生理中のイライラが止まらない?原因と彼氏・旦那、ひどい時に抑える方法

毎月の生理中にイライラしてどうしたらいいのか困った経験がある方が多いのではないでしょうか。

イライラを改善して彼氏や旦那と穏やかに過ごしたいという気持ちもあるでしょう。

この記事では、生理中にイライラする原因と対処法を紹介します。

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生理中にイライラが止まらない時の症状・特徴

生理中にイライラが止まらない時には、いくつかの特徴的な症状が現れることがあります。

これらの症状は個人差がありますが、以下のような一般的な傾向が見られます。

1. 感情の起伏が激しい

生理中は感情のコントロールが難しくなり、些細なことでもイライラしたり、怒りが爆発したりすることがあります。

普段は気にならないことが、急に大きなストレス源に感じられることが多いです。

2. 泣きたくなる

泣きたくなる

ホルモンバランスの変動により、急に悲しくなって涙が止まらなくなることがあります。

特にストレスや疲労が重なると、感情が不安定になりやすく、些細なことでも涙が出てしまうことがあります。

3. 集中力の低下

生理中は集中力が低下し、仕事や勉強に集中できなくなることがあります。

これはホルモンの影響だけでなく、睡眠不足や栄養不足も関係しています。

4. 体のだるさや疲労感

生理中は体のだるさや疲労感が増し、日常生活を送るのが辛く感じることがあります。

これにより、心身ともに余裕がなくなり、イライラが増す要因となります。

5. 頭痛や腹痛

生理中には頭痛や腹痛といった身体的な症状も現れやすくなります。

これらの痛みが持続することで、精神的なストレスが増し、イライラが止まらない状態になることがあります。

6. 食欲の変化

生理中は食欲が変動しやすく、過食や食欲不振になることがあります。

食欲の変化により栄養バランスが乱れ、これがさらに精神的な不安定さを助長することがあります。

生理中のイライラがひどい原因

生理中のイライラがひどい原因

生理中にイライラがひどくなる原因は、多くの女性が経験する共通の悩みです。

生理周期に伴う身体的・精神的な変化が重なり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

ここでは、生理中にイライラがひどくなる具体的な原因について詳しく解説します。

ホルモンバランスの急激な変化

ホルモンバランスの乱れは、生理中にイライラする原因と強く関わっています。栄養不足や疲労、睡眠不足によって乱れやすくなる特徴があります。

生理周期に伴い、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンのバランスが大きく変動します。この急激なホルモン変動が、脳内の神経伝達物質に影響を与え、イライラや情緒不安定を引き起こすことが多いです。

ホルモンバランスの乱れによって表れる症状は以下のとおりです。

  • 生理不順
  • 生理痛
  • PMSによるイライラや頭痛
  • 肌荒れ

ホルモンバランスを整えるためには、生活習慣を見直したりストレスを溜め込みすぎないようにしたりすることが重要です。

また栄養バランスのよい食事を摂ることや、睡眠の質を上げることもおすすめです。特に、生理前や生理中はホルモンの変動が著しく、これがイライラの主要な原因とされています。

PMS(月経前症候群)

PMSは、生理が始まる7~10日前に心身ともに不快な症状があらわれます。

症状は人によりますが、代表的な症状は以下のとおりです。

  • 落ち着かない
  • 集中できない
  • 情緒不安定になる
  • イライラする
  • 乳房が張る
  • むくみやすくなる
  • 眠気または不眠

PMSの症状は200種類以上あるといわれています。

しかし、子宮内膜症などの病気が隠れている可能性があるため、気になる場合は婦人科に受診するようにしましょう。

PMDD(月経前不快気分障害)

PMDDは、生理が始まる7〜10日の間に「精神の不安定さが強く出てしまう症状」をさします。

具体的な症状は以下のとおりです。

  • 涙もろくなる
  • 死んでしまいたいと思う
  • 人格が変わってしまったような感覚になる
  • 衝動的な言動が増える
  • 周囲の人に八つ当たりしてしまう
  • やる気が起きない

生理周期が正常で、生理が終わると症状が軽くなるのが特徴です。

PMDDかもしれないと思ったら婦人科だけではなく、心療内科や精神科を受診してみることもおすすめします。

うつ病やパニック障害の精神疾患を合併している可能性があるためです。

診断を受けるためには、2か月の生理周期と症状の変わり具合の記録が必要になります。記録する手段として、自分の生理周期がわかるアプリを活用するとよいでしょう。

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睡眠不足や疲労、栄養不足

生理中は体調が悪くなることが多く、これに伴って睡眠不足や疲労が増加します。睡眠不足は心身の回復を妨げ、精神的な安定感を損なう要因となります。また、疲労が蓄積するとストレス耐性が低下し、ちょっとしたことでイライラしやすくなります。

さらに、生理中は食欲の変化や偏食が起こりやすく、必要な栄養素が不足することがあります。

特に鉄分やビタミンB群が不足すると、エネルギー不足や貧血を引き起こし、これが精神的な不安定さを助長します。栄養不足が続くと、体だけでなく心にも影響を及ぼし、イライラがひどくなる原因となります。

日常生活のストレス

日常生活におけるストレスも、生理中のイライラを悪化させる要因となります。

仕事や人間関係、家庭内の問題など、様々なストレスが重なることで、生理中の精神的負担が増し、イライラが一層ひどくなることがあります。

生理中に彼氏・旦那にイライラするのはなぜ?

