共働きなのに夫が家事をしないのはなぜ?限界のときの対処法と分担の決め方

共働きなのに夫が家事をしないのはなぜ?限界のときの対処法と分担の決め方

「同じように働いているのに、帰ってから休めないのは私だけ」「何度お願いしても、結局自分でやることになる」

共働きなのに夫が家事をしない。そんな毎日が続くと、体の疲れだけでなく、不公平感やイライラ、「どうして分かってくれないの」というさみしさがたまっていきます。

家事の偏りは、多くの共働き家庭が抱えている悩みです。あなたの我慢が足りないわけでも、伝え方が悪いだけでもありません。

この記事では、共働き夫婦の家事分担の実態を公的なデータで確認したうえで、夫が家事をしない理由、限界を感じたときの心の守り方、夫に家事をしてもらうための話し合いと分担の決め方、そして話し合っても変わらないときの考え方と相談先までを紹介します。

この記事で分かること

  • 共働き夫婦の家事・育児時間の差(公的な統計)
  • 共働きの夫が家事をしない理由と心理
  • 妊娠中・産休中・産後に家事が妻に集中するときの考え方
  • 家事分担表の作り方と、夫への頼み方のコツ
  • 限界のときの心の守り方と、相談できる場所

もくじ

共働きなのに夫が家事をしない現状をデータで見る

「うちだけがおかしいのでは」と感じている方のために、まずは公的な統計で、共働き家庭の家事分担の実態を見てみましょう。

共働き世帯は専業主婦世帯の2倍以上

労働政策研究・研修機構の「共働き世帯の状況」によると、総務省「労働力調査(詳細集計)」の2024年平均で、夫婦ともに雇用されて働く「共働き世帯」は1,300万世帯、夫が働き妻が働いていない「専業主婦世帯」は508万世帯でした。

共働きが当たり前になった一方で、家の中の役割分担は、働き方の変化ほどには変わっていないのが現状です。

子育て中の共働き夫婦の家事時間

総務省統計局の「統計Today No.190」では、令和3年(2021年)社会生活基本調査をもとに、6歳未満の子どもがいる共働き世帯の1日あたり(週全体の平均)の時間が紹介されています。

  • 家事・育児・買い物などを合わせた「家事関連時間」:夫1時間55分、妻6時間33分
  • そのうち家事:夫34分、妻2時間37分
  • そのうち育児:夫1時間3分、妻3時間24分

共働きであっても、家事の時間だけで見ると妻は夫の4倍以上を担っていることになります。夫の家事・育児時間は少しずつ増えていますが、差はまだ大きいままです。

「やっているつもり」とのずれ

家事の分担では、夫婦で感じ方がずれやすいこともよく知られています。夫は「ごみ出しも皿洗いもしているから、半分くらいはやっている」と思っていても、妻から見ると、献立を考える、日用品を切らさないよう管理する、子どもの持ち物をそろえるといった細かな家事のほとんどを自分が担っている、ということが少なくありません。

この「名もなき家事」が見えているかどうかが、不公平感の大きさを左右します。

共働きの夫が家事をしないのはなぜ?考えられる理由7つ

夫が家事をしない背景には、本人の意識だけでなく、育った環境や働き方などさまざまな理由があります。理由が分かると、どこから手をつければよいかが見えやすくなります。

1. 「家事は妻がするもの」という思い込みがある

父親が家事をせず、母親が家のことを担っていた家庭で育った場合、それが「普通の家庭」の形として身についていることがあります。本人に悪気はなくても、無意識のうちに家事を自分の役割と考えていないのです。

2. 家事の全体が見えていない

料理や洗濯といった目に見える家事は分かっても、その前後にある準備や片付け、在庫の管理、予定の調整などは、やったことがないと気づきにくいものです。「何をすればいいか分からない」のではなく、「やるべきことがあると知らない」状態になっていることもあります。

3. 頼まれるのを待っている

「言ってくれればやるのに」という夫は少なくありません。家事を「妻の仕事を手伝うもの」と考えていると、指示されるまで動かず、妻は毎回お願いする手間に疲れてしまいます。

