない背景には、気まずさやプライド、何が悪かったのか本当に分かっていない、ということがあります。「謝って」と迫るより、「あのとき、こう感じてつらかった」と自分の気持ちを伝えるほうが、話し合いのきっかけになりやすいでしょう。それでも毎回まったく取り合ってもらえないなら、ひとりで抱え込まず、信頼できる人やカウンセラーに話してみてください。
喧嘩のたびに気持ちがすり減っているなら、ふたりの間で起きていることを、第三者と一緒に整理してみるのもひとつの方法です。
喧嘩を減らすためにふたりで決めておきたいルール
喧嘩を減らす方法として役立つのが、落ち着いているときに話し合って決めておく「喧嘩のルール」です。ふたりに合うものを2〜3個から始めてみてください。
- 相手の人格や家族、友人を悪く言わない
- 「別れる」は勢いで口にしない
- 過去の話は、今の話題とつながっているときだけにする
- 黙りたいときは、戻ってくる時間を伝えてから離れる
- 夜遅い時間や、お酒を飲んでいるときは大事な話をしない
- 喧嘩をした日も、寝る前のあいさつだけはする
- 友人や家族を巻きこんで、相手を責めない
ルールは、守れなかったときに責め合うためのものではありません。「今、ルールからはみ出しそうだね」と、お互いに気づくための合図です。喧嘩のたびに少しずつルールを見直していけば、ふたりに合った話し合いの形ができていきます。
もうひとつの対策は、喧嘩をしていない時間を大切にすることです。一緒に笑う時間や、相手に「ありがとう」を伝える回数が増えるほど、喧嘩になったときにも関係が崩れにくくなります。忙しいときこそ、短い時間でもふたりで過ごす時間を意識してみてください。
喧嘩とDV・モラハラは別の問題
ここまで紹介してきたのは、対等なふたりの間で起きる喧嘩の話です。どちらか一方が、暴力や脅し、見下す言葉で相手を思いどおりにしようとする関係は、喧嘩とは別の問題です。
内閣府男女共同参画局は、配偶者や恋人など親密な関係にある人からの暴力をDV(ドメスティック・バイオレンス)として説明しています。殴る・蹴るといった身体的なものだけでなく、どなる、人前でばかにする、無視する、友人との付き合いを制限する、電話やメールを細かく確かめるといった精神的なもの、お金を自由に使わせない経済的なもの、性的なものも含まれます。
参考:暴力の形態 – 内閣府男女共同参画局
「男女共同参画白書 令和6年版」によると、令和5年度の調査で、結婚したことがある人のうち配偶者から暴力を受けたことがある人は、女性27.5%、男性22.0%でした。被害を受けた人の44.2%は、どこにも相談していませんでした。
参考:男女共同参画白書 令和6年版 配偶者暴力 – 内閣府男女共同参画局
喧嘩のたびに怖さを感じるなら、それはあなたの話し方の問題ではありません。交際相手のモラハラについてはモラハラ彼氏の特徴とチェックリスト、相談先、結婚している場合はモラハラ夫の特徴と対処法で詳しく紹介しています。怖さを感じる関係を、ひとりで我慢し続けないでください。
喧嘩に疲れた・辛いときの相談先
喧嘩が続いて疲れた、辛いと感じるときは、ひとりで抱えずに誰かを頼ってください。ここでは、気持ちやふたりの関係を整理したいときの相談先を紹介します。
ふたりの関係をカウンセリングで整理する
危険はないけれど喧嘩が多くて疲れている、同じ喧嘩をくり返してしまう、という悩みは、オンラインカウンセリング「Kimochi」で話してみてください。カウンセリングは、どちらが正しいかを決める場ではなく、あなたの気持ちやふたりのすれ違いを一緒に整理し、これからどうしたいかを考える場です。
Kimochi のカウンセラーは全員が、心理職で唯一の国家資格である公認心理師です。ビデオやチャットで相談でき、恋人やパートナーと一緒に受けられる「ペア」のスタイルもあります。顔出し不要・匿名で利用でき、登録から最短3時間で相談できます。土日祝や平日の夜も、スマホから相談できます。相性が合わないと感じたら、何度でもカウンセラーを変更できます。
料金は月額制で、月1回30分の「ととのいプラン」なら初月3,278円(税込)から始められます。回数を増やせるプランやチャットのプランもあり、ふたりの状況に合わせて選べます(18歳以上が対象で、18〜19歳の方は保護者の同意が必要です)。
※初月30%OFFは、初めてご利用の方が対象です。ととのいプラン(月1回30分)の最低登録期間は4ヶ月です。
ふたりで受けるカウンセリングについてはオンラインのカップルカウンセリングの解説、夫婦の場合は夫婦カウンセリングをオンラインで受けるメリットと受け方や夫婦関係を改善・修復して再構築する方法も参考にしてください。カップルで相談できる場所の全体像はカップルカウンセリングの料金や流れ、受けられる場所で紹介しています。ひとりでも、ふたりでも大丈夫です。喧嘩の話を誰かに聞いてもらうだけで、次にどうしたいかが見えてくることがあります。