生理中に彼氏・旦那にイライラするのはなぜ?

ここでは、生理中に彼氏や旦那にイライラしてしまう理由を解説します。

  • 体調不良で余裕がなくなる
  • 精神的に不安定になる
  • 生理について理解してもらえない
  • 彼氏や旦那に八つ当たりして自己嫌悪になる
  • いつもは気にならないことが気になる

イライラの理由を把握しておくことで、穏やかに過ごせるようにになるでしょう。

体調不良で余裕がなくなる

生理はイライラだけではなく体調不良になるため、日常生活を楽しむ余裕が無くなってしまいます。

彼氏や旦那に心配をかけたくない人は「今生理で体調が悪い」ことをはっきりと伝えましょう。

体調が悪くて余裕がないからといって、イライラをそのままぶつけると、関係にヒビが入る可能性があるため注意しましょう。

精神的に不安定になる

生理でイライラしていると感情のコントロールが難しく、精神的に不安定になりがちです。

ホルモンバランスの関係で不安定になっているのも原因であるため「今はそういう時期なんだ」と受け入れることが大事です。

カッときた場合は、その場で深呼吸してみるのもよいでしょう。

生理について理解してもらえない

彼氏や旦那に、生理について理解してもらえなくてイライラするときがあります。

例えば「生理の時期になると、いつもよりイライラしやすくなったり、お腹が痛くなったりしてしまう」など、症状を具体的にはっきりと伝えましょう。

また、男性は生理にならないため「完全に理解してもらえる」と期待しすぎてしまうと、余計にイライラしてしまいます。

彼氏や旦那に過度な期待をしすぎず、わかってほしいことは何かを整理しておきましょう。

彼氏や旦那に八つ当たりして自己嫌悪になる

生理のイライラが原因で彼氏や旦那に八つ当たりをしてしまい、自己嫌悪になった経験がある女性が多くいます。

また自己嫌悪になることで、さらにイライラしてしまい、かえって悪循環です。

八つ当たりをしそうになったときは、話す前に一呼吸するか、彼氏や旦那と物理的に距離を置いてみましょう。

いつもは気にならないことが気になってしまう

生理中のイライラしていると、いつも気にならないことが気になってしまいます。

例えば、いつもなら気にならない発言に対して引っかかってしまい「どうしてそんなことを言ったの?」と責めてしまうこともあるでしょう。

生理中は、ちょっとしたことでもスルーできなくなります。

もし彼氏や旦那を責めてしまったら、時間を置いて謝ってみるとよいでしょう。

生理中にイライラが止まらないときの対処法

生理中にイライラしてしまうのはわかっているけど、どうしても止められない時もありますよね。

ここでは、生理のイライラに対する5つの対処法を解説します。

  • ゆっくりと休む時間を作る
  • ストレス発散する
  • リラックスする
  • バランスの良い食事を摂る
  • ピルや漢方などの薬を服用する

身体をゆっくり休ませて、食事や睡眠をしっかりとることが大切です。

生活習慣を見直しても、イライラが止まらないようであればピルや漢方の服用を検討してみてもよいでしょう。

ゆっくりと休む時間を作る

イライラがどうしても止まらない場合は、あえて何もせずにゆっくりと休む時間を作るとよいでしょう。

忙しく過ごしていると「何かしなきゃ」と思ってしまいますが、考えるとストレスが溜まってしまいます。

数分横になるだけでも身体が軽くなり、気持ちも穏やかになるため試してみてください。

ストレス発散する

イライラを溜め込むのではなく、ストレス発散しましょう。

自分の好きなことをしたり、友達と話したりと、自分に合ったストレス発散方法を複数用意しておくことをおすすめします。

好きなことをしていてもイライラする場合は、思い切って身体を休ませましょう。

人と話すこともストレス発散につながると言われています。話しにくい内容や専門家に話すことも一つの対処法となります。
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ツボをマッサージする