4. やり方が分からない・自信がない

一人暮らしの経験が少ない、実家で家事をしてこなかったなどの理由で、やり方そのものが分からない場合もあります。失敗するのが嫌で、最初から手を出さないこともあります。

5. 過去にやり方を否定された経験がある

せっかくやったのに、たたみ方や洗い方を細かく直された経験があると、「どうせやり直されるなら」とやる気をなくしてしまうことがあります。妻にとっては当然の指摘でも、夫にとってはダメ出しとして記憶に残りやすいのです。

6. 仕事の疲れや長時間労働

残業が多い、通勤時間が長いなど、働き方そのものが家事をする時間を奪っている場合もあります。ただし、妻も同じように働いているなら、「疲れているから」だけで家事が一方に偏る理由にはなりません。

7. 収入の差を理由にしている

夫の収入のほうが多い場合、「自分のほうが稼いでいるから」と考えていることがあります。反対に、妻の収入のほうが多いのに家事も妻がしている、という家庭もあります。家事と収入をどう結びつけるかは夫婦ごとに違うため、一度言葉にして話し合うことが大切です。

夫が家事をしない状態が続くと妻に起こること

家事の偏りは、「家のことが回らない」だけの問題ではありません。妻の心と体、夫婦関係にも少しずつ影響が出てきます。

イライラとストレスがたまる

仕事から帰ってすぐ夕食の準備をし、片付けや洗濯をしているあいだ、夫がくつろいでいる。そんな場面が続くと、イライラが抑えられなくなるのは自然なことです。夫の何気ない一言にも強く反応してしまい、自己嫌悪におちいる方もいます。

疲れが抜けず、体調不良でも休めない

平日も休みの日も家事に追われていると、心身を休める時間がありません。熱があるときや体調不良のときでも「私がやらないと回らない」と動き続け、疲れが慢性的になっていきます。睡眠不足や気分の落ち込みが続くときは、無理をせず、一人で抱え込まずに相談してください。

夫への気持ちが冷めていく

不満を伝えても変わらない経験が重なると、「言っても無駄」とあきらめ、夫への思いやりや愛情が少しずつ薄れていきます。夫に優しくできなくなった自分に悩んでいる方は、夫に思いやりが持てない原因と、冷めた心との向き合い方も読んでみてください。

妊娠中・産休中・産後に夫が家事をしないとき

妊娠や出産の前後は、家事の偏りがとくに大きな負担になる時期です。

妊娠中は体調を最優先に

妊娠中は、つわりや体のだるさで、これまで通りに家事をこなすのが難しくなります。この時期に夫が家事をしないと、体への負担が大きくなるだけでなく、「大事にされていない」という気持ちが強く残りやすくなります。

体調がすぐれない日は、家事を「やらない」と決めてかまいません。夫には、何がつらいのか、何をしてほしいのかを具体的に伝えましょう。

産休・育休中に家事が妻に集中しやすい

産休や育休で家にいる時間が長くなると、家事が自然と妻に集まり、職場に戻ったあともその分担のまま続いてしまうことがあります。休みに入る前や復職の前に、改めて分担を話し合っておくのがおすすめです。

産後は「二人で育てる」体制づくりを

産後は体の回復途中で、夜間の授乳などで睡眠も細切れになります。家事も育児も妻が一人で担う状態が続くと、心身ともに限界を迎えやすくなります。

夫が育児にも関わらない場合の対処法は、夫が育児をしない理由と、ワンオペ育児に疲れたときの対処法で紹介しています。育児の負担で心が追いつめられている方は、育児ノイローゼの症状とチェックリスト、相談先もあわせて確かめてみてください。

限界を感じたときの心の守り方5つ

夫に変わってもらうことも大切ですが、その前に、限界に近い自分の心を守ることが先です。

1. 自分の疲れと気持ちを認める

「みんなやっていることだから」と自分の疲れを小さく見積もらず、「私はいま本当に疲れている」と認めてあげてください。イライラするのは、それだけ頑張ってきた証拠でもあります。

