カウンセリング後に落ち込む?疲れる理由や悪化しないカウンセラーの選び方

カウンセリングは、継続することで自分自身の性質や悩みを深く理解でき、症状の改善につながるとされています

しかし、カウンセリング後に落ち込むことが原因で、継続することが辛いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、カウンセリング後に落ち込む原因や、落ち込んだときの対処法、落ち込んだとしてもカウンセリングを続けるべき理由などを解説します。

これを読めば、前向きな気持ちでカウンセリングに取り組むことができます。ぜひ参考にしてください。

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もくじ

カウンセリング後に落ち込む原因とは?疲れる?

カウンセリング後に落ち込む原因とは?

辛い現実から解放されたいと思ってせっかくカウンセリングを受けても、そのあとに気分が落ち込んでしまうことに悩んでいる方もいるでしょう。

カウンセリング後に落ち込むのには、次の4つの原因があります。

  1. 過去のトラウマなど辛い現実に向き合わなければならないから
  2. 抑えていた感情が浮上して不快になるから
  3. 自分の気持ちを上手に伝えることができないから
  4. カウンセラーが自分を理解してくれないように感じるから

過去のトラウマなど辛い現実に向き合わなければならないから

カウンセリング中に過去のトラウマや辛い出来事を振り返ると、心が動揺し苦しい思いをすることがあります。

辛かったことをはっきりと言葉にすることで、いろいろな感情が複雑に入り混じり、落ち込んだり混乱したりしてしまうのです。改善に向けた重要なステップだとは分かっていても、人によっては辛いプロセスに感じてしまいます。

抑えていた感情が浮上して不快になるから

カウンセリングは、過去の出来事や問題について話す場です。これにより、抑えていた感情や思考が解放され、表面化することがあります。

自分の中で蓋をしていた気持ちが表に出ることで、今まで平気だと思い込んでいた感情を不快に感じてしまうのです。

自分の気持ちを上手に伝えることができないから

カウンセリングでは、感情や思考をカウンセラーに言葉で伝える必要があります。しかし、自身の感情や経験を言葉で完全に表現できないこともあるでしょう。

カウンセラーに誤解されることで「そんなことを思っているんじゃないのにな」と思ってしまったり、自分で自分を理解できなかったり…。このような場面に直面すると、落ち込んでしまう原因になるでしょう。

「カウンセリングで何を話したらよいか分からない…」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。

カウンセラーが自分を理解してくれないように感じるから

カウンセリングにおいて、カウンセラーとの信頼関係は重要です。カウンセラーが自分のことを理解していると感じられないと、信頼感が低下するだけでなく、カウンセリングそのものが効果的でないと感じることがあります。

例えば、カウンセラーが自分の気持ちをうまく汲み取ってくれないと感じたり、カウンセラーの何気ない一言にひどく傷ついたりすると、自分のことを理解してくれないと感じてしまいます。

カウンセリング後に落ち込む時に気持ちを立て直す・悪化しない方法

カウンセリング後に落ち込むときに気持ちを立て直す方法

カウンセリング後に落ち込んでしまったとしても、気持ちを立て直すには次の5つのポイントがあります。

  • 辛く感じることも改善のために必要だと捉える
  • 早く改善することを期待しない
  • カウンセリングでは上手に話す必要はないと知る
  • 自分にとって話しやすいコミュニケーション方法を考え直す
  • 自分の性格や悩みに合うカウンセラーを探してみる

カウンセリング後に落ち込んでしまう方は、ぜひ参考にしてください。

辛く感じることも改善のために必要だと捉える

カウンセリングを受けることで辛く感じることがあったとしても、それは問題解決のために必要なプロセスです。辛い感情や経験は、問題の根本原因を浮き彫りにする手助けをします。

そのため、それらを避けるのではなく、直視して理解しようとすることが重要なのです。たとえ辛く感じたとしても、そのあとには自分自身や問題についての理解が進み、前向きな変化が生じるはずです。

早く改善することを期待しない

カウンセリングでは、そのプロセスとして感情や問題に深く向き合うことが重要。過去のトラウマや課題を根本から解決する過程には、時間がかかります。

また、改善の過程には個人差もあるものです。焦らずにカウンセリングを信じ、自分自身を受け入れましょう。そうすると、カウンセラーと協力しながら進めることが、前向きな変化をもたらすきっかけになります

カウンセリングでは上手に話す必要はないと知る

カウンセリングでは上手に話す必要はないと知る

カウンセリングでは、完璧なコミュニケーションよりもありのままの感情を表現することが重要です。

カウンセラーは、あなたの混乱した悩みを整理し、サポートするプロです。

たとえ言葉にできない感情があったとしても、気にする必要はありません。自分のペースで話すことで安心感が増し、効果的なカウンセリングにもつながるはずです。

自分にとって話しやすいコミュニケーション方法を考え直す

カウンセリングの効果を高めるためには、自分にとってストレスの少ないコミュニケーション方法をとることが重要です。カウンセリングの方法には、以下のような方式があります。

  • オンラインカウンセリング
  • チャット・メールカウンセリング
  • 電話カウンセリング

対面でのやり取りを避けたい方は、オンラインや電話カウンセリングを利用すると良いでしょう。

ストレスや不安を軽減することで、感情や課題を自身の理想のかたちで共有できるようになります。対面のカウンセリング以外にも、以下のようなコミュニケーション方法が可能なケースがあります。ぜひ参考にしてみましょう。