ツボをマッサージする

生理前にイライラして感情のコントロールが大変となったときは、ツボをマッサージしてみましょう。

息を吐きながら5秒かけてゆっくり押し、息を吸いながら5秒かけて力を抜きます。

3~5回繰り返し行うと効果が出やすいため、実践してみてください。

神門

手のしわ上にあるツボ神門は、精神を安定させる作用があります。

小指側にあるスジの親指側のくぼみを指で押すとよいでしょう。

百会

イライラだけではなく頭痛やめまいがあったら、頭の頂上にある百会を押してみましょう。

指圧だけではなく、ヘアブラシで軽く叩いても効果があるため試してみてください。

内関

手首から指3本分の位置にあって、押すと痛気持ちいいような感覚になります。

イライラが強い時は、小さく時計回りに円を描くように押してみましょう。

香りや飲み物でリラックスする

リラックスするためにマッサージや、アロマやハーブの香りを楽しむ時間を作るのもよいでしょう。

生理のイライラや生理痛を和らげるのに効果が高いアロマは以下のとおりです。

  • クラリセージ
  • ラベンダー
  • マジョラム
  • ゼラニウム
  • ネロリ

また、女性向けのハーブティーも専門店で売っているため、アロマの香りを楽しみながらホッと一息ついてみてください。

バランスの良い食事を摂る

野菜や肉、魚などバランスの良い食事を摂ることを心がけましょう。

ホルモンバランスを整える効果のある食事を意識することで、生理のイライラが改善につながります。

豆乳・納豆

豆腐や納豆には、イソフラボンが豊富に含まれており、エストロゲン不足防止になります。

エストロゲンが不足すると心を落ち着かせるセロトニンが減ってしまうため、大豆系の食品をとってみてください。

カツオやマグロ

カツオやマグロなどの魚にはビタミンB6が含まれており、ホルモンバランスを整えます。

また、豆乳や豆腐に含まれているイソフラボンと同様に、セロトニン不足の防止になります。

肌荒れに悩まされている場合も改善が期待できるため、積極的に摂取してみましょう。

カボチャ・ナッツ

カボチャやナッツに含まれているビタミンEは、女性ホルモンの分泌と血行を良くする作用があります。

特に下半身が冷えてしまうとホルモンバランスにとって悪影響になります。

生理前になったら根菜類をとりいれて、体を冷やさないようにすることが大切です。

ピルや漢方などの薬を服用する

生活習慣を改善してもなかなかイライラがおさまらない場合は、ピルや漢方など薬の服用を検討してみましょう。

ピルをもらいたい場合は婦人科へ受診し、症状を具体的に伝えてみてください。

正しく服用することで、イライラの緩和につながります。

漢方は体質によって処方されるものが異なり、独断で選ぶと効果があらわれにくくなったり、症状が悪化したりするため、薬局や病院で相談しましょう。

生理中にイライラしているときに彼氏や旦那にとって欲しい行動

生理中にイライラしているときに彼氏や旦那にとって欲しい行動

生理中にイライラしているときに取ってほしい行動を紹介します。

  • 生理中の変化を受け入れる
  • 出かけるのを控えて家で過ごすように調整する
  • そっとしてほしい
  • 必要なものや好きなものを買う
  • 家事をする

あくまでも一例として紹介しているため、他に行動してほしいことがあれば、彼氏や旦那に直接伝えましょう。

生理中の変化を受け入れる

生理中は体調だけではなく、いつもよりイライラしたり落ち込みやすくなったりと気持ちの面でも変化します。

変化を受け入れてもらえるために、具体的にどのような症状があるのかを彼氏や旦那に伝えることが非常に重要です。

具体的に伝えないと彼氏や旦那側が変化を理解しづらくなってしまうため、いつもとどう違うのかをきちんと伝えましょう。

出かけるのを控えて家で過ごすように調整する

出かける予定が入っていたとしても、極力家で過ごす方向にシフトしてほしいと感じている人も多くいます。

無理やり出かけると、体調が悪化したり些細なことで喧嘩が勃発したりと、デートが楽しめなくなるおそれが出てきます。

Netflixで映画鑑賞やゲームなど、家の中で楽しめるような工夫をしてみましょう。

そっとしてほしい

生理中にイライラしているときは、感情のコントロールが難しいため、そっとしてほしいと感じます。

無理に元気づけようとしたり、出かけようとしたりせずに、彼女から何かしらのアクションがあったときに話してみましょう。

余計なことをされずに見守ってもらえているとわかれば、自然に感謝の気持ちがわいてくるでしょう。

必要なものや好きなものを買う

心身ともに辛いときに、彼氏や旦那から必要なものや好きなものを買ってもらえると嬉しくなります。

「何か買ってこようか?」と声を掛けてもらうのを待つのもありです。

しかし、期待しすぎてしまうとかえってイライラしてしまいます。

例えば、自分から買ってきてほしいものを伝えるとスムーズです。

家事をする

生理中にイライラしていると出かけるのも億劫になり、洗濯や掃除などの家事は余計につらく感じます。

例えば生理痛で食欲がないときに、体が温まるようなものを作ってもらえると、気持ちも穏やかになるでしょう。

また生理になる前に「体調によっては家事をお願いすることがあるかもしれない」と伝えると、家事をしてもらえる可能性が高くなるかもしれません。

まとめ

まとめ

今回は、生理中にイライラする原因について紹介しました。

イライラするからといって彼氏や旦那に感情的に気持ちをぶつけるのではなく、話す前に一呼吸置いてみることが重要です。

またPMSやPMDDの症状がある場合は、我慢せずに受診するようにしましょう。

生理のイライラで気持ちの整理がなかなかできない場合は、カウンセリングも有効です。

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