2. 家事の完成度を下げる

毎日の手作りの夕食、きれいにたたまれた洗濯物、片付いた部屋。理想の家事をすべて保とうとすると、時間も体力も足りません。お惣菜や冷凍食品を使う、たたまずにしまう、掃除の頻度を減らすなど、「今の自分にできる範囲」まで基準を下げてみましょう。

3. 気持ちを誰かに話す

信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうだけでも、心が少し軽くなります。同じように共働きで子育てをしている友人なら、具体的な工夫を教えてもらえることもあります。

4. 自分だけの時間を予定に入れる

家事と仕事の間に、自分のための時間を少しでも確保しましょう。週に一度、夫に家事と子どもを任せて一人で出かける日を決めておくと、気持ちに余裕が生まれ、夫も家事に慣れるきっかけになります。

5. 第三者に相談する

話し合いがうまくいかない、イライラが抑えられずつらいというときは、カウンセラーなどの専門家に相談するのも一つの方法です。自分の気持ちを整理することで、夫にどう伝えるか、これからどうしたいかが見えやすくなります。夫へのイライラとの付き合い方は、Kimochiの記事「夫にイライラして限界!ストレスの正体と心を楽にする対処法」でも紹介しています。

限界まで頑張ってしまう人ほど、「このくらいで相談していいのかな」とためらいがちです。つらいと感じたときが、話してみるタイミングです。

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夫に家事をしてもらうための話し合いと分担の決め方

心に少し余裕が出てきたら、夫と家事分担を話し合ってみましょう。感情をぶつけ合うのではなく、二人で家のことを「仕組み」として見直すのがポイントです。

1. 家事をすべて書き出して家事分担表を作る

まずは、家の中にある家事を一つ残らず書き出します。次のようなテンプレートを参考に、紙やスマホのメモ、表計算ソフトなどで一覧にしてみてください。

  • 毎日の家事:朝食・夕食の準備、食器洗い、洗濯、洗濯物を取り込んでしまう、ごみをまとめる、子どもの送り迎え
  • 週に数回の家事:買い物、掃除機がけ、お風呂やトイレの掃除、ごみ出し、シーツの交換
  • 名もなき家事:献立を考える、日用品の在庫確認と買い足し、子どもの持ち物の準備、保育園や学校の書類の確認、家族の予定の調整
  • ときどきの家事:衣替え、季節家電の手入れ、各種の支払いや手続き、親族への連絡

それぞれの家事に「いま誰がやっているか」「どのくらい時間がかかるか」を書き添えると、負担の偏りが二人の目に見える形になります。

2. 責めずに「見える化」した表を共有する

表ができたら、「あなたがやっていない」と責めるためではなく、「家のことがこれだけあるから、一緒に考えたい」という形で見せましょう。

伝えるときは、「私は毎晩の片付けで疲れ切ってしまう」のように、自分を主語にして気持ちを伝えると、夫も身構えずに聞きやすくなります。

3. 担当は「最初から最後まで」任せる

「洗濯物を干すだけ」のように一部だけを頼むと、結局その前後を妻が管理することになります。「洗濯は回すところからしまうところまで」「ごみは家中から集めて出すところまで」と、一つの家事を丸ごと任せるほうが、夫も自分の担当として意識しやすくなります。

4. 頼み方は具体的に、期限をつけて

「たまには手伝って」ではなく、「土曜の午前中にお風呂掃除をお願い」のように、何を、いつまでに、どこまでやってほしいかを具体的に伝えましょう。家事に慣れていない夫には、簡単なものから担当してもらうと続きやすくなります。

5. やり方と仕上がりの基準をすり合わせる

任せたあとに細かく直してしまうと、夫のやる気をそいでしまいます。最低限ここだけは守ってほしい、という基準を最初に共有し、それ以外は夫のやり方に任せましょう。やってくれたことには、短くても「ありがとう、助かった」と伝えると、次につながりやすくなります。