身の危険を感じるときは110番、パートナーからの暴力に悩んでいるときはDV相談+(0120-279-889)へ。
よくある質問
カップルの喧嘩が多いことについて、よく寄せられる質問にお答えします。
Q. カップルの喧嘩が多いのはなぜですか?
連絡や会う頻度の感覚の差、価値観の違い、「分かってほしい」という期待、嫉妬や不安、疲れやストレスなど、小さなずれが重なっていることがほとんどです。さらに、ふたりの反応のクセ(黙る・言いすぎる・すぐ謝る・理屈で返す)の組み合わせによって、同じ形の喧嘩がくり返されやすくなります。
Q. 喧嘩が多いカップルの対処法は?
喧嘩の最中は休憩をはさみ、話題をひとつにしぼって「私は」を主語に話すこと。落ち着いてから仲直りし、次にどうするかをひとつ決めること。そして、落ち着いているときにふたりの喧嘩のルールを決めておくことが役立ちます。
Q. 喧嘩が多いのは相性が悪いからですか?
相性だけで決まるものではありません。生活の変化や疲れ、話し方のクセによっても喧嘩の多さは変わります。ただ、相手といて安心できない、怖いと感じる状態が続くなら、関係そのものを見直すことも考えてください。
Q. 喧嘩のあと、どれくらい冷却期間をおけばいいですか?
決まった長さはありませんが、何日も連絡を絶つより、「落ち着いたらまた話したい」と伝えたうえで、数十分から1日ほど時間をおくのが現実的です。理由を言わずに長く離れると、相手は不安になり、別の喧嘩の種になることがあります。
Q. 喧嘩のたびに過去の話を持ち出されてつらいです
過去の話が何度も出てくるのは、そのときの気持ちがまだ片づいていないサインかもしれません。落ち着いているときに、その出来事について一度だけじっくり話す時間をとり、「今後の喧嘩では持ち出さない」とふたりで決めておく方法があります。
Q. 子どもの前で喧嘩をしてしまいました
してしまったことを責めすぎる必要はありません。落ち着いたあとに「もう仲直りしたよ」「あなたのせいじゃないよ」と、子どもに伝えてあげましょう。激しい言い合いや暴力が続いている場合は、子どもを守るためにも、ひとりで抱え込まず早めに助けを求めてください。
まとめ
カップルの喧嘩が多いときに知っておきたいことをまとめます。
- 喧嘩の回数に「普通」の基準はなく、喧嘩のあとに関係が前に進んでいるかが大切
- 原因は、連絡の頻度、価値観の違い、期待、嫉妬や不安、疲れ、同棲など生活の変化といった小さなずれの重なりが多い
- 付き合いはじめ、半年〜1年ほどたったころ、環境が変わったときは喧嘩が増えやすい
- 非難・軽蔑・自己弁護・逃避の4つの話し方は、喧嘩をこじらせやすい
- 仲直りは、落ち着いてから相手の話を聞き、具体的に謝り、次にどうするかを決める
- 喧嘩を減らすには、落ち着いているときにふたりのルールを決めておく
- 暴力や脅し、見下す言葉で支配される関係は喧嘩とは別の問題。ひとりで我慢し続けない
自分の喧嘩のクセを知るところから始めたい人は、10問のけんか診断も試してみてください。喧嘩に疲れて、気持ちの整理がつかないときは、公認心理師に話してみませんか。
※Kimochiはオンラインカウンセリングサービスであり、医療行為・診断・診療は行いません。通院中の方は、主治医の許可を得たうえでご利用ください。
.png)