自分の性格や悩みに合うカウンセラーを探してみる

自分に合ったカウンセラーとのセッションは、効果を高めるための重要な要素です。合わないカウンセラーとのセッションは落ち込みを増加させる可能性があります。

自分に合ったカウンセラーを見つけられれば、カウンセリングがスムーズに進むため理解されていると感じられるでしょう。カウンセリングは一度だけで効果がでるものではありませんが、ストレスになるほど相性の悪いと感じるカウンセラーに我慢する必要はありません

そのときは、ほかのカウンセラーを探してみるのも1つの方法です。

なおオンラインカウンセリングのKimochiでは、公認心理士のカウンセラーが悩みの解決にむけてサポートいたします。気になる方は、ぜひご利用ください。

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気持ちが落ち込む原因?良いカウンセラーを選ぶポイント

気持ちが落ち込む原因?良いカウンセラーを選ぶポイント

効果の高いカウンセリングを受けるためには、良いカウンセラーを選ぶことも重要です。良いカウンセラーを選ぶためのポイントはこちらです。

  • 臨床心理士の資格を保有しているか
  • 心理学系の大学院を修了しているか
  • カウンセリング代の相場が一般的であるか
  • 病歴を記載していないか
  • スピリチュアル系を掲げていないか

具体的に解説します。

臨床心理士の資格を保有しているか

「臨床心理士の資格を保有しているか」は、良いカウンセラーかどうかの重要な選択ポイントです。なぜなら、 臨床心理士の資格は心理学に関する高度な知識を持っていることを示すものだからです。

現在の日本では、心理に関わる最も信頼性の高い資格が「臨床心理士」といわれています。信頼性が高く、専門的なサポートを提供するカウンセラーとして、選択肢にいれる重要なポイントといえるでしょう。

心理学系の大学院を修了しているか

大学院では、基礎的な心理学の知識を理解していることはもちろん、科学的な学問をベースに専門知識を学びます。

また、専門的な学習を継続し、最新の治療方法やトレンドに適応するための能力も培われます。高度な専門性と信頼性は、カウンセラーとして重要なスキルといえるでしょう。

カウンセリング代の相場が一般的であるか

カウンセリングは継続して通ってこそ効果を発揮するものです。

経済的な不安を減らすためにより安いカウンセリングを受けたくなる気持ちも分かりますが、あまりにも安いものは質の良いサポートを受けられない可能性があります。

カウンセリングには相場があり、一般的には1時間あたり、5,000円~15,000円程度といわれています。ぜひ参考にしましょう。

病歴を記載していないか

もし自分が何か病気や障害をかかえていたとして、対応してくれるカウンセラーが同じ状況だとしたらどう感じるでしょうか。自分の気持ちをより理解してくれるはずだと思うかもしれませんが、そこには落とし穴があります。

カウンセラーが過度に自身の病歴を共有すると、カウンセリングの焦点がクライアントからカウンセラーに移り、効果が損なわれることも。「同じ境遇だからこそ共感してもらえるにちがいない」という考えでカウンセラーを探すことは避けましょう。

スピリチュアル系を掲げていないか

カウンセリングは、科学的根拠に基づいた心理学的アプローチが一般的です。スピリチュアルなアプローチは主観的で証拠に基づかないことが多く、効果の評価が難しい場合があります。信頼性のある選択をするのであれば、科学的なカウンセリングを選ぶべきといえます。

気分が落ち込んだとしてもカウンセリングを続けるべき理由

気分が落ち込んだとしてもカウンセリングを続けるべき理由

カウンセリングを受けて落ち込むのは辛いことかもしれませんが、それでも続けることがいいとされるのには次の4つの理由があります。

  • 自己肯定感を得られる
  • 自分自身の問題から逃げずに深く向き合える
  • よくない考え方の癖を改めることができる
  • カウンセラーと徐々に深い話ができるようになる

では、詳しく解説します。

自己肯定感を得られる

カウンセリングを通じて自分自身や感情について深く理解すると、辛かったことも次第に受け入れられるようになります。感情や課題に向き合い、解決策を見つけるプロセスが、自己肯定感を高め、ポジティブな変化をもたらしてくれるのです。

自分自身の問題から逃げずに深く向き合える

カウンセリングで自己肯定感を得ることができ、ポジティブな気持ちが生まれると、問題から逃げずに真正面から向き合えるようになります。自分の成長を感じることができると同時に、精神的に強くなることも実感できるようになるでしょう。

よくない考え方の癖を改めることができる

カウンセリングでは、不健全な思考パターンを特定し、ポジティブで健康的な思考に変える方法をカウンセラーと共に考えます。マイナス思考に陥りがちな方でも、前向きな思考を持続させるための方法を学ぶべれば、ストレスなく生きていける日々を手に入れられるようになるでしょう。

カウンセラーと徐々に深い話ができるようになる

カウンセリングを継続することでカウンセラーへの信頼感が高まると、より深い話ができるようになります

カウンセリングは、クライアントが安心し、自分を表現できる場であるのが理想です。深い話ができるようになれば、自己理解が深まり、新しい解決方法が見つかるかもしれません。

カウンセリング後の落ち込みでお悩みなら「Kimochi(キモチ)」を試してみよう!

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Kimochiにはこんな特徴があります。

  • 自分の悩みに合わせてカウンセラーを選択できる
  • 登録カウンセラーは経験豊富な有資格者なので安心
  • オンラインなので気軽な気持ちでカウンセリングを受けられる

気になる方は、ぜひ一度ご利用ください!

まとめ

オンラインカウンセリングKimochi

本記事では、カウンセリング後に落ち込む原因や、その対処法、カウンセリングを続けるべき理由などを紹介しました。

カウンセリング後に落ち込むことは、解決のために必要なプロセスといえます。少しでも楽に感じる方法を見つけてカウンセリングが持続できれば、解決への道が見つかるはずです。ぜひ参考にしてください。