6. 家事そのものを減らす

分担を決めても、家事の総量が多すぎれば二人とも疲れてしまいます。食器洗い乾燥機や洗濯乾燥機、ロボット掃除機などの家電を取り入れる、ネットスーパーや宅配を使う、ときには家事代行を頼むなど、家事を減らす工夫も一緒に考えましょう。

7. 休みの日の分担と、定期的な見直しを決める

休みの日に夫がずっと休んでいて、妻だけが平日にできなかった家事をこなしている、という家庭もよくあります。休みの日に誰が何をするのか、それぞれが休む時間はいつかも決めておきましょう。

また、分担は一度決めたら終わりではありません。月に一度など、うまく回っているかを振り返る時間を作ると、不満が大きくなる前に調整できます。

子あり・子なしで変わる家事分担のポイント

子どもの有無によっても、家事分担で気をつけたいことは変わります。

子なしの共働き夫婦の場合

子どものいない共働き夫婦は、家事の量そのものは比較的少ない一方で、「どちらがやるか」がはっきりしないまま、気づいた人がやる形になりやすい傾向があります。今のうちにお互いの得意な家事や苦手な家事を話し合い、担当を決めておくと、将来子どもを持ったときにも分担を組み直しやすくなります。

子ありの共働き夫婦の場合

子どもがいると、家事に育児が加わり、やるべきことが一気に増えます。保育園の準備や子どもの体調不良での早退・欠勤、行事への参加など、子どもにまつわる「名もなき家事」も多くなります。

子どもの急な発熱のとき誰が仕事を調整するか、といったことも事前に決めておくと、いざというときの負担が一方に偏りにくくなります。仕事と育児の両立でイライラが募っているワーママの方は、Kimochiの記事「育児の悩みはどこに相談する?子育て中の親が頼れる相談先」も参考にしてください。

話し合っても変わらない・離婚がよぎるとき

何度話し合っても夫が家事をしない、話し合い自体を拒まれるという状況が続くと、離婚という言葉が頭をよぎることもあるでしょう。

すぐに結論を出さなくていい

疲れ切っているときは、物事を極端に考えやすくなります。離婚するかどうかを決める前に、まずは自分の心と体を少し休ませ、「本当はどうしたいのか」を整理してみてください。夫婦によくある悩みと改善の方法は、夫婦の悩みで多いことと原因、改善方法でまとめています。

二人で難しいときは夫婦カウンセリングも

話し合いがいつも言い争いで終わってしまう場合は、夫婦で一緒にカウンセリングを受ける方法もあります。第三者が間に入ることで、お互いに冷静に考えを伝えやすくなります。詳しくは夫婦カウンセリングの内容と、オンライン・地域別の相談先で紹介しています。夫婦関係を立て直す方法は、Kimochiの記事「夫婦関係を改善する方法とは?修復して再構築する方法」も参考になります。

モラハラや経済的な暴力があるときは安全を優先する

家事をしないだけでなく、「誰のおかげで生活できているんだ」と言われる、生活費を渡してもらえない、家事のやり方を責め続けられる、大声でどなられるといったことがある場合は、注意が必要です。こうした言動は、内閣府男女共同参画局の「暴力の形態」で、配偶者からの精神的な暴力の例として挙げられています。一人で抱え込まず、まず自分の安全と心を守ることを優先してください。身の危険を感じるときの連絡先は、次の章の最後にまとめています。

モラハラにあたるかどうか迷う方は、モラハラ夫の特徴とチェックリスト、対処法と相談窓口で確かめてみてください。

夫が家事をしない悩みの相談先

家事分担の悩みは、身近な人には「よくあること」と流されてしまいがちです。気持ちを受け止めてもらえる場所を選びましょう。

カウンセリング

カウンセリングでは、夫への不満やイライラ、自分ばかりが頑張っているつらさを、否定されずに話すことができます。気持ちを整理しながら、夫にどう伝えるか、これからどんな家庭にしたいかを一緒に考えていく場です。

オンラインカウンセリング「Kimochi」では、カウンセラー全員が公認心理師(心理職で唯一の国家資格)です。ビデオ・チャットのほか、夫婦で一緒に受けられるペアのスタイルもあります。スマホから顔出し不要・匿名で利用でき、土日祝や平日の夜にも相談できるので、仕事や家事の合間でも続けやすいのが特徴です。登録から最短3時間で相談を始められます。相性が合わないと感じたら、何度でもカウンセラーを変更できます。

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夫婦で一緒に相談することを考えている方は、Kimochiの記事「夫婦カウンセリングをオンラインで受けられる?」も参考にしてください。

「家事くらいで相談していいのかな」と思う必要はありません。毎日の小さな負担の積み重ねこそ、一人で抱え続けるには重いものです。

夫から暴力をふるわれる、どなられるなどで身の危険を感じるときは、ためらわずに110番や DV相談+(0120-279-889)へ連絡してください。

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よくある質問

夫が家事をしない悩みについて、よく寄せられる質問をまとめました。

Q. 共働きなのに夫が家事をしないのはおかしいですか?

A. 共働きなら、家のことも二人で担うのが自然な考え方です。ただ、統計でも子育て中の共働き世帯の家事時間は妻のほうが大幅に長く、多くの家庭で偏りが残っています。おかしいと感じる気持ちは正当なものなので、遠慮せずに話し合いのきっかけにしてください。

Q. 家事分担の割合は、何割ずつが正解ですか?

A. 決まった正解はありません。働く時間や通勤時間、得意な家事は夫婦ごとに違うためです。割合の数字を決めるより、家事をすべて書き出し、時間と負担を見える化したうえで、お互いが納得できる分担を話し合うことが大切です。

Q. 休みの日に夫が家事をしないのがつらいです。

A. 休みの日に誰が何をするか、それぞれが休む時間はいつかを、あらかじめ決めておくのがおすすめです。「午前中はお風呂とトイレの掃除をお願い」「午後は私が一人で出かける」のように、具体的な予定として話し合ってみてください。

Q. 妻が体調不良のときでも夫が家事をしません。

A. 体調が悪いときは、何をしてほしいかを具体的に伝えることが大切です。「夕食はお弁当を買ってきてほしい」「子どもをお風呂に入れてほしい」など、すぐに動ける形でお願いしましょう。普段から夫が家事を一通りできるようにしておくと、いざというときに助かります。

Q. 夫が家事をしないことで離婚を考えるのはおかしいですか?

A. 家事の偏りが長く続き、話し合っても変わらないことで心が限界になり、離婚を考える方はいます。ただ、疲れ切っているときの判断は極端になりがちなので、まずは心と体を休め、自分が本当はどうしたいかを整理してから考えるのがおすすめです。

Q. 夫の家事のやり方が気になって、つい口を出してしまいます。

A. 最低限守ってほしい基準だけを先に伝え、それ以外は夫のやり方に任せてみましょう。やり直しや細かい指摘が続くと、夫は「やっても認められない」と感じて手を出さなくなりがちです。多少の違いは目をつぶるほうが、長い目で見ると家事を担ってもらいやすくなります。

まとめ

共働きなのに夫が家事をしない悩みは、多くの家庭が抱えているものです。

  • 2024年の共働き世帯は1,300万世帯。一方で、6歳未満の子どもがいる共働き世帯の家事時間は、妻が夫の4倍以上(2021年)
  • 夫が家事をしない背景には、役割の思い込み、家事が見えていないこと、やり方が分からないこと、過去のダメ出しなどがある
  • 限界のときは、家事の完成度を下げ、自分の時間を確保し、気持ちを誰かに話す
  • 家事分担表で家事をすべて書き出し、担当は丸ごと任せ、具体的に頼む
  • 家電や外部サービスで家事そのものを減らし、分担は定期的に見直す
  • モラハラや生活費を渡さないなどの言動がある場合は、一人で抱え込まず安全を優先する

家のことを二人で担う形は、話し合いを重ねながら少しずつ作っていくものです。まずは、限界まで頑張ってきた自分をいたわるところから始めてみてください。

一人で抱えていると、「私が我慢すれば」と考えてしまいがちです。公認心理師と一緒に、これからの家事のことや夫婦の関係をゆっくり整理してみませんか。